英国の音楽製作関連情報誌「Computer Music Magazine」の最新号(2021年2月号)にAbleton社の人気DAWソフトのエントリー版『Ableton Live Lite』が付属しています。
Computer Music Magazine 2022年2月号は、3.99ドルで販売されています。
Ableton Live Lite
Ableton Live Liteは、Abletonのサイトで販売されている製品版ではなく、MIDIキーボードなどの製品に付属するエントリー版のDAWソフトです。
通常製品版のAbleton Live 11 Standardと比べると機能制限があります。
主な制限は、使えるシーン数が、16シーンに制限されています。
(シーン数の制限に目をつむれば、他のDAWとは趣の異なる「Ableton Liveのワークフロー」の醍醐味を味わいながら音楽制作を行うことができます。)
また、このAbleton Live Lieを所有していると上位版へのアップグレードが安くなります。
Ableton Live 11 Liteについて
Ableton Live 11 Liteでは、作曲、録音、編曲、演奏といった作業を手軽に始めることができます。
使用ライセンスは数多くのハードウェアやアプリに無料で付属し、 無期限でいつまでも使い続けられます。
Ableton Live 11 Liteでは、新しいデバイス、アップデートしたデバイス、さらに充実した音源、使用可能なシーン数の増加、音楽制作全般で役立つ機能など、さらなる強化を行いました。 その一部を見ていきましょう!
Live Lite 11の特徴
MIDIポリフォニック・エクスプレッション(MPE)
MPEに対応したことにより、コードを構成するMIDIノートのひとつひとつで、ベンドやスライドといった奏法や、鍵盤を押す力(プレッシャー)による操作が可能になります。
演奏で繊細な違いをつけることはもちろん、コードを異なるコードにモーフィングさせたり、テクスチャーを次々と変化させたりと、幅広い演奏表現が実現します。
曲素材とエフェクト
Chorus-Ensemble、Phaser-Flanger、Limiter、Saturatorといった新しいエフェクト4種類により、Live 11 Liteでさらに幅広い音作りを行うことができます。
さらにLiveで扱える曲素材が詰まったコアライブラリもパワーアップして、楽器音、ドラム音、ラック、グルーヴ、ループ、MIDIクリップがさらに充実しました。
機能性の強化
使用できるシーン数が最大16に増えたことで、さらに多様なアレンジメントやフレーズの組み合わせを探求することができます。
ミュージシャンの演奏やドラムマシンなどの機材のテンポを検出して、リアルタイムでLiveのテンポを自動的に調節するテンポ追従機能も搭載しています。
Live 11 Liteの新機能の詳細:
解説動画集
【日本語】Ableton Live Liteの解説動画(akim is Bassist様)15分:
初心者のためのAbletonLive Lite(Ableton Live Liteで音楽を作成する方法):
Computer Music Magazineの販売情報
Computer Music Magazineは、今回のAbleton Live Liteが付録になっている2月号はpocketmags.comで、3.99ドル(約460円)で購入が可能です。
(12ヶ月分まとめてだと31.99ドル。)
また他の販売サイト「Zion」では£3.74(約582円)です。