Soundiron『Microrgan』オールドスクールでファット＆クリーミーな音色が特徴のイタリア製オルガン（Kontakt）

Soundiron『Microrgan』の詳細

Soundiron『Microrgan』は、1950年代にイタリアの電子機器メーカー「Farfisa」によって製作された49鍵盤のヴィンテージ・エレクトリックリードオルガン「Microrgan」をフィーチャーしたKontaktインストゥルメントです。

FarfisaのMicrorgan（実機デモ：2：30）：

この古風なキーボード「Microrgan」は、長年に渡る摩耗や損傷の影響を受けていますが、その頑丈な構造とシンプルなデザインのおかげで、今でも新品同様のサウンドを奏でてくれます。

Soundiron社が開発したソフトウエア版の『Microrgan』では、無限のサスティーンとタイトなスタッカートを持つ、暖かく謙虚でありながらコクのあるハードウェアの音色を再現しました。

20種類のカスタムシンセと特殊効果のプリセット、40種類のアンビエントサウンドを用意し、アトモスフェリックシンセ、ドロンスケープ、パッドとしてクロマチックに演奏したり、DAWで直接アンダースコアやテクスチャーとして使用することができます。

そしてオリジナルが備えていたオールドスクールなファットでバターのようなトーン、無限のサスティーン、タイトなスタッカートもしっかり再現しています。

さらに、20種類のカスタムコード・オルガンとエフェクトのプリセット、40種類のアンビエンスが用意されています。

GUIにはサウンドシェイピングのためのコントロールが多数搭載されており、様々な方法でシェイプを歪ませることができます。

ボリューム、アタック、リリース、トランジェントオフセット、ビブラート、オクターブのレイヤリングをコントロールできます。

「Glideコントロール・スライダー」を使えば、レガートやポルタメントのリードを演奏することも可能です。

また、LFOの形状、モジュレーションのターゲット・パラメータ、速度、強度、テンポ・シンク、フェードイン・タイムが選択可能なLFOシステムも搭載されています。

13種類のローパス、ハイパス、FXフィルター、ベロシティ、モッドホイール、エクスプレッション、アフタータッチ、キーポジション、ステップシーケンサーのテーブルコントロールなど、割り当て可能なモジュレーションコントロールオプションも適用可能です。

また、カスタマイズ可能なアルペジエーターは、ベロシティシーケンサーテーブルを内蔵し、アルプの方向、ノートタイミング、スイング、ランダム化、継続時間をコントロールすることが可能です。

ライブラリはKontakt 5.5.2以降（OSX 10.9以降/Windows 7以降が必要）のフルバージョン用にプログラムされています。

ボリューム、アタック、リリース、オフセット、ビブラート、オクターブ、バンクプリセットロード（オプションのキースイッチ付き）、アダプティブアルペジオ、高度なLFOとフィルターシステム、100以上の異なるルーム、ホール、スペース、スペシャルFXインパルスから選択できるコンボリューションリバーブのフルFXラックが搭載されています。

演奏アーティスト

「Microrgan」は、John Valasis氏によって録音されました。

Johnはギリシャ生まれの作曲家、プロデューサー、サウンドデザイナーです。

アテネにある彼のスタジオから、国内外の多くのクライアントのために、スコアリング、フォーリー、サウンドデザインのサービスを提供しています。

ジョンの顧客には、Native Instruments、Ableton、Soundiron、Virgin、Amazon Prime Video、Vice Magazine、BBCといった一流ブランドが名を連ねています。

2014年現在、ジョンはNinja Tuneの出版社Just Isn’t Musicの名簿に、エイモン・トービン、ボノボ、フライング・ロータス、ザ・シネマティック・オーケストラなどのアーティストと共に所属しています。

ジョンのプロとしての経験は90年代に始まり、10代後半にはポピュラー音楽の作曲家、プロデューサーとして頭角を現し、徐々にそのスキルセットを幅広いジャンルに広げていきました。

20年のキャリアで身につけた能力と、ソウルフルな音楽への純粋な愛情で、彼は個人的かつ多様なサウンドを持つ強力な音楽的アイデンティティを作り上げることに成功した。

タイトなスケジュールの中、Poordreamを使用して自分の感情や影響を自由に表現し、従来の電子音楽の枠を超えたサウンドや作曲を探求しています。

収録内容

Microrganは、ドライスタジオでNeumann TLM 103ラージダイアフラムマイクロホンを使用して録音されました。

各キーにサスティーンやスタッカートのサンプルが入った純正プリセットを録音しました。

オクターブ、ビブラート、FXラックが付属しており、使いやすいインターフェースで、そのファットなアナログサウンドを様々なクリエイティブスタイルに合わせて完全にカスタマイズし、シェイプすることができます。

スウェル、ピッチグライド、アタック、リリース、ビブラート、オクターブなど、柔軟なコントロール機能を搭載しています。

また、コンボリューション・リバーブ、大聖堂、教会、ホール、バンカー、ガレージ、トンネル、チェンバー、ルームなど、数十種類のユニークな空間を持つDSPエフェクト・ラックも完備し、異世界のFXインパルスで、奇妙で予想外のサウンド操作に無限の可能性を追求することが可能です。

• 高度なパフォーマンス・コントロール、ビブラート、グライド・スピード、LFO、フィルター、アープ、フルFXラック付きの2つのメイン・インストゥルメント・プリセット。
  
  
  
  
• 20のカスタムサウンドデザインのFXとアンビエントプリセット。
  
  
  
  
• サステイン、スタッカート、コードサステイン、コードスタッカート、アコースティックエフェクトサンプル。
  
  
  
  
• レガートスピードを調整するグライドコントロール。
  
  
  
  
• 標準的なモノフォニック機能、またはグライドを0に設定するとポリフォニックになります。
  
  
  
  
• 徐々に低いオクターブと高いオクターブを追加するオクターブ機能。
  
  
  
  
• 119種類のカテドラル、チャーチ、チェンバー、ルーム、ホール、特殊効果インパルスを備えたコンボリューションリバーブ。
  
  
  
  
• EQ、フィルター、フェイザー、フランジャー、ディレイ、ディストーション、アンプ＆スピーカーシミュレーションなど、充実したマルチエフェクターラック。

Kontaktフォーマット

このライブラリはNative Instruments Kontakt 5.5.2またはそれ以降のフルリテールバージョン用に設計されています。

Kontakt 5.5は、Macの場合はOSXバージョン10.8以降、PCの場合はWindows &以降が必要です。

Kontaktは、業界標準の高度なバーチャル・インストゥルメント／ソフトウェア・サンプラー・プラットフォームです。

Kontakt用のカスタムグラフィカルユーザーインターフェースのスクリーンショットを上の画像ギャラリーでご覧ください。

サウンド・シェイピング・パラメーター・コントロールを幅広く提供し、それぞれがホスト環境またはKontaktのスタンドアローンモードで完全にオートメーション化されています。

これは標準的なKontaktオープンフォーマットのライブラリなので、無料版のKontakt Playerには対応していません。

ただし、サンプル・ディレクトリには完全にアクセスできるので、ユーザーによるカスタマイズ、他のwav互換ソフトウェア、サンプラー、シンセ・フォーマットへのインポートやマッピングが可能です。

ライブラリタブはこのオープンフォーマットのKontaktライブラリに対応していませんが、標準のファイルブラウザタブを使用するか、このライブラリをKontaktデータベースとクイックロードツールにインポートして、簡単にナビゲーション、ロード、整理することが可能です。

システム要件

• Windows 7 以降。
• Mac OS X 10.8 以降。
• このライブラリには、デュアルコア CPU、2 GB システム RAM、SATA または SSD ハード ドライブが推奨されます。
• このソフトウェアはデジタル ダウンロードとして配信されるため、ブロードバンド接続が必要です。

重要事項:

• このソフトウェアを実行するには、Native Instruments Kontakt 5.5.2 以降のフルバージョンが必要です。
• このソフトウェアは、無料のKontakt Playerでは完全には機能せず、DEMO モードでのみ使用できます。