
Slate Digitalの『FG-X 2』は、マスターグレードのコンプレッサー「FG-Comp」とインテリジェントなリミッター「FG-Level」を1つのプラグインに統合したマスタリングスイートです。
今回のセールは過去最安値の$99まで下落中、マスタリングプラグインを探していた方はチェックしておくと良いでしょう。
FG-X 2 セール
*セール終了予定日:5月14日(ただし日本時間では多くの場合、翌日の夕方頃まで有効です。)
『FG-X 2』の要点

FG-X 2は、コンプレッサーとリミッター、そして包括的なメータリングを1つのウィンドウに収めたオールインワン・マスタリング・ツールです。
2009年にリリースされたオリジナルFG-Xから14年を経てフルリニューアルされています。
完全に書き直されたアルゴリズム、拡張されたメータリングシステム、そしてトランジェントコントロールの追加により、現代的なマスタリングワークフローに対応しています。
ミックスのパンチとダイナミクスを維持しながら、商用リリースレベルのラウドネスと透明性のある仕上がりを実現できるツールです。4つのリミッターモードとEasy/Advancedの2つのビューにより、初心者からベテランエンジニアまで幅広くカバーしています。
主な用途:
ミックスバスやマスタリングバスでの最終仕上げに最適。ドラムバスやインストゥルメントグループにも使用でき、パンチの追加やグルーの付与にも役立ちます。
Rock、Metal、Hip-Hop、EDM、Popなど、ラウドネスとパンチが求められるジャンルで特に評価されています。アコースティックやジャズなど、より透明性の高い仕上げが必要な場合はClearモードが適しています。
デモ動画
ざっと見動画(28秒):
デモ&レビュー(7:44)
紹介動画(7:34):
解説動画(19:42):
『FG-X 2』の詳細

2つのコアモジュール:FG-CompとFG-Level
FG-X 2は、マスターグレードのコンプレッサー「FG-Comp」とインテリジェントプロセッサー「FG-Level」の2つのモジュールで構成されています。
FG-Compはミックスバスやマスタリング用途に設計された透明性の高いコンプレッサーで、ミックスのダイナミクスを強化し、まとまりのあるサウンドを作り出します。AdvancedビューではサイドチェーンEQとM/Sリンク、GR Widthコントロールが追加され、より精密なダイナミクス処理が可能になります。
FG-Levelは入力信号の周波数コンテンツを分析し、サチュレーションとリミティングを自動的に使い分けるインテリジェントプロセッサーです。Gainノブを上げるだけで、驚くほどラウドでパンチのあるマスターを得ることができます。
4つのリミッターモード
FG-X 2には、Clear、Tight、Punchy、Loudの4つのリミッターモードが用意されています。
Clearは最も滑らかで透明性の高いモードで、ポンピングを最小限に抑えた自然な仕上がりを追求できます。アコースティック音楽やダイナミクスを重視するジャンルに適しています。TightとPunchyはその中間に位置し、Loudは最もアグレッシブでカラフルなサチュレーションを加えたラウドな処理を実現します。Hip-Hop、Pop、EDMなど、現代的なラウドネスが求められる場面で威力を発揮します。
EasyビューとAdvancedビュー
FG-X 2は2つのプレゼンテーションビューを備えています。Easyビューは素早くラウドな結果を得たい場合に最適で、主要パラメータのみに絞ったシンプルなインターフェースを提供します。
Advancedビューに切り替えると、トランジェント、ドライブ、バランス、LoPunch/Detailの周波数範囲など、追加のパラメータにアクセスできます。ミックスの低域トランジェントを強化したり、高域のディテールを引き出したり、リミッターの反応を低域/高域のどちらに優先させるかなど、細かな調整が可能になります。
包括的なメータリングシステム
FG-X 2の大きな特徴の一つが、拡張されたメータリングシステムです。LUFS/RMS、ピーク/トゥルーピーク、ピークリダクション、ヒストグラム、ニードルメーター、水平メーターなど、多様な表示オプションを備えています。
SpotifyやTIDALなどのストリーミングプラットフォーム向けのメータリングプリセットも用意されており、ターゲットラウドネス値を設定すると、目標値に到達するために必要なゲインの増減量を「Shift」ボタンで確認できます。これにより、各プラットフォームの基準に合わせたマスタリングが容易になります。
機能
- FG-Comp(マスターグレードコンプレッサー)とFG-Level(インテリジェントリミッター)の2モジュール構成
- Clear、Tight、Punchy、Loudの4つのリミッターモード
- EasyビューとAdvancedビューの切り替え
- LoPunch/Detailコントロールによる低域・高域トランジェントの強化
- Transients、Drive、Balanceノブによるリミッターの精密制御
- LUFS/RMS、ピーク/トゥルーピーク、ヒストグラムなど包括的なメータリング
- ストリーミングプラットフォーム対応のメータリングプリセット
- Difference、M/S、L/Rのリスニングモード
- Constant Gain Monitoring機能
- A/B比較、Undo/Redo、ツールチップ対応
- リサイズ可能なインターフェース
システム要件
- macOS 13以降(IntelまたはApple Silicon)、4GB RAM
- Windows 10または11(IntelまたはAMDプロセッサ)、4GB RAM
- プラグインフォーマット:AU、VST2、VST3、AAX(64ビットホストのみ)
- 無料のiLokアカウントが必要
製品レビューのまとめ
改善されたGUI、優れたメータリングシステム、よく考えられたプリセットシステムが高く評価。一方で、Auto Gain Compensation機能の精度に課題がある点、リミッターにアタック/リリースコントロールがない点、キックやベースが強いミックスで歪みが生じることがある点が指摘されている。
長所:
- 透明性の高いコンプレッサーとインテリジェントなリミッターの組み合わせが好評。
- 4つのリミッターモードにより、透明な仕上げからラウドでカラフルな処理まで幅広くカバー。
- 豊富なメータリング機能とストリーミングプラットフォーム対応プリセットが実用的。
- Easy/Advancedビューの切り替えにより、初心者から上級者まで使いやすい。
- ロックやメタルなど、パンチとラウドネスが求められるジャンルで特に評価が高い。
短所:
- Auto Gain Monitoring機能の精度に改善の余地がある。
- リミッターにアタック/リリースコントロールがない。
- キックやベースが突出したミックスでは歪みが生じることがある。
- 通常価格($149〜$199)は競合製品と比較するとやや高め。
全体的に「オリジナルFG-Xからの大幅なアップグレード」で、特にダイナミクスを維持しながらラウドネスを追求したい制作者に支持されています。
主なライバル製品:
最も直接的な競合リミッター。スペクトラルアプローチにより、FG-X 2よりも歪みに強く、より透明性の高い仕上がりが可能。価格は$179でFG-X 2の通常価格と同程度。ただし、FG-X 2のようなコンプレッサー統合型のアプローチや4つのキャラクターモードはPro-L 2にはない特徴。
マスタリングスイートとして包括的な機能(EQ、イメージャー、エキサイターなど)を提供。FG-X 2はコンプレッサー+リミッターに特化しているため、Ozoneほどの多機能さはないが、その分シンプルで直感的なワークフローが売り。価格はOzone Standardが$219〜。
AIベースのスペクトラルリミッター。FG-X 2よりも「自動最適化」に重点を置いており、バス-heavyなミックスでも歪みに強いと評価される。ただし、FG-X 2の4つのモードによるキャラクターの使い分けや、FG-Compとの連携によるグルー付与はsmart:limitにはない魅力。
全体の傾向:
FG-X 2は「コンプレッサーとリミッターの統合」「4つのキャラクターモード」「直感的なGainノブ操作」が売り。競合製品は「スペクトラル処理による透明性」や「AIベースの自動最適化」「多機能なマスタリングスイート」に特化している傾向があります。
**セール情報**

通常価格: 149ドル
セール特価: 99ドル(33%OFF)
*主なセール価格の推移:
- 2026/05: 149ドル→99ドル(Plugin Boutique、過去最安値)

