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K-POPって中毒性があるね

韓流フリークの家族の影響で、いつの間にかわたしもK-POPにハマりつつあります。というか気がつけば、既にかなりクセになってるのかもしれません。中毒って恐ろしい。。

 

ここ最近は、旅先で香港や台湾発のC-POP(中華ポップミュージック)をよく聞いていたのですが、今、K-POPを聞くと、そのC-POPの主要なの源流ひとつがK-POPだったことを、遅ばせながら発見しています。

 

私が昨今、旅で訪れたアジアのどの国でもK-POPなテイストが席巻していました。やはり現在は、K-POPの黄金時代な感がありますね。

それにしてもK-POPの世界は、若いアーティースト、アイドルまでもが実力者ぞろい。

その実力者でも、日々、物凄い競争の中にあるのが伝わってきます。

 

そんな実力者ぞろいのK-POPシーンから私が気になった、若手、中堅どころのアーティスト、アイドルを紹介したいと思います。

 

ちなみに、わたしの音楽的なベースは、アンダーグラウンドなDeep House(一応DJもやっています。)とブラジルのMPB、あとは80sのポップミュージック、ワールドミュージック全般です。

 

それでは早速、曲紹介に行きましょう。

 

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High4

まずは2014年にデビューした男性アイドルグループ、High4。ツインボーカル+ツインMCの四人組。デビューしたてなのに中々達者な彼らです。このデビューEPでは、セクシーな女性アーティスト、Lim Kim(キム・イェリム)がフューチャーされています。けだるい感じと透明感が同居する不思議な声。とりあえずこの子かわいい。

 

 

同じくHigh4と、近頃人気の女性アーティストIUアイユー)との共作。この雰囲気、かっこかわいい。個人的に、かなり中毒性の高いトラック。

このHigh4、男性アイドルグループというジャンルに括られていますが、歌、ダンス、MC、どれもかなりの実力。まだデビューしたばかりなのに、すでに洗練された世界観があります。まあそうじゃないと数多の競争を勝ち残っていけない厳しい世界に生きているのでしょう。K-popの凄さを感じます。

とってもMJ-Style(Michael Jackson)な感じだけど、やっぱりいい。

  

 

IU

2008年に当時中学生でデビューしたIU。現在まだ23歳だが、すでに大物アーティストの貫禄があります。声もルックスも申し分ない美しさで、まさに才色兼備を地で行くスーパーウーマン。

この動画は、2015年にリリースした「Chat-Shire」からの一曲。このアルバムはどの曲も甲乙つけがたい良作揃い。お勧めです。

  

 

こちらは2011年の大ヒット曲「You& I」。可愛くて鼻血出そうです。

 

 

Girl’s Day

日本でも知名度のある4人組のガールズユニット「Girl’s Day」の2015年の作品。曲調も、PVも、そこはかとなくノスタルジーを感じるさせてくれます。90年代後半から2000年代初頭あたりのポップミュージックっぽいのかな?

4人とも良い声していて、日本の「アイドル」とは比較にならないアーティーストとしての本物の実力を感じさせます。

 

 

この曲も上記の曲と同じGirl’sDayの2015年のアルバム「 Girl’s Day LOVE Second Album」からの曲。何かずっと昔を思い出してセンチメンタルな気分にさせてくれます。可愛いくて爽やかな歌声が心地よい。

 

 

 

Amber

 HipHopでダンサブルなチューンも一曲。

Amberは韓国で活躍している台湾系アメリカ人。K-popガールズユニット「f(x)」のメンバー。ボーイッシュだけど、よく見ると超美形。コミカルなパフォーマンスも結構さまになってます。台湾のアイドルグループ・S.H.EのElla(陳嘉樺)のデビュー頃のルックスを思い出させるかわいさ。

この曲では、少女時代のTaeYeon(テヨン)がボーカルを務めています。

 

こちらも台湾系アメリカ人のAmberと韓国系アメリカ人で韓国でも活躍しているEric Namとの合作。爽やかでくつろいだ感じが心地良い。全歌詞、英語。下に紹介するYoutubeの動画は、タイ語の翻訳付き。うんうん、わかるよ。タイ人が好きそうな曲だわ。

 

 

Akdong Musician 

Akdong Musician(楽童ミュージシャン)はモンゴル育ちの韓国人兄弟デュオ。韓国の名オーディション番組「K-pop Star」で優勝した実力派。妹の個性的な可愛さが癖になる。兄も良い味出してます。沖縄が舞台のPVが清涼感一杯で気持ちいい。

 

   

Sonyou+Junggigo

ガールズグループ「Sister」のSonyou(ソユ)と男性ポップ歌手のJunggigo(チョンギゴ)の共作。これぞ、K-popの王道って感じの恋愛模様がテーマの曲。ときめかせるの上手。

 

 

Minah   

Girl’s DayのメインボーカルのMinah(ミナ)のソロシングル。PVはちょっとアメリカナイズされ過ぎな感はあるけど素敵な曲。流行に敏感な現代的な女の子が好きそうなスタイルかもね。可愛さと色っぽさを併せ持つ稀有な声。

 

 

ここ最近、海外、特に東南アジアや中華圏に行くたびに、K-popの影響力の物凄さに圧倒されます。残念ながら、我が国日本のショウビズ界が霞んで見えてしまうほど。

  隣国という贔屓目で見ずとも、K-popの発展具合と言ったら、もう世界規模と言っても過言じゃないまでに拡大しているんだなぁと、実感させられます。

けれども同時に思うのは、今、K-popの流行自体が分水嶺に立ちつつあると言うか、正念場が来ているんじゃないかなとも感じています。K-pop界隈に関わる人にとって、現在は、かなり大事な時期なんじゃないかと。。

 

韓国のショウビズ界には、完成度の高い作品と素晴らしいパフォーマンスのアーティーストが沢山いるのですが、彼らの作品はどれも類似している傾向が高いのも事実でしょう。

やはり、K-popシーンをより面白く、より豊かにしていくためには、独自性のさらなる開拓が必要なのではないでしょうか。

 

見ての通り、数多のK-popの曲は、アメリカのR&BやHipHopなどのブラックミュージックの影響を色濃く受けています。しかしそれらの影響は受けつつも、K-popという独自のテイストを構築したことで、世界中で広く受け入れられるようになりました。

現在のアジア圏のニューミュージック、ポップミュージック・シーンは、K-popなテイストに席巻されている状態といっても良いでしょう。市場規模の大きい中華圏や日本もかなり影響を受けています。

 

 このように世界的ブランドとなった「K-pop」というオリジナルなテイストを確立した彼らですが、そのテイストに拘るあまり、その枠を破るのは、また容易なことではないのでしょう。

この世の春を謳歌しているように見えるK-popシーンですが、同時にそこに潜む微かな危うさも垣間見得てしまうわけです。中毒性が高い分、飽きる時は一瞬にしてやってくることも多々あるわけで。。

私としては、K-popシーンから、よりオリジナリティーのある素晴らしい作品がもっともっと出てくることを期待し、これからも影ながらこの世界をウォッチして行きたいと思っています。

 

おまけ:youjaeha (ユ・ジェハ)

My reflection in my heart (私の心に映った自分の姿)-  youjaeha (ユ・ジェハ)

ユ・ジェハの1986年頃の曲。

ユ・ジェハは80年代の韓国音楽界に彗星のように現れ、そして去っていった巨人。1987年に25歳の若さでこの世を去りました。活動期は数年の短いものでしたが、韓国音楽界に偉大な足跡を残しました。その後のk-popに与えた影響は計り知れないと言われています。

おまけなどと失礼なことを書いてしまいましたが、この曲は、私の大好きな80sポップミュージックの大切なコレクションの一つです。私にとって最近までK-popといえばこの曲でした。