Tracktion Waveform 10
NAMM関連で、Tracktion Waveform 10のリリース予告動画が来ています。
以下は、私以外にはどうでも良いチラシの裏的なメモです。。
Tracktion Waveform 9からちょこちょこと使い始めていますが、悪くはないと思います。
特にコードやベースなどのパターンを自動生成してくれるパターンジェネレーターを始め、モディファイア機能、サンプラー機能などは魅力的(将来性を感じさせます)。
しかし、ワークフローが若干煩雑に感じるせいか、LogicやPropellerhead Reasonほど手が伸びない。
ほぼ同時期に導入したPropellerhead Reasonは、VSTとのパフォーマンスの問題(もうすぐ解決するらしい)やシーケンサー周りの機能の弱さなどの欠点があるのですが、オモチャ遊びをしているような楽しさあり、欠点を軽々カバーする魅力がふんだんに備わっています。
最早Reasonは、私にとっては無くてはならない相棒です(毎日使用しています。中毒性アリ・・)。もちろん次期バージョンも迷わず購入すると思います。
一方、Waveform。大体1年のサイクルでメジャーアップデートしてくるので、(アップデートしたければ)その度にアップグレード版の購入が必要です。
メジャーアップデート後は、過去のバージョンの更新は(バグフィックスも含め)行われないようです。
(*Propellerhead Reasonの場合もWaveformと同様にメジャーアップデート時にはアップグレード版の購入が必要です。ただしWaveformよりは若干メジャーアップデートのスパンが長め。というか、FL Studio以外はアップデート時に「お布施」が必要です。)
(*また、Logicはメジャーアップデート時、ニューバージョンを使用したい場合は再度購入が必要です。ただしアップデートのスパンは非常に長いです。)
Waveformは、初期投資の金額やアップグレード版の価格は、セール時を狙えば安いです。
しかし、4年くらいの長期で考えると、メジャーアップデートのスパンが長いLogicを買うのと総額ではそれほど変わらないような気もします。。
どちらかを選べといわれたら、安定性と完成度の高いLogicを選びます(即答です)。
Tracktion Waveformは完成度の面では、まだまだ発展途上に感じるからです。(可能性の塊だとは思いますが。)
リージョン一つ作るにもReasonやLogicと比べて若干ですが手数が多い。
また、メニュー選択がドロップダウン式で(パターンやコードなどの)プリセット等の選択時に連続性がなく面倒。
使用中にクラッシュした回数は、ReasonやLogicと比べると、使用時間が圧倒的に少ないにも関わらずWaveformが一番多いです(しかしながら我慢できないほど頻繁に起きるわけではない)。
次期Tracktion Waveform V10、細かい機能が色々増えていて面白そうですが、サブ用DAWはReasonで今のところは十分かなと。
取りあえず、Waveformの次期バージョンに関しては、端から推移を見守っていく感じになりそうです。。