
Arturia『Pure SUB』は、サブベースから808、Reeseまでのローエンドを作り込むために開発されたベース専用シンセサイザーです。
基本波・倍音・質感を3つのレイヤーで独立で操作可能。また、加工から仕上げまで1本で完結できる専用環境を備えています。
2026年8月発売の新製品。イントロセールで49USDになっています。
Pure SUB セール
*セール終了予定日:2026年9月15日
(ただし日本時間では多くの場合、翌日の夕方頃まで有効です。)
『Pure SUB』について

Pure SUBは、Arturiaが新たに手がけたベース(サブベース)専用シンセです。
ベースの音作りだけに機能を集中させています。
音を、Sub(基本波)/Harmonics(倍音)/Texture(質感)の3ステージに分け、それぞれを独立して操作することでローエンドを組み立てることができます。
サブベースや808系の音作りは、汎用シンセにエフェクトを重ねて作り込むことが多く、工程が分散しがちです。
このPure SUBはフィルター、ベース専用の加工チェーン「Sub Processor」、FXラックとMaximiserまでをひとつのプラグインに集約しています。
ドロップを左右するベース音をゼロから仕上げまで完結できるように設計されています。
ディストーションやフィルターを強めにかけても、Sub Regenがクリーンな基本波を復元してくれるため、低音の芯がブレにくいのもポイントです。
DnB、ダブステップ、トラップ、テクノなどベースミュージック系のプロデューサーや、ローエンドをサウンドデザインとして作り込みたい人に向いています。
一方、ポリフォニックなベースやコード演奏が必要な人、汎用シンセ1本で済ませたい人には不向き。
主な用途:
- クリーンな808やサブベースの設計(トラップ、クラブミュージックなど)
- ワイドなReeseベースや動くワブルベースの作成(DnB、ダブステップ)
- 小さいスピーカーでも聞こえる倍音付きサブの作成
- ドロップで効くピッチ落ちや動きのあるベースのモジュレーション設計
デモ動画
ざっと見デモ動画(0:29):
サウンドデモ動画(5分):
解説動画(15分):
『Pure SUB』の製品情報

Pure SUBは、深く、パンチがあり、個性のあるベースのために作られたシンセサイザーです。基本波・倍音・質感を専用のステージで加工し、Sub Processorで生のトーンを数操作で仕上がったローエンドに変えられます。
ベース音を1つの作業として丁寧に作り込むスタイルが定着した今、Pure SUBはその仕事のために作られた専用シンセサイザーです。
WEIGHT – 土台を作る
Pure SUBは音をSub(サブ)・Harmonics(倍音)・Texture(質感)の3つの専用ステージに分け、それぞれを個別に加工します。基本波を倍音から独立してコントロールでき、クリーンな808からワイドなReeseまで対応するデュアルモード・エンジンで音色をモーフィングし、ノイズと質感をブレンドしてどんなスピーカーでも聞こえるベースを作れます。
IMPACT – グロウルさせる
ヘビーなコアを、打ち込むようなインパクトに変えます。40以上のフィルターモードで倍音を再構成し、Sub Processorで音色をドライブします。Sub Processorは、ベースに特化したエキスパート構築のモード群で、数操作でディストーション、質感付け、変換を行える機能です。FXラックで仕上げ、Maximiserで迫力のあるコントロールされたラウドネスへ押し上げます。
MOTION – すべてのレイヤーを動かす
ドロップを決めるベースには、動きが欠かせません。3つのエンベロープ、6つのカスタマイズ可能なモジュレーター、MPEを含むフルのキーボード表現力により、あらゆるパラメーターをアニメートし、サンプルやノイズをレイヤーし、モジュレーターそのものをモジュレートできます。自分だけの進化するベースを作り上げられるでしょう。
特徴
独立したSub & Harmonics
- 基本波・オクターブ・倍音レイヤーの独立コントロール
- Pressure および Reese Harmonics モード
- Sub Regen が加工後もクリーンな基本波を復元
Texture エンジン
- Noise Sample および Corroder モード
- リングモジュレーション、AM、ディストーションのシェーピング
- ノイズ、サイン、ノコギリ波、矩形波の Corroder ソース
フィルター
- 40以上のフィルターモード
- Sub・Harmonics・Texture の独立ルーティング
Sub Processor
- ディストーション、質感、音作り直しのための33モード
- Global Amount コントロールと6つのシェーピングマクロ
- モードとマクロのランダマイズ
FX ラック & Maximiser
- 12エフェクトスロットに18種のエフェクト
- 保存可能な FX ラックプリセット
- Soft および Hard Maximiser モード
高度なモジュレーション
- 専用 Pitch Envelope を含む3エンベロープ
- 6つのフレキシブルなモジュレータースロット
- 4マクロ、Modulation Sidechain、MPE 対応
- 300プリセットの充実ライブラリ
- NKS コントローラー対応
- MTS-ESP マイクロチューニング対応
システム要件
Windows
- Windows 10 以上(64bit)
- RAM 4GB
- 4コアCPU 3.4GHz(ターボブースト時 4.0GHz)
- 空きハードディスク容量 3GB
- OpenGL 2.0 対応 GPU
- Windows では ARM プロセッサ非対応
Mac
- Mac macOS 11 以上
- RAM 4GB
- 4コアCPU 3.4GHz(ターボブースト時 4.0GHz)または M1 CPU
- 空きハードディスク容量 1GB
- OpenGL 2.0 対応 GPU
- ASC(Arturia Software Center)で動作
- ソフトウェア音源のインストール、アクティベーション、アップデートを支援するシンプルで洗練されたソリューションです
必要構成
Standalone / VST / AAX / Audio Unit / NKS(64-bit DAWのみ)
製品のまとめ
2026年8月発売の新製品です。レビューはまだ数本ですが、Synth Anatomy、Noizefield、DATABROTH のいずれも好意的な評価です。
「ネガティブな点なし」とする声がある一方、細部の制限を指摘するレビューもあります。
長所:
- アディティブ+ウェーブテーブルの柔軟なデュアルエンジン
- 音質とCPU効率の良さ
- 使いやすいUIとArturia流の深いモジュレーション
- Sub Regen の実用性
- パーシャルごとのデチューンが可能なハーモニクスエディター
- 小さいスピーカーでも聞こえる倍音付きサブを作れる設計
短所:
- Sub Processor は内部パラメーターにアクセスできず、マクロ操作のみ
- ウェーブテーブルエディターの制限(32パーシャル中16のみ使用、8フレーム)
- フィルター FM がない
- UI が大きめで画面を占有する(リサイズ可)
専用機として割り切った設計を「決定疲労を減らすワークフロー改善」と評価する声がある一方で、「Pigments のリスキンに近い」「メインシンセで足りるのでは」という見方もあります。
ベース音作りに本気のプロデューサーには刺さる一方、汎用シンセの代替ではなく、ローエンド専用の追加環境として考えると納得感が高い製品。
主な競合製品
2026年6月発売のベース特化シンセ。UVI Rumble は9アルゴリズム方式、Pure SUB はアディティブ+ウェーブテーブルの2エンジンという違いがあります。同時期に登場したベース特化シンセとして比較される存在。
Future Audio Workshop SubLab XL
808系サブベース音源の定番として言及される存在です。Pure SUB は定番音源と比べ、倍音や質感まで含めた設計・加工・仕上げまでを1本で行える点が特徴です。

汎用シンセとしての比較対象です。レビューでは「Pigments のリスキンに近い部分もあるが、焦点を絞った設計がワークフロー改善につながる」と評価されています。
全体の傾向:
Pure SUBは、汎用シンセではなく「ベース専用の設計環境」という位置づけ。競合との優劣ではなく、ローエンドの設計に特化しています。ベースミュージック系などのエレクトリックミュージックの制作で注目されていきそうです。
参照したレビュー記事などの出典:
**セール情報**

通常価格:79USD
セール特価:49USD(37%OFF)
*主なセール価格の推移:
- 2026年8月27日(発売):79USD→49USD(イントロ価格、2026年9月15日まで)

