
AudioThing『Orbita』は、円形シーケンサー上で8トラックそれぞれに異なる周期のユークリッド・パターンを回し、変化し続けるポリリズム・グルーヴを作れるドラムマシンプラグインです。
リリースを記念して43%OFFのセールになっています。
Orbita セール
*セール終了予定日:2026年9月30日
(ただし日本時間では多くの場合、翌日の夕方頃まで有効です。)
『Orbita』について

Orbitaは、円形(サーキュラー)シーケンサーを中心に構築された8トラックのサンプル式ドラムマシンプラグインです。2026年8月28日にv1.0としてリリースされたAudioThingの新製品でもあります。
各トラックが独自のリズム周期を持ち、ユークリッド分布に基づいてヒットを均等に配置します。
16ステップのキックに対して11や13ステップのパーカッションを組み合わせるなど、異なる周期のパターンを重ねることで、同じ並びに戻るまでに時間のかかるポリリズムを作れます。単調になりがちな反復ビートにうねりと変化を加えたい場面で、ゼロから手打ちしなくても絡み合うリズムの土台を素早く組み立てられます。
ステップグリッド以外のリズム生成手法を求めるエレクトロニック系プロデューサーや、ジェネラティブなリズムを扱うサウンドデザイナーに向いています。
一方で、4つ打ちなど正確なグリッド上のビートを主軸に据える人や、ドラム音をシンセシスで一から作り込みたい人には、アプローチが異なる点に注意が必要です。Orbitaはあくまでサンプル再生式のドラムマシンであり、ドラムシンセではありません。
主な用途:
- エレクトロニカ、IDM、アンビエント、実験音楽におけるポリリズム・ビート制作
- 映像やゲーム向けの変化し続けるリズム素材作り
- 8パッドとMIDIコントローラーでの手演奏とユークリッド・パターンの併用
- 異なる周期の組み合わせによる長周期のグルーヴ生成
デモ動画
紹介動画(7:00):AudioThing Orbita
操作解説動画(27:00):Orbita iOS/デスクトップ両対応のウォークスルー
『Orbita』の製品情報

Orbitaは、進化し続けるインターロッキング・グルーヴを簡単に作るために設計されたユークリッド・リズム・ドラムマシンプラグインです。円形シーケンサーを中心に、8つのサンプルトラックへビートを配置でき、ポリリズム、アクセントの移動、オフセット、スイングなどを簡単に操作できます。
柔軟なコントロールで各音をシェイプし、独自のサンプルを読み込み、シンプルなパルスを有機的で催眠的なリズムに変換できます。
ユークリッド・シーケンサーの使い方
Orbitaの8つのトラックは、それぞれ独自のリズム周期で動かせます。トラックを選択し、Stepsの数を設定してパターンの長さを定義します。
Hitsを増やすとトリガーが追加され、周期内にできるだけ均等に配置されます。
Accentsでパターン内に強調を加えると、特定のヒットが大きくなり、シーケンスに特徴が出ます。
Offsetは、ステップ数やヒット数を変えずにパターンを周期に沿って回転させる機能です。トラック間の新しい相互作用を探りやすくなります。
Swingはタイミングをずらしてグルーヴを加え、繰り返しパターンの機械的な正確さを和らげます。
最も興味深い結果は、異なる周期長のトラックを組み合わせることで得られます。例えば16ステップのキック・パターンに対して11や13ステップのパーカッションを再生させると、繰り返しに時間のかかる進化するリズムが生まれます。
まずシンプルな基盤を作り、短い周期や不均等なパターンを少しずつ足していくのがおすすめです。
バンクス
Orbitaには、クラシックなドラムマシン、アコースティック・パーカッション、フィールド・サウンド、実験的なソース、より風変わりなジェネラティブ素材をカバーするバンクが用意されています。カテゴリをブラウズしてバンクを選べば、新しいサウンドセットをシーケンサーに素早く読み込み、新たなリズムに仕上げられます。
オリジナルのバンク作りも同様に簡単です。サンプルをBank Editorに読み込み、ドラッグ&ドロップで並べ替え、カスタムバンクとして保存できます。
自分の録音、お気に入りのドラムサウンド、ユニークなテクスチャを組み合わせて、Orbita用のパーソナル・サウンドライブラリを構築できます。
ファクトリーバンクのラインナップ:アコースティック・ドラムキット、808、CR-78、DD-10、DR-220A、Elsita、LELL UDS、SR-LP-88、Super Drums、Super Percussions、Ult-Sound DS-2、VL-1、Hybrid Grooves、TX101、Mixed Percussionsなど。
Resetパラメータ
Resetパラメータを使うと、シーケンサーが最初からやり直すビート数を設定できます。異なるステップ長のパターンを組み合わせる際に特に役立ち、動き続けるリズムがいつ再整列して繰り返すかをコントロールできます。
フィルターとモジュレーション
各サンプルには専用のフィルターがあり、LowPass、HighPass、BandPass、Notchの各モードを2 poleおよび4 poleで使用できます。音を柔らかくしたり、不要な周波数を除去したり、共鳴の強い個性的な質感にしたりできます。
各サンプルには専用のLFOモジュレーション・セクションもあります。波形を選んでレートを設定し、Pitch、Pan、Volume、Cutoff、Resonanceへ送信できます。
わずかな動きを加えることも、パターンの感触を完全に変えることもできます。
ドラムマシンとして演奏する
より直接的な使い方を好む場合には、Orbitaはクラシックな8パッドのドラムマシンとして動作します。各サウンドを直接トリガーしてリズムを手演奏でき、コントローラーやパフォーマンス環境に合わせてカスタムMIDIノートを割り当てられます。
パッド単独でも、ライブ演奏とOrbitaのユークリッド・パターンの組み合わせでも使えます。
システム要件
Windows
- Windows 7からWindows 11(64bitのみ)
- 2GHz CPU、4GB RAM
- VST2、VST3、AAX、CLAP対応
macOS
- macOS 10.13からmacOS 26(64bitのみ、Universal 2 Binary対応)
- 2GHz CPU、4GB RAM
- VST2、VST3、AU、AAX、CLAP対応
Linux
- Ubuntu 20.04 LTS(64bitのみ)
- 2GHz CPU、4GB RAM
- VST2、VST3、CLAP対応
本ソフトウェアの認証には、無料のAudioThingアカウントが必要です(オンラインまたはオフライン認証、1ライセンス3台まで、iLok不要)。Plugin Boutique経由で購入する場合は、AudioThingアカウントの作成とリディームコードの入力が必要です。
製品まとめ
本製品は2026年8月28日リリースの新製品です(執筆時点では第三者レビューやユーザー評価の蓄積はまだまだこれからな感じです)。
主な競合製品
DrumComputer(Sugar Bytes)は8つのサウンドエンジンによるシンセシス系ドラムマシンで、インテリジェント・ランダマイザーやAutoFill/Remix機能を備えます。Orbitaがサンプル再生とユークリッド・シーケンサーに特化するのに対し、DrumComputerは音源の合成とパターンの自動生成に重きを置いています。

Playbeat 4(Audiomodern)はAI/アルゴリズム駆動のグルーヴ・ジェネレーターで、パターンを自動生成・リミックスする方向性です。OrbitaがStepsやHitsを自分で設定するユークリッド方式であるのに対し、Playbeat 4はアルゴリズムにパターン生成を任せるスタイルです。
全体の傾向:
Orbitaは、自分の手で周期を設定し、円形シーケンサーでパターンの重なりを可視化しながらポリリズムを組み立てるタイプのドラムマシンプラグインです。自動生成に任せるのではなく、ユーザーが構造を操作して変化を作る方向性で、DrumComputerやPlaybeat 4とはコンセプトが異なります。
セール価格39USDはDrumComputer(通常129USD)と比較しても低く、サンプル持ち込みと円形シーケンサーの組み合わせを求めるユーザーにとって手に取りやすい価格帯です。(iOS/iPadOS版(AUv3 + Standalone)がApp Storeで別途販売されているのも特徴です。)
参照したレビュー記事などの出典:
**セール情報**

通常価格:69USD
セール特価:39USD(43%OFF)
*主なセール価格の推移:
- 2026年8月:69USD→39USD(新製品リリース、43%OFF)


