このブログでも追いかけているTraktorとMacのCore Audio由来の不具合に関する動向。
どうやら、新OSのmacOS Sierraにて解決が濃厚になってきました。
Native Instruments(NI)社のコミュニティサイト内のTraktorのフォーラムにて、続々とユーザーからの不具合が解決しているという報告が上がってきています。
参照元:
Testing MacOS Sierra Public Beta !!! Core Audio is fixed” 100% percent confirmation. | NI Traktor Forum
ただしSierraは今のところはNI社の公式のサポート外なので、確実を期したい方はもう少し待った方が良いかもしれません。
SierraとNI製のハードウェアに関する動作確認の発表はNIからすでにありましたが、ソフトウェア側の対応に関しては、未だ公式には発表されていないのでサポート外となっています。
参照ページ(2016年9月26日現在):
Traktorの仕様書のページ (システム要件では未だEL Capitanまでの表記)
Traktorフォーラムのモデレーターであるカルロス・サントス氏の発言(2016年9月20日)
macOS SierraとNI製品の互換性(ソフトウェアの互換性は確認されているが公式のサポートはまだの状態)
また、NI社から、古い自社製ハードウェアのサポートの打ち切りが発表されました。
- TRAKTOR KONTROL S4 MK1 (第一世代)
- TRAKTOR AUDIO 2 MK1 (第一世代)
- AUDIO 2 DJ
- AUDIO 4 DJ
- AUDIO 8 DJ
※ AUDIO 8 DJに関しては、Sierraでも問題なく使用できているという報告も(Traktorフォーラムで)一部のユーザーからあがってきてはいるようです。
NI側の公式の発表では、上記の古いハードウェアを継続使用するならOSは上げない方が良いと言っています。
追記:一部のユーザーからの報告では、Sierra+Traktorで、ブラウザのスクロールが正確に動かない不具合に直面しているようです。
参照: