フランスを代表する音源メーカーUVI社のソフトウェア・シンセ『USQ-1』が、期間限定で50%OFFになっています。
UVIの製品が半額になるのはレアなので気になる方はチェックしておくと良いでしょう。
『USQ-1』は、高度なサンプリング技術を持つUVIが(1985年に発売された)カルト的なデジタル/アナログ・ウェーブシンセ「Ensoniq ESQ-1」をベースに開発した(サンプルベースの)ソフトウェア・シンセサイザーです。
サンプルベースなのでシンセの知識がなくても簡単に高品質なサウンドを奏でることできます(加えて、モダンなサウンドシェイピング機能も搭載されています)。
*セールは8月10日(火曜日)朝8時までです。
『USQ-1』デジタル/アナログ・ウェーブシンセ
UVI『USQ-1』のサウンドデモ(30分):
UVI『USQ-1』は、最新鋭のソフトウェアの利便性と、往年の温かみのある80年代のデジタルサウンドを合わせ持ったソフトウェア・インストゥルメントです。
*この音源は、無料のサンプルプレーヤー「UVI Workstation 2.6.15」以降と「Falcon 1.4.1」以降に対応しています。(Kontaktは必要ありません。)
USQ-1は多くの80年代の名曲を彩ってきたシンセ「Ensoniq ESQ-1」をベースに開発されています。
実機のEnsoniq ESQ-1:
以下のような用途に適しています。
- ベース、リード、ARP
- エフェクト
- リッチなベルとストリングス
- 質感のあるパッド&モジュレーション・アトモスフィア
UVI『USQ-1』の概要
USQ-1は、UVIが30年以上も愛し続けてきたビンテージデジタルの魔法の結晶です。
80’sフレーバーを持つ刺激的で際立ったサウンドとモダンサウンドデザインテクニックが融合したソフトウェアインストゥルメント、それがUSQ-1です。
主な特徴:
- 80’sカルトシンセワークステーションからのインスパイア
- 400超の音色プリセットと直観的なフルエディット機能を搭載
- ビンテージシンセの音と質感、モダンシェイピングツールとの融合
Ensoniq ESQ-1はUVIにとって非常に特別なキーボードです。多くのチームメンバーが愛用し、創設者の1人が個人的に思入れの強いシンセでもあります。
そのため、USQ-1のプロジェクトはより強いこだわりをもってスタートしました。長きにわたる歳月を重ねた経験と情熱を込めたサウンドコレクションとともに、この音源を自信をもってお届けします。
1986にリリースされたEnsoniq ESQ-1は、普及価格で実現した最初のワークステーション型キーボードの1つです。
この8ボイスマルチティンバー、8トラックシーケンサーを装備したデジタル/アナログのハイブリッドシンセサイザーは、当時ではかなり進んだ仕様でした。
32の波形が用意されデジタルオシレーターを最大で3つまで重ねられるボイスアーキテクチャーに、Curtisの4ポール 24dB/oct レゾナントローパスフィルターと15のアサイナブルモジュレーションソースで、ESQ-1のサウンドが構築されています。
その質感は間違いなく、デジタルに温かみが加わった80’sサウンドそのものです。この宝石のような燦きのあるサウンドは、深みと個性的な煌きでいまもなお輝きを失いません。
全体的な紹介動画(11分・日本語字幕付き):
サウンドデモ:
『USQ-1』の詳細
USQ-1のインストゥルメントについて
USQ-1は、22,000を超えるサンプルからなる268のオシレーターソースを持つデュアルレイヤー仕様です。
そしてこのシンセのために新たな音色プリセットを400用意しました。
豊かな響きのするベル、芳醇なストリングスやリード、分厚いシンセベース、濃厚なテクスチャーパッド、モジュレーションの効いたアトモスフィアサウンド、ビンテージ世代の質感をありのままに感じられるクラシックサウンドから、現代的な手法によるモダンパッチまで、多様性に富んだESQ-1ならではの、幅広いサウンドバリエーションを実現します。
そしてすべての響きはESQ-1の個性と魅力をそのまま宿ししています。
USQ-1のサウンドは詳細かつパワフルです。
どのプリセットも実機でプログラミングしたサウンドを基調にしています。そしてUVIのメインスタジオで、最高級のプロセッサーとコンバーターを通じてサンプル1つ1つ丁寧に収録されていきました。
そのサウンドはUVIのシンセ音源に対するポリシーに従い、単にシンセの出力をそのまま録るのではなく、実際の業務レコーディングと同じ手法と機器を使用して録られたものです。
仕上げられた音は、そのままミックス可能なレベルにあり、ライブ演奏でも通用するように考慮されています。
完成された音色プリセットはESQ-1そのもののサウンドながら自由なエディットが可能です。
ESQ-1から生まれたレイヤーサウンドを完全独立された2つのオシレーターレイヤーでさらに重ね、プログラミングできます。
それぞれのオシレーターで268のレイヤートーンを選び、ADSRエンベロープ、マルチモードフィルター、ピッチ、ポルタメント、ステレオ、LFO、マルチステップモジュレーターなどのモジュレーションアサイン、アルペジエーターで音色を構築します。
そして、高品質と低負荷で定評のUVIのマルチエフェクトチェーン:3バンドEQ、ドライブ、コーラス(Thorus)、フェイザー、ディレイとリバーブ(Sparkverb)で最終段の仕上げをすることができます。
USQ-1のユーザーインターフェース
コンテツ情報
サイズ: | 6,72GB(FLACロスレス圧縮済、非圧縮WAVサイズは12,69GB) |
コンテンツ: | 400 プリセット, 22 768 サンプル |
サンプル解像度: | 44.1 kHz(収録: 88.2 kHz) |
ライセンス: | 1ライセンスにつき、PC/iLokキー混在可能な3デバイスアクティベーション |
システム要件
- UVI Workstation 2.6.15以降、またはFalcon 1.4.1以降に対応
- iLok アカウント(無料取得、USBキーは必須ではありません)
- インターネット接続環境(製品ダウンロードとライセンス発行と認証に必要、常時接続不要)
- 対応システム
- Mac OS 10.9 Mavericks ~ macOS 10.15 Catalina(64bit)
- Windows 8 ~ Windows 10(64bit)
- Mac OS 10.9 Mavericks ~ macOS 10.15 Catalina(64bit)
- 7GBの空きディスク容量
- ハードドライブ:7,200回転仕様のHDDまたはソリッドステートドライブ(SSD)推奨
- 4GB RAMメモリ (大容量のUVIサウンドバンクは 8 GB以上を強く推奨)
デモ&レビュー(約1時間):
私にとって80年代後半のEnsoniqのシンセは、ジョン・カーペンターの『プリンス・オブ・ダークネス』や『They Live』といった80年代後半のサウンドトラックで定義されてきました。
それらのシンセには、FMのような、しかしFMサウンドではない、デジタルっぽさがありました。
このサンプルライブラリは、Ensoniq ESQ-1のような未開のデジタル・グリットを確実に捉えています。特に、これらのサウンドをゆったりと再生したときに、その効果は絶大です。少なくとも、私のような素人の視点では。
プリセットの多くは、ディレイやリバーブを追加することに重点を置いていますが、個人的には、内蔵のFXをすべてオフにして、本物のESQ-1を手にしたかのように、生のESQ-1サウンドにアクセスすることを楽しんでいます。
そして、そこから様々なニュアンスを加えていくことができます。
そして、このUSQ-1にあるプリセットは、単体でも良い音が出るように設計されています。
そしてそれらのプリセットはたくさん収録されています。
もしあなたが80年代のサウンドを愛しているなら、そしてこれを見ている人はきっとそうだと思うけど、ここにはたくさんの楽しみがあると思います。
セール情報
通常価格:66ユーロ(約8290円)
セール特価:33ユーロ(50%OFF・約4145円)