新型MacBook Proの発売に関する所感(旧型買います)

2000/13.3 MLUQ2J/A シルバー MacBook Pro Retinaディスプレイ

 

待ちに待ったMacBook Proの新型機がやっと発売されました。

 

15インチモデルでも1.83 kgです。これでどこでも持ち運べますね!

旧型と比べ210g(約-10%)軽くなり、薄さも際立って15.5 mmです。13インチだと重量1.37 kg 、薄さ14.9 mm。モバイルするにはかなりいい感じ。

そして、新型13インチの重量が1.37 kgですから、ほぼ同重量のMacBook Air13の存在価値は、廉価版としてしか残らなくなってしまいました。(我がMacBook Air11インチモデルは廃止されました。それとDVDドライブ付きの非Retina MacBook Pro13インチモデルも廃止。)

 

この新型MacBook Pro、スピーカー、液晶、トラックパッドなどの使用者の五感に直結する部分の性能がアップしています。

液晶はより美しくなり、トラックパッドはより大きく。 音はよりクリアより大きく。毎日の操作をする上での快適性が向上しています。  

 すばらしい! 本当に素晴らしい! Mac最高! 

 

しかし、個人的には、今回のモデルは購入しないと思います。

 

まず、USBがタイプCのみ。この点がDAWやPCDJでMacを使用している私にはまだまだ受け入れがたい。音楽関係は周辺機器の対応がかなり遅い方なので、少なくともあと数年は通常のUSB規格の機材を使用していきたい。

したがって、わたしにとっての新型Mac導入機会は早々却下。(もちろんこれはわたし個人の特殊な環境に由来する事情ですので、他の方々全てに当てはまる欠点ではありません。)

  

 USBがタイプCのみでも周辺機器的に全然オッケーな方は、なかなか良い買い物なのではないでしょうか。

特にカジュアルユーザーで、旧モデルに2つも装備されていたThunderbolt2ポートを活用していた方がどれだけいたのか疑問でしたから。

   

新モデルは、ポート類が電源も含めてUSB-Cのみに統一

 

そのUSB-Cの数は、13インチの下位機種が2つ。その他の機種が4つ。

ポート類は、これから必ず主流になっていくであろうUSB-Cのみ。

レガシーなMac周辺機材の影響を受けにくい新規、カジュアルユーザーの方にとってはこちらの方が、後々、良いと思えるようになるかもしれません。

  

参考記事1:追記 2016年11月4日  実機触ってきました。
参考記事2:追記 2016年2月11日  タッチバー付きMacBook Pro 15インチ、中々良いです。

各機能のブラッシュアップと、個体が軽く薄くなったことは評価できる部分だと思います。

また、嬉しいことに円高調整が入って(新型にしては)お買い得感が上がりました。

(追記:お買い得と言えるかどうかは微妙かもしれません。次期モデルは価格が下がるなんて噂もちらほら聞かれます。)

ただし、現在直近の為替レートでは、米国で買うより日本で買うほうがお得という、以前とは逆転の状況になっています。

 

ここで、アップルストアの税込価格をまてめみましょう。

 

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新型MacBook Proの価格(税込表示) @アップルストア 

13インチ

TouchuBar無しの13インチの下位モデル(SSD256GB
148,800 円(税別)    160,704円(税込)
  • 2.0GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
  • (Turbo Boost使用時最大3.1GHz)
  • 8GB 1,866MHzメモリ
  • 256GB PCIeベースSSD
  • Intel Iris Graphics 540
  • Thunderbolt 3ポート x 2

下位モデルはUSB Cポートが2つのみになっています。

 

TouchBar有りの13インチの上位モデル(SSD256GB
178,800円(税別)   193,104円(税込)
  • 2.9GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
  • (Turbo Boost使用時最大3.3GHz)
  • 8GB 2,133MHzメモリ
  • 256GB PCIeベースSSD
  • Intel Iris Graphics 550
  • Thunderbolt 3ポート x 4
  • Touch BarとTouch ID

中位モデルはCPUちょっとだけ性能が良いものみたいですね。

   

TouchBar有りの13インチの上位モデル(SSD516GB
198,800円(税別)  214,704円(税込)
  • 2.9GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
  • (Turbo Boost使用時最大3.3GHz)
  • 8GB 2,133MHzメモリ
  • 512GB PCIeベースSSD
  • Intel Iris Graphics 550
  • Thunderbolt 3ポート x 4
  • Touch BarとTouch ID

上位モデルは、SSDの容量が512GBに増量されています。

  

また、カスタム オーダー(Apple StoreのCTOで)で、

最上位のCPU、Corei7も選択できます。その場合はプラス3万円(税抜)

  • 3.3GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)

最上位のCorei7とはいえ、クアッドコアではなく、デュアルコア。モバイル向けの低電圧仕様のUシリーズです。もちろんそれでも、標準モデルのcorei5と比べれば、相当パワフルです。しかし、15インチの標準モデルに備わっているクアッドコアのCorei7には及びません。

参考記事:


MacBook Pro用超軽量撥水加工ケース買いました。おすすめです!

レビューはこちら:

超軽い! MacBook用GEARMAXインナーケース

 

15インチ

標準モデル (Touch Bar付き)
238,800円(税別)  257,904円(税込)
  • 2.6GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ
  • (Turbo Boost使用時最大3.5GHz)
  • 16GB 2,133MHzメモリ
  • 256GB PCIeベースSSD
  • Radeon Pro 450(2GBメモリ搭載)
  • Thunderbolt 3ポート x 4
  • Touch BarとTouch ID

旧型では、グラフィックスに関しては、上位モデルのみ独立したGPUの「Radeon R9 M370X」が搭載され、標準モデルではCPU内蔵グラフィックスでした。

今回発売された新型では、標準モデルでもAMD製の独立GPU「Radeon Pro 450」が搭載されるようになりました。


上位モデル  (Touch Bar付き)
278,800円(税別)   301,104円(税込)
  • 2.7GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ
  • (Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
  • 16GB 2,133MHzメモリ
  • 512GB PCIeベースSSD
  • Radeon Pro 455(2GBメモリ搭載)
  • Thunderbolt 3ポート x 4
  • Touch BarとTouch ID

上位モデルはCPUとGPUが若干良いものが載っていて、SSDの容量が標準モデルの倍の512GB。

※ 上記の価格はApple Storeのものです。もう少し待てば、価格コムや量販店でも売られるようになるので、従来通りの販売店同士の競争が進めば、Appleの定価より多少は安くなっていくものと思われます。

Apple Storeの表示価格は税抜きなので、ここでは分かりやすくするために税込価格も加えて表示してみました。

それにしても、これくらいの価格になると、8%の消費税が結構ずっしりとお財布に効いてきますねぇ。

   

追記 2017年2月15日:新型(2016年モデル)の最安値情報 @価格コム

アップルストアよりかなり安く買える価格コムの現在(2017年2月15日)の最安値を載せておきます。購入の参考にしてください。

アップルストアでMacを購入した場合、万が一気に入らなければ2週間以内なら原則的に返品が可能な(素晴らしい)返品ポリシーが適用されます。

しかし、価格コムではそうはいきません。

価格コムでの購入は若干安いですが、アップルストでの購入のような柔軟な返品ポリシーは一切適用されません。ご注意ください。

13インチ

タッチバー非搭載モデル

MacBook Pro Retina 2000/13.3  MLUQ2J/A [シルバー]  ¥137,158

SSD256GB、CPUCore i5/2GHz/2コア、メモリ8GB)

 

上位モデル(SSD256GB

MacBook Pro Retina 2900/13.3 MLVP2J/A [シルバー]  ¥164,160

SSD256GB、Core i5/2.9GHz/2コア、メモリ8GB)

 

上位モデル(SSD512GB

MacBook Pro Retina 2900/13.3 MNQF2J/A [スペースグレイ]  ¥176,829

SSD512GB、Core i5/2.9GHz/2コア、メモリ8GB)

 

 

15インチ

標準モデル

MacBook Pro Retina 2600/15.4 MLH32J/A [スペースグレイ]  ¥219,739

SSD256GB 、Core i7/2.6GHz/4コア 、メモリ16GB)

 ビデオチップ:Radeon Pro 450/Intel HD Graphics 530

上位モデル

MacBook Pro Retina 2700/15.4 MLW82J/A [シルバー]  ¥250,539

SSD512GB 、Core i7/2.7GHz/4コア 、メモリ16GB)

ビデオチップ:Radeon Pro 455/Intel HD Graphics 530

 

  

発売から2ヶ月以上経ち価格も大分落ち着いてきて買いやすくなってきましたね。

   

 

新型購入の際の注意点、特記事項を幾つかあげると、、

  

キーボードがMacBook 12インチモデルと同一タイプのもに変更されたこと

新MBP購入予定でMacBookの新しいキーボード形式をご存じない方は、一応、実機を見て判断され方がいいかもしれません。今までのキーボードと同じ感覚でキーを打つと、打音が大きく感じられるかもしれません。

 

SDカードリーダーが、13、15モデル、ともに廃止!

これも嫌な人は結構いるでしょうね。

   

目玉機能のTouch Bar

FNキー界隈が最新機能てんこ盛り。この辺は賛否側別れそうですが、(私的には)元々FNキー周辺の機能にそれほどの思い入れはないので、タッチセンサー認証が導入されただけでも嬉しい。

このタッチ式ミニディスプレイになっているTouch Barを中心に、今後、色々と面白い機能を実装したソフトウェアが出てくることと思います。旧型MacBook使用者がこのToch Barの機能欲しさに買い替えを検討し出す未来が近くやってくるのかもしれません。

 

また、13インチの場合は、Touch Barを搭載しないで、従来のFNキーを装備した下位モデルも用意されています。その場合、Thunderbolt 3(USB-C)ポートが2つのみの仕様となっています。(用途によっては、これはちょっと困りそうな気がします。)

 

13インチのTouch Bar付きの上位版、Thunderbolt 3(USB-C)ポートが4つ搭載されます。

ちなみに15インチモデルは上位、下位機種ともに4つのThunderbolt 3(USB-C)ポートが搭載されています。

 

ここで注意したいのは、Thunderbolt 3(USB-C)で充電もまかなうことです。

(大体の方がご存じかと思いますが)マグセーフが予想通り廃止されたということです!

 うーん・・・、やはりそうきたか。

 

※ したがって、前述のMacBook Pro 13インチ下位モデルだと、Thunderbolt 3(USB-C)が2ポートしか用意されていないので、一つを電源で使用すると、残りのポートは一個のみとなってしまいます。

 

このUSB、電源のポート関連の劇的な改変に、(今すぐ)ついて行けるPro仕様派なユーザーがどれだけいるのが、個人的には疑問です。

この改変が吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、個人的には(現時点では)受け入れがたい。そのようなユーザーが多数いることを想定して、旧型も継続販売ということなのでしょう。

 

とはいえ、ポートがUSB-Cのみの先行モデル「MacBook 12インチ」が発売されてからそこそこ時間が経ったおかげで、Thunderbolt 3(USB-C)用の増設アダプタが各社から発売されています。

それらの商品を導入すれば旧来の通常USBなどを継続使用していくことは可能です。

(ハブのタイプによってはHDMIやSDカードスロットがついているものもあります。)

こんな感じのもの。
    ⬇︎
HooToo Type-C 3 USBハブ 3.0ポート Type-Cチャージング HT-UC001

Thunderbolt 3(USB-C)用の増設アダプタ(Amazonで人気御三家)

 

こちらはACアダプタを接続する機能を省いたシンプルなハブ。バスパワーオンリーなので、外部ストレージ等への電源供給能力には限界があるかとは思います。Appleなどのガジェット周辺機器では定評のあるAukeyのもので24か月保証付き。


 

上記のようなハブ類を用意しておけば周辺機器関連の課題はなんとかクリアできそうですが、私的にはそれでも難しい。年のせいか非常に忘れっぽいので、外出時に上記のアダプターを持ち忘れる事態が必ず(それも大事な時に)あるはず。

なので、余計な周辺機器は必要ないほうが有難い。

第一、常にハブをMacにぶら下げる状態になるのはスマートとは言いいがたい。

 

 

嬉しい面と悩ましい面両方兼ねている新型ですが、この流れのモデルを購入検討するのは個人的にはもう数年先になりそう。

正直に言うと、刷新機能満載の初物はどうしても抵抗があります。(金払ってベータ・テスター。)

 

ともあれ発売後半年もすれば、良い面、悪い面の様々な情報が出尽くして、より安心して購入検討ができるようになっているでことしょう。

Mac関係のブログをやっている端くれとしては、そんな弱っちいことを言わずに突撃するべきなのでしょうけど。今回はやめときます。(まだまだ離れられないレガシーなMacBook周辺機材ががっつりありますので。)

 

旧型(2015年モデル)が美味しい価格になっています

そして、今回、地味に嬉しかったのが、旧型2015年モデルを販売のラインナップに残してくれたことです。

しかも、昨今の円高による価格調整が入り安くなった!

加えて、新型が出たおかげで旧型の価格が下落傾向。

2500/15.4 MJLT2J/A MacBook Pro Retinaディスプレイ

旧製品の改定後の価格(アップルストア)

旧型13インチモデル

128,800円 (税別)    139,104円(税込)
  • 2.7GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
  • (Turbo Boost使用時最大3.1GHz)
  • 8GB 1,866MHzメモリ
  • 128GB PCIeベースSSD
  • Intel Iris Graphics 6100
  • Thunderbolt 2ポート x 2

旧型15インチモデル
198,800円 (税別)    214,704円(税込)
  • 2.2GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ
  • (Turbo Boost使用時最大3.4GHz)
  • 16GB 1,600MHzメモリ
  • 256GB PCIeベースSSD
  • Intel Iris Pro Graphics
  • Thunderbolt 2ポート x 2

   

追記 2017年2月15日:旧型(2015年モデル)の最安値情報 @価格コム

15インチ 標準モデル

MacBook Pro Retina 2200/15.4 MJLQ2J/A  約18万5000円

(SSD256GB、Core i7/2.2GHz/4コア、メモリ16GB)

 
13インチ 標準モデル

MacBook Pro Retina 2700/13.3 MF839J/A  約12万円

(SSD128GB、Core i5/2.7GHz/2コア、メモリ8GB)


 
だいぶ値下がりしました。
特に15インチモデルの18万5千円はお買い得感がありますね。

 

 私にとっては、デザインや軽さ薄さより、ポート類などの仕様の方が優先順位が高いので、迷わずこちらの2015年モデルをチョイス。

  

旧型(2015年モデル)の新型にはない優位点は?

通常のUSBポートが2つとThunderbolt 2ポートが2つ。
アダプタなしで外付けディスプレイに気軽に接続できるHDMIポートが独立して装備されています。
電源供給は、便利なマグセーフ・タイプ。
そして何と言っても、気軽にストレージ容量が増やせるSDXCカードスロットがついてる。(※)
(※)参考記事:
 

 

上記の4つは、(個人的には)どれもあと3年は欲しいポート類です。今の時点では未知数の機能であるTouch Barより上記のポート類の方が重要です。

次にMacBookを買う上で欲しいなと思っていた機能の「感圧タッチトラックパッド」は旧型(2015年モデル)にも装備されているので、重さ以外は文句無し。

  

「旧型MacBook Pro 15インチモデルの購入ガイド」用の記事を追加しました。

旧型MacBook Pro 15はどのモデルをどこで買うのが得策か? 整備品?価格コム?


 

新型と旧型のスペックを事細かに比較していくと見えてきますが、、

MacBook Proが8年ぶりに大きく刷新!といっても、もうPC自体の(メモリやCPU、SSDなどの)本質的な性能向上は以前と比べるとかなり緩やかになってきているのが、今回のMacBook Proシリーズの改定を見ても明らかなのではないでしょうか。 

    

 

新型が出て早々、色々と文句を言ってしまいましたが、ここで考察しているのは、あくまでスペックや価格、規格などの数値で見えるものがメインであって、それ以外の部分はほとんど無視しています。

しかし、Macにおいては、その数値では計れない部分の方がより重要だったりします。

 Macは新製品の実機を店頭で手にすると、まず間違いなく所有欲を刺激することでしょう。

Appleが新製品を私たちの目の前に披露するときは、相当に試行錯誤を重ねブラッシュアップしたモノを出してくるのが常です。

使い心地、目で見たデザイン、手に持った質感、などすべてにおいて。

 

特に持ち運んで他者の目にも触れる機会が多いMacBookシリーズは、スペックだけでは計ることができない、その時代を反映したある種の完成系ガジェットとして、所有の喜びを与えてくてる特別なマシンではないでしょうか。

次回は、「新型MacBook ProのCPU型番情報と新旧モデルの比較」です。
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