iZotope『Ozone 11』AIがアシストしてくれる総合マスタリングツール（マスタリングを網羅する多くの機能＆簡単操作）

iZotopeが誇る総合マスタリングツールの最新版『Ozone 11 シリーズ』。

＊年末年始の恒例セール『iZotope ホリデーセール』が開催されています。

iZotope Ozone 11 ホリデーセール

iZotope『Ozone 11セール』総合ページ

『iZotope ホリデーセール』のページ

＊今回のホリデーセールは、「通常版」ではなく「クロスグレート版」の方が有利です。

クロスグレードの条件は、一つでも良いので有料で購入したiZotope社製品を所有していることです。

まだ「有料のiZotope」をお持ちでない場合は、現在iZotope製品で一番安く買えるボーカル処理ツール『VEA』（セール特価：19ドル）を購入すればOKです。

中位版『Ozone 11 Standard』のクロスグレート版セールページ

上位版『Ozone 11 Advanced』のクロスグレート版セールページ

＊セール終了予定日：

日本時間：1/6（月）18〜19時頃までの予定です。
英国時間：1/6（月）9〜10時頃までの予定です。

iZotope『Ozone 11』
＊＊セール情報＊＊

iZotope『Ozone 11』

iZotope『Ozone 11』は、AIがアシストしてくれる総合マスタリングツール（マスタリングを網羅する多くの機能＆簡単操作）の最新版です。

【日本語】ざっと見動画（33秒）：

デモ動画

【日本語】紹介動画（4：44）：

ウォークスルー動画（33分・自動翻訳の日本語字幕可能）：

『Ozone 11』について

iZotope『Ozone 11』は、究極のマスタリング・ツール・コレクションの最新版です。

完璧なリスニング体験を作り上げることができます。

次のチャートトップヒット曲の最後の仕上げをする場合でも、最初の曲を制作する場合でも、Ozone 11 は最先端の処理と AI を活用したワークフローを提供します。

トラックを簡単にリリース準備完了にし、作品の可能性を最大限に引き出します。

Ozone 11 の新機能

Clarity：ピュアなマジック

【Advancedのみに搭載】

Clarity モジュールは、トラックのスペクトルパワーを順応的に最大化してくれます。

言い換えれば、科学的な働きをするので、あなたの音楽は何のペナルティもなく、プロフェッショナルで洗練された、そしてより大きな音量で聞こえるようにしてくれます。

この機能は、あらゆるものに使用したくなるははずです。

Stem Focus：マスタリングを超えて

【Advancedのみに搭載】

Stem Focus機能は、AIのパワーを利用して、以前は不可能だった方法で問題のあるミックスを救います。

分離されたステムに任意の Ozone モジュールを適用すると、ミックス・ファイルの内部バランスを驚くべき精度でコントロールできます。

ミックスの修正作業はもはや過去のものです。

トランジェント/サステイン：新しい次元

【Advanced/Standardに搭載】

トランジェントとサステインを個別に強化することで、創造的な可能性を解き放ちます。

クラシックなツールにこの革新的な追加機能を使用してマスターを最大限に活用したり、最新の最先端の Ozone モジュールをレベルアップして新しい音のフロンティアを探索したりできます。

Upward Compress：マスターをレベルアップする

【Advanced/Standardに搭載】

この新しいトランスペアレント・コンプレッションにより、高速トランジェントを維持しながら、静かなセクションをブーストしてくれます。

また、複雑なパラレルルーティング、ゲインステージング、レベルマッチングに代わる 1 つの直感的なスライダーで密度とディテールを向上させます。

Assistive Vocal Balance：スイートスポットを見つける

【Advanced/Standard/Elementsに搭載】

Ozone 11のAssistive Vocal Balance機能は、音楽の感情を引き出す、クリアで完璧なバランスのボーカルを実現します。

何百ものトップソングの分析を通じて、マスターアシスタントはミックス内でボーカルを配置する方法を習得しています。

新しいAIボーカルチェッカーを使用すると、レベルについて心配する必要はもうありません。

エクストラ

マスターアシスタント

最新のヒット曲からの音のバランス、幅、インパクトのターゲットを新しく改良しました。

UIとメータリング

ロー・エンド・フォーカス、スペクトラル・シェイパー、マキシマイザーを、新しくモダンなインターフェイスで直感的に調整できます。

Delta ボタン

新しいデルタボタンを使用して、微妙なマスタリング作業を自信を持って行うことができ、各モジュールがオーディオにどのような影響を与えているかを正確に聞くことができます。

Ozone 11のモジュール

【New】Clarity

新しいお気に入りのプラグインを見つけてください。プロフェッショナルで洗練されたサウンドで、ペナルティなしでラウドネスを最大化するスムーズなマスターを簡単に作成できます。耳障りなサウンドになることなく、鈍いミックスを一掃します。

心理音響明瞭度処理
ミッド/サイドおよびトランジェント/サスティンモード
アクション領域の選択
差分測光
デルタ監視

【New】マキシマイザーモジュールでの上方圧縮

Ozone のインテリジェントなリミッターと新しい Upward Compress でダイナミクスを維持しながらミックスを大音量にします。

Soft Clip — 高忠実度を維持しながらラウドネスをブーストします。
インテリジェントリリースコントロール (IRC) モードはサウンドに反応して歪みとポンピングを軽減します。
しきい値学習モードは、ラウドネスをターゲットの LUFS レベルにインテリジェントに設定します。
True Peak 検出により、エクスポート後にオーディオがクリップされないようにします
マキシマイザーはOzone StandardとAdvancedで利用可能です。

イコライザ

滑らかなメータリングと新しい HUD コントロールでサウンドの細部をコントロールします。

新しいトランジェント/サステインモード
スタイルに応じて、クラシックなアナログ EQ または最新のデジタルモデルをエミュレートします。
オーディオのサイドの周波数を補正するには、Mid/Side モードを使用します。
スムーズで流動的なメータリングと、サウンドをさらに確認できるサイズ変更可能なウィンドウをお楽しみください。
イコライザーはOzone StandardとAdvancedで利用可能です

Impact

新しいImpactモジュールでマイクロダイナミクスを直感的に制御することで、トラックのリズムと感触を強化します。

マルチバンドマイクロダイナミクス制御
ミュージカルエンベロープタイム
「デルタ」カットまたはブーストされている周波数だけを聞くことができるモード
Impact モジュールは Ozone 11 Advanced でのみ利用可能です

Stabilizer

新しいスStabilizerモジュール、インテリジェントで適応性のあるマスタリング EQ を使用して、バランスの取れたサウンドを作り上げます。

シェイプモードでの適応型トーンバランス調整
カットモードでの自動共振抑制
「delta」カットまたはブーストされている周波数だけを聞くことができるモード
スタビライザーモジュールはOzone 11スタンダードとアドバンスで利用可能です

Imager

ステレオ化モードで狭いミックスに自然なステレオ幅を追加したり、サイドをリカバリしてモノラルを強化したりできます。

新しいトランジェント/サステインモード
Recover Sides — ステレオ情報を失わずに幅を縮小します。
ステレオ化の 2 つのモードは、トラックの幅を広げるための新しいフレーバーを提供します。
帯域ごとに拡大および縮小して、イメージをステレオで彫刻します。
流体メータリングを使用してステレオ幅と位相を監視します。
イメージャは Ozone Standard と Advanced で利用可能です

Master Rebalance

Master Rebalanceは、バウンスされたミックスも含め、あらゆるオーディオトラックのドラム、ベース、ボーカルのボリュームを調整します。

マスターリバランスはリアルタイムで機能します。トラックをレンダリングしたりバウンスしたりする必要はありません。
DAW オートメーションを使用して、ゲインをわずかに変更して曲セクションに興奮を加えます。
ツインスペクトルメーターを使用すると、トラックの残りの部分に対してソースのバランスを再調整できます。
マスターリバランスはOzone 11 StandardとAdvancedで利用可能です。

Low End Focus

Low End Focusは、クリアでパンチの効いた低周波を実現し、EQ や圧縮によるアーティファクトを回避します。

「パンチ」モードと「スムーズ」モードを使用すると、パーカッシブまたは持続的なローエンドの問題に適切な設定を見つけることができます。

新しいデザインとメーター
境界領域を設定して、ローエンドの任意の場所にコントラストを追加または削除します。
デルタボタンを使用して、何が削除されているかを聞き、過剰な処理を避けます。
Low End FocusはOzone 11 Advancedでのみ利用可能です。

Spectral Shaper

スペクトル整形テクノロジーにより、瞬時に磨きをかけ、ざらつきを取り除きます。

新しいデザインとメーター
ライト、ミディアム、ヘビーの設定では、さまざまなスムージングフレーバーが提供されます。
調整可能な境界コントロールで低音、中音、高音を形作ります。
デルタモードでは、サウンドのどの部分を削除しているかを聞くことができ、完璧な設定を見つけるのに役立ちます。
Spectral Shaper は Ozone 11 Advanced でのみ利用可能です。

ダイナミックEQ

オーディオのダイナミクスに応じて EQ のブーストやカットを行います。

周波数が大きすぎる、または小さすぎる場合にのみ発生する、微妙なブーストやカットを行います。
周波数とゲインとともにスレッショルド、アタック、リリースをコントロールします。
コンプレッサーよりも正確で、通常の EQ よりも繊細です。

Exciter

Ozone 11の「Exciter」で7 種類のディストーションを組み合わせて、暖かさと個性を加えましょう。

新しいトランジェント/サステインモード
テープ、レトロ、チューブなど、さまざまな種類のディストーションを使用します。
複数のバンドに異なる歪みモードを追加して、独自の音色バランスを作成します。

Dynamics

マスタリングエンジニアにとって最も多用途なツール。ダイナミックなミックスを手なづけて、トラックにエネルギーを与えます。

最大 4 つのバンド、または検出フィルターモードで圧縮します。
スムーズで自然な応答を得るには、自動リリースモードを使用してください。

Match EQ

8,000 を超える個別のバンドを使用する EQ を使用して、あらゆるリファレンストラックに極限までマッチさせ、可能な限り正確なスナップショットを取得します。

新しいリージョンパラメータにより、一致させるオーディオの部分を選択できるようになり、最終結果をより詳細に制御できるようになりました。

セッション内のトラック、またはOzoneにロードされたリファレンスファイルからリファレンスをキャプチャし、お気に入りの結果をプリセットとして保存して簡単にアクセスできます。

リファレンストラックのインプリントを取得し、このマスタリングエンジニアの秘密兵器を使用して適切な EQ バランスを見つける時間を節約します。

セッション内のトラック、またはOzoneにロードされたリファレンストラックからスナップショットを撮ります。
境界コントロールを使用して、スペクトルのどの部分を一致させるかを設定します。
お気に入りのスナップショットを、後のセッション用にプリセットとして保存します。

ヴィンテージモジュール

Vintage Tape

テープのすべての周波数カラーレーション、ディストーション、位相効果を備えた豊かなサチュレーションを導入します。

Vintage Compressor

有名なマスタリングハードウェアをモデルにしたコンプレッションでカラフルなダイナミクスを追加します。

Vintage Limiter

ミックスをつなぎ合わせて、Vintage Limiter を使用してラウドで刺激的なトラックを作成します。

Vintage EQ

マスターを明るくし、重低音を滑らかにし、デジタル録音に厚みを加えます。

Ozoneの役に立つ機能

コーデックのプレビュー

さまざまな解像度でミックスが MP3 または AAC としてどのように聞こえるかを聞いてください。オーディオ品質の損失を聞き、将来の配信の問題を予測します。 (Ozone 11 Advancedで利用可能)

ディザリング

エクスポートの準備ができたら、Ozone の広範なディザリングオプションスイートを利用して、オーディオ品質の可聴損失を確実に防ぐことができます。

(Ozone 11 スタンダードおよびアドバンストで利用可能)

『Ozone 11』各グレード別の機能比較表

機能	Ozone 11 Elements（注1）	Ozone 11 Standard	Ozone 11 Advanced

オーディオレンズ			●
コーデックのプレビュー			●
ディザリング		●	●
ダイナミックEQ		●	●
ダイナミクス		●	●
イコライザ		●	●
エキサイター		●	●
イメージャー		●	●
インパクト			●
マスターアシスタントビュー	●	●	●
マスターリバランス (現在は標準)		●	●
マッチEQ		●	●
モジュールは個別のプラグインとして利用可能			●
スタビライザー		●	●
トーンバランスコントロール			●
トラックのリファレンス		●	●
ビンテージコンプレッサー		●	●
ヴィンテージEQ		●	●
ヴィンテージリミッター		●	●
ヴィンテージテープ		●	●

Ozone 11の新機能
ステムフォーカス			●
クラリティモジュール			●
トランジェント / サステイン		●	●
マキシマイザー + 上方圧縮 + 新しいメータリング		●	●
すべてのモジュールのデルタボタン		●	●
ボーカルバランス補助	●	●	●
インターフェイスデザインの改善	●	●	●
ローエンドフォーカス + 新しいメーターリング			●
スペクトルシェイパー + 新しいメーターリング			●

（注1）iZotope『Ozone 11 Elements』

（このOzone 11 Elementsは、iZotopeのマスタリング・ツール「Ozone 11 シリーズ」のエントリー版です。）

通常価格：49ドル

システム要件

オペレーティングシステム：

Mac: macOS Monterey (12.6.x) – macOS Ventura (13.5) (Apple Silicon Mac はネイティブでサポートされています)
Windows: Windows 10 — Windows 11

プラグイン形式:

AAX、AU、VST3 (すべてのプラグイン形式は 64 ビットのみ)
注: VST2 形式はサポートされなくなりました。

サポートされているホスト:

Logic Pro、Ableton Live 10.1 ～ 11、Pro Tools 2021 ～ 2022、Cubase 11 ～ 12、FL Studio 20、Studio One 5、REAPER 6、Bitwig Studio 4、Adobe Audition CC、Premiere Pro CC、Nuendo 12、Digital Performer 11。