TAL Software『TAL-Vocoder』のメジャーアップデートバージョン V3がリリースされました。
引き続き無料で利用が可能です。
『TAL-Vocoder』
ざっと見デモ動画(1:40):
「TAL-Vocoder」は、80年代前半のボコーダーのサウンドを再現する11バンド搭載のヴィンテージスタイルボコーダーです。
アナログモデル化された部品とユーザビリティにデジタルアルゴリズムをミックスし、卓越したボコーダーサウンドを作り上げました。
このプラグインには、クラシックなアナログ波形を作るためのVCO(電圧制御オシレーター)を搭載したシンセが搭載されています。
倍音を多用したキャリア信号を生成することができます。
新しい柔軟なサイドチェーンルーティングの可能性により、キャリア信号をプラグインに供給することもできます。
バージョン3.0.0の改良点(2023.04.24)
- メーター付きのキャリアとモジュレーターのボリュームコントロールを新たに搭載。
- サイドチェインシグナルを使用した柔軟なルーティングの可能性
- ファイルプリセットブラウザを備えた新しいスケーラブルなUI
- 多くの改善と修正。
100%の後方互換性はありません。特に、LとRチャンネルを使った入力モードのルーティングはもう利用できません。新しいサイドチェーンルーティングの可能性に置き換えています。
特徴
- 11バンドボコーダーエンジン
- 内部キャリアシンセ(パルス、ソー、サブオス、ノイズ、モノ、ポリ、ポルタメント、シンクモード、チューン)
- 外部キャリア信号の使用も可能
- ハーモニック・コントロール(キャリア信号にハーモニックスを加える)
- “エス “エンハンサーで、きれいに聞き取れる声に。
- サイドチェイン入力。
- 現時点ではステレオチャンネルのみで動作します!
システム要件
プラグインフォーマット:
- VST
- VST3
- AU
- AAX
オペレーションシステム:
- Windows Windows 7以上(64ビット版ホスト)
- OS X: 10.9以上(64ビットホスト)
Apple M1をネイティブでサポートするUniversal Binary 2 - AAX:Pro Tools 10.3.6以降(64ビット)
- LINUX:64bit / Ubuntu 18 または類似のもの