この記事では、W. A. Productionが開発しているボーカル処理ツール『Vocal Splitter』について紹介します。
W. A. Production『Vocal Splitter』
Vocal Splitterは、ボーカルプロセッシング&ステレオ幅のFXプラグインです。ボーカル用となってはいますが、他のサウンドソースにも応用できるツールです。
紹介動画(5分・自動翻訳の日本語字幕可能):
『Vocal Splitter』について
クリア&ワイドなサウンド
何十年もの間、オーディオエンジニアは、ボーカルに特定の処理トリックを使用して、ステレオスピーカーからの「活気がないモノボーカル」を飛躍させてきました。
この『Vocal Splitter』は、非常にシンプル方法でその秘密のテクニックを再現できます。
Vocal Splitterは、モノボーカルを、太くてモダンなステレオサウンドに変える便利なプラグインです。
Vocal Splitterでは、エンジニアのシークレットレシピから更に一歩進めて「ボーカルパフォーマンスを群衆から際立たせるための周波数」と「ドライブパラメーター」など備えています。
もちろん、ボーカル以外のオーディオでもこのプラグインを使用できます。
『Vocal Splitter』のプラグインの内部で行われていること
必要に応じてこの部分をスキップしてもかまいませんが、プラグインの下で行われていることは次のとおりです。
Vocal Splitterは、フェーズオフセット・ビブラート・エフェクト(チャンネルを非対称的に離調することで左右のチャンネルを分割する)と非対称整流の組み合わせを使用します。
左右信号の(より明確なステレオ画像の作成)。これら2つのエフェクトを1つのプラグインに組み合わせると、最小限の位相(フェーズ)で定義済みのステレオスプリットボーカル信号を作成するのに特に効果的な方法です。
ミックス
中央のミックスダイヤルは、元のソース信号と追加されたステレオ信号のドライ/ウェット比を設定します。
追加したステレオ信号をソロモードで聴いたり、エフェクトバスでプラグインを使用したい場合は、Mute Sourceボタンを押してソース信号をミュートし、Vocal Splitterの処理されたオーディオのみが聞こえるようにします。
速度と深さ
これらのダイヤルは連動して、左右のチャンネルを分割する位相オフセットビブラート効果の動作を制御します。
チャンネルは非対称にデチューンされており、これらのダイヤルはその効果を調整するため、微妙な太りから完全な倍加まで、あらゆる処理の強度を実現できます。
ドライブ
ドライブ機能を使用すると、左右の信号の非対称整流の強度を制御して、より明確なステレオ画像を作成できます。それが複雑な技術的な事柄と感じるかもしれませんが心配しないでください。
ただ知っておく必要があるのは、強くプッシュすると サチュレーションのような効果が得られ、ステレオ画像が中心に向かって戻ることです。
フィルター
ハイパスフィルターとローパスフィルターを使用すると、追加したステレオ信号をフィルタリングできます。特定の周波数範囲にのみエフェクトを適用し、ローエンドでの不要なフェージングを回避する場合は特に重要です。
Vocal Splitterのロゴは、プラグイン全体のバイパスコントロールとして機能し、スムーズなクリックとポップが妨げられないA / Bテストのためにスムーズになります。
特徴
- モノソースから幅広くモダンなボーカルを作成
- ワンクリック変換のプリセット
- 速度と深度が効果の力を設定します。
- ダイアルを駆動してグリットを追加し、鮮明度を高めます。
- エフェクトをセンドとして使用するためのミュートソースボタン
- クリックフリーバイパス
- 最小限のフェーズ調整
- フルPDFマニュアルおよびチュートリアルビデオ
システム要件
- Windows 8以降(32/64ビット)
- Mac OSX 10.15以降
- AAX-ProTools 11以降
セール情報
通常価格:29ドル
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