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ペナン島ジョージタウンの海南鶏飯(ハイナン・チキンライス)

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2017年7月月29日追記:

残念ながら閉店したようです。。

マレーシアのペナン島の中心地「ジョージタウン」はB級グルメと宝庫として東南アジアでは名を馳せています。

マレーシアは、ムスリムのマレー系住民が半数以上を占めるイスラム教国家なのですが、ペナン島のあるペナン州に限っては中華系住民の方が多数を占めます。

(これは西洋列強による植民地支配の影響という歴史的な背景があるのですが、その辺の話に触れると長くなるのでまたの機会に。)

  

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ペナン島の中心部「ジョージタウン」。その旧市街は、2008年に世界遺産に登録されました。真ん中のひときわ高いビルが、ペナン島のランドマーク「コムター」です。

 

中華系マレーシア人が多数を占めるペナン島ですが、その中華系の中でも福建系移民の子孫たちが島の人口の多数派を占めています。(ちなみに、マレーシアの首都であるクアラルンプールの中華系住民は広東系が多数の占めています。)

 

そんな福建人の街ジョージタウンですが、少なからず他の中国のエリアからの移民もいます。主に、広東系と海南系と客家系です。

同じ中華系でも彼らの食べ物は結構な違いがあり、それぞれの名物料理がペナン・カルチャーのフィルターに通され、ペナン・ローカル・フードとして変形、発展を遂げてきました。

街中のレストランや道端の屋台エリア、ホーカーズ(屋台街)などに名店が隠れています。ペナン島の名物料理は、ローカルだけでなくマレーシア国内外からの訪問者からも熱烈な支持を受けています。

 

ペナン島の名物と言えば、福建麺を始め、咖哩麺、雲呑麺、アッサム・ラクサやDim Sum(点心)、Apom、鹵肉(Lor Bak)、クイティオ、薄餅(ポピア)、Rojak(ロジャック)、チェンドルなどなど、色々ありすぎて目移りしてしまうところですが、

今回紹介するのは、「海南鶏飯(チキンライス)」

とにかく暑いペナンで手っ取り早くスタミナをつけるならコレです。

 

ジョージタウンだけでも自分が行きつけの美味しい店が3店舗ほどありますが、

今回はその中でも、観光客が行きやすいジョージタウンの中心部にあるコムター・ビル(ペナン島、ジョージタウンのランドマークタワー)の真向かいにあるお店を紹介します。

*記事中の表示される場合がある「セール終了予定日」は目安です(海外サイトは終了日がかなりアバウトで予定より早く切り上げたり、また延長したりする場合があります)。

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店名は、「南風海南鶏飯」 

Google Map上では、なぜか店名が「Chiken Rice Thai Style」となっていますが、特にタイ・スタイルという感じはしません。お店の看板にタイ文字も表示されているので、そのように紹介されているようです。以前、店主にこのお店はタイと何か関係あるのと聞きましたが、「OK, Good, Good」と言っていました。。(あまり英語は通じません。)

 

店構え

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さりげなく、タイ語、漢字、英語、マレー語の四カ国語表記されているのも、移民都市のペナン島らしい。

 

 

蒸した鶏と濃厚なタレに漬け込んでローストした鶏の二種類があります。

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米は、チキンスープで炊かれいて、ほんのりとした塩味の中にチキンの旨みが香ります。

チキンコンソメ風味のスープ付きで、まさしく鶏三昧。

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お好みで(写真の上部に写っている小瓶に入っている)チリソースをアクセントに加えたりします。

 

 

でーん!  

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濃厚な中華しょうゆ風味のタレがかかったローストチキンに、ネギとキュウリが脇を固めます。マジで美味いっす!

このセットでお値段たったの6マレーシアリンギット(170円弱)。

ちなみにマレーシアに多い喫茶店に敷設された屋台の食べ物屋さんは、飲み物を頼むのがルールになっています。

甘い紅茶のテ・タレクやアイスティーのテ・アイス。コピ・アイス(アイスコーヒー)、チャー・チー(砂糖なしの中国茶)などを頼むといいかもしれません。どれも1〜3リンギットくらいです。(1リンギットが28円くらい)

ごちそうさまでした。。

  

場所

Google Map

コムターのペナンロード側の出口の真ん前です。

 

Googleのストリートビュー