メインのタブレットで使っていたセキュリティソフト「Avast」が数日前のアップデートで大幅なUIと機能の変更があり、個人的に非常に使いにくくなってしまいました。(GoogleのPlayストアのAvastに対するレビューも少々荒れてますね。)
なので、(サブのスマホで半年前から使っていた)「Dr.Web Light」と「AFWall+」の組み合わせに、メインのタブも移行しました。
このアンチウイルスとファイアウォールの組み合わせ、なかなか良い感じです。
アンチウイルス ソフト
Dr.Web Light :
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.drweb&hl=ja
ファイアウォール ソフト(Root化必須)
AFWall+ :
https://play.google.com/store/apps/details?id=dev.ukanth.ufirewall&hl=ja
今回のAvastのアップデートは、自分的にはちょっと我慢がならないほど改悪な印象。
Root化デバイスユーザーにはおなじみの超重要なFirewall機能がなぜか消滅。UIも超絶使にくくなった。
Avastのファイアウォール以外で、フリーで使い物になるのは、現在、AFWall+とDroidWallくらい。DroidWallは良ソフトなんだけどここ数年は全く更新されていないので、とりあえずは却下。
ちなみに、
Root化されていないデバイスでファイアウォールを導入するならNoRootファイアウォール一択かな。私もRoot化していないスマホで使用しています。下で紹介するRoot化必須のAFWall+と比べると機能的には見劣りするけど、決して悪くはないです。
NoRootファイアウォール :
https://play.google.com/store/apps/details?id=app.greyshirts.firewall&hl=ja
Rooot化済みのAndroidデバイスならファイアウォールは「AFWall+」
AFWall+はDroidWallと違い、かなりの頻度で更新されているので安心感があります。
また、オプションで「起動時の通信漏えいを抑制する」機能も追加されている。(これがかなり重要。)
NorootファイアウォールやDroidwallなんかだと、ファイアウォールをオンにしていても電源起動時にお漏らししちゃうことがあるみたい、、。
AFWall+はその起動時の情報漏えいの抑制が期待できる。ただしこの機能をオンにするには、ROMに「init.d」のサポートが必要。
AFWallのUIの右上のボタンを押して、設定を呼び出す。
次に、設定の項目の「実験的」を押すと、一番上の項目に「起動時の通信漏洩を抑制する」があるので、そちらにチェックを入れる。
もし「起動時の通信漏洩を抑制する」にチェックが入れられない場合は、ROMに「init.d」のサポートが必要。
具体的には、「Universal Init.d」をインストールすれば、ROMに「init.d」のサポートができるようになる可能性がある。
「Universal Init.d」もPlayストアで無料でインストール可能。
Universal Init.d:
アンチウイルスは「Dr.Web Light」が個人的に一番使いやすい
「Dr.Web Light」の操作系はいたってシンプル。広告も今のところは出ていない。とても静かなアンチウイルス。多くのデータを見ると検出力は良好なようです。
Dr.Web Lightは、AVASTなどの一般的な総合セキュリティアプリと違い、アンチウイルスのみに特化しているので軽い。シンプルなので不具合もなく使いやすい。もちろん常駐機能もちゃんとあります。(逆に常駐させずに手動でスキャンのみの設定にもできます。)とても柔軟なソフトです。
私は5年以上Android端末を使っていますが、今まで一度も深刻なウイルス被害に遭遇したことはありません。Googleの幹部が言っているように、本来はAndroidにはセキュリティソフトは必要ないのかもしれません。
ただやはりノーガードは心もとないので、Dr.Web Lightのような出しゃばらないソフトがちょうどいいのではないかと思います。android向けセキュリティソフトでありがちなバッテリーばか食いなんてこともないですし。
「ほーいいじゃないか こういうのでいいんだよこういうので。」
※どんなセキュリティソフトでも確実な安全というものはありません。セキュリティソフトはご自身の責任で選択し使用しましょう。
追記:「Dr.Web Light」の「トロイの木馬」について
「Dr.web」というキーワードでGoogle検索すると、「トロイの木馬」がサジェストされることが多いので、一応どんなもんなのか調べてみました。
よくよく調べると、AmazonのアプリレビューやGoogleのPlayストアのレビューで去年の10月ごろ、Dr.Web自体が「トロイの木馬」に感染しているのではないか?と一部で指摘されていたようです。
ただし、Google PlayとAmazonアプリストアの該当のレビューをよく読んでいくと、「Dr.Webにトロイの木馬が検出された」と言っているレビュアーの中で具体的にどのセキュリティソフトによって「トロイの木馬」が検出されたのか(一件の例外を除き)全く示されていません。
その一件も、
「cleanmasterでTroy扱いされましたが、どうすれば良いでしょうか? たまたまアンチウイルスが、これとcleanmasterを入れていました。先ほどcleanmasterでDoctorwebがmalwareのTroyとして検出されました」
というものでした。(原文そのまま。)
「cleanmaster」で検索すると、結構香ばしい記事が出てきますね。。
とりあえず、Android用の最新バージョンの「Dr.Web Light」のAPKファイルを摘出し、オンラインウイルス判定サイトのVirusTotalでスキャンしてみました。
VirusTotalでの結果は、検出率: 0 / 54 で白でした。(2016-01-28 現在)
ただし、 複数のレビュアーが同様の件を指摘していたところを鑑みると、去年の10月の時点では何らかの問題が発生していた可能性が全くなかったとは言いきれないかもしれません。しかし現時点ではトロイの木馬の感染は確認されませんでした。
ちなみにDr.Web自体はセキュリティソフトの競争が激しいロシアの企業で、日本にも支社を有する世界的にも大手のベンダーです。
私個人は自身で調べた結果を踏まえ、問題ないと判断しました。もちろん信頼し継続して使用していこうと思っています。
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