KIT Pluginsがサチュレーションとフィルター・エフェクト機能を持った製品『Burier』をリリースしました。
無料です。
Burierは、WindowsとMac(VST3、AU、AAXのフォーマット)で使用できます。
Burier:サチュレーションとフィルターFXのプラグイン
ざっと見紹介動画(45秒):
解説動画(6分・日本語字幕なし):
Burierについて
Burierは、様々なアプリケーションでの使用を想定して設計されたサチュレーションとフィルターのプラグインです。
サチュレーション・ステージの後に、一対の共振フィルター、出力減衰、ドライ/ウェット・ミキサーが続きます。
フィルターは1オクターブあたり12dBの減衰があります。
これらのフィルターは、TPT(トポロジー保存変換)構造の IIR(Infinite Impulse Responses)フィルターです。
その動作は、アナログSVF(状態可変フィルター)回路をベースにしており、2次RCアクティブフィルターとなっています。
ギターに加えるだけでなく、ピアノ、ドラム、シンセ、ボーカル、ベースにも効果的に作用します。軽いオーバードライブからハードなパンチの効いたサチュレーションまで可能です。
Burierの操作系統
出力
出力コントロールは、処理された音のレベルを減衰させ、Buryのディストーション・ステージで追加された余分なレベルを補正します。
リンク
リンクスイッチを有効にすると、出力ゲインが自動的に設定され、追加されたレベルを補正します。
ミックス
ミックスコントロールにより、ウェット信号とドライ信号をブレンドすることができます。
ローカット
内蔵ローカットフィルターの-3dBポイントの周波数をコントロールします。
ハイカット
内蔵ハイカットフィルターの-3dB ポイントの周波数をコントロールします。
システム要件
フォーマット:
Burierプラグインは、VST3(Steinberg Virtual Studio Technology 3)、AU(macOS Audio Unit)、AAX(Avid Audio Extension)、スタンドアロンアプリケーション(Windowsは.exe、macOSは.app)で配布されています。
前述のフォーマットをサポートするすべてのDAW(デジタルオーディオワークステーション)と互換性があります。モノラルとステレオ信号をサポートしています。
必要なシステム要件:
- 4GBのRAMと4GBの空きディスク容量
- 64ビットオペレーティングシステム
- Windows:Windows 10
- Mac:macOS 10.11以降(Intelのみ、Big Surは未確認)
- CPU(インテル):intel i3以降
- CPU(AMD):AMDクアッドコア(Windows)
- Apple M1(ARMベース)プロセッサは未テスト