以下に、特に安くなっている四つの製品のみをピックアップしました。
H910(ハーモナイザー)
ハーモナイザー/ピッチシフター・プラグイン『H910』は76%OFF。
これは安いですね。前回(去年の6月)のセール時より10ドル安くなっています。
通常価格:249ドル → セール価格:59ドル
H910のデモ動画:
H910は、Eventide社製の同名の名ハードウェア『H910 Harmonizer』を エミュレーションしたプラグインです。
オリジナルの独自のピッチシフト、モジュレーション、ディレイの組み合わせを忠実に再現しています。 その結果、スムーズなダブリング、コーラス、フランジャー、ワイルドでクリエイティブなピッチ、ディレイ、その他のモジュレーションベースのエフェクトまで、ありとあらゆる効果が得られるプラグインになっています。
日本語製品説明リンク:
http://www.tacsystem.com/products/eventide/h910_harmonizer.php https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/225604/ハードウェア版の『H910 Harmonizer』はこんな感じです
ハードウェア版の『H910Harmonizer』は、世界初のデジタルエフェクトプロセッサです。
ピッチシフト、モジュレーション、ディレイのユニークな組み合わせで、AC / DCからDavid Bowie、そしてFrank Zappaまでのアーティストによる数え切れないほどの画期的な作品を形作りました。 ピッチシフト、モジュレーション、 ディレイを組み合わせたハーモナイズ・エフェクトで多くアーティストの手により実験的サウンドを生み出しました。
プラグイン版:Eventide H910のオーバービュー
このプラグイン版は、オリジナルのハードウェアを忠実に再現したものです。
特定の音程と完璧なハーモニーを作り出し、ギターサウンドををワイドにし、スネアサウンドをファット、また、シンセにオーガニックな微調整を加えたり、ボーカルにスラップバックのディレイを加えたりと、様々な効果を与えることができます。
これらの効果を演出するには、H910のピッチ変更機能を使ってください。
より極端な設定では、セルフオシレーション、ディレイ、およびアンチフィードバックを使用して、これまでにない機械的なサウンド、ドローン効果、またはロボットボイスなどを作成できます。
H910とH910 Dualは何百ものプリセットを搭載していますが、以下のアーティストの特別なプリセットも収録しています。
- Chris Carter (Throbbing Gristle)
- Robin Finck (Nine Inch Nails)
- The Butcher Bros. (John Lennon, Bob Dylan)
- Joe Chiccarelli (Morissey, Frank Zappa)
- Roy Hendrickson (Miles Davis, Frannk Sinatra)
- Sasha (Madonna, Hot Chip)
プラグインフォーマット:AAX、VST、AU
Mac、Windowsで使用可能
通常価格:249ドル → セール価格:59ドル
H3000 Factory(ハーモナイザー)
Eventide社のハーモナイザー・プラグイン:『H3000 Factory』77%OFF。
ちなみに、国内販売価格:39,744円〜45360円(税込)と結構お高い。
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通常価格:349ドル → セール価格:77ドル
H3000 Factoryについて
見た感じすんごい複雑そうですが(現に複雑なサウンドが作れますが)、プリセットが非常に豊富故に即座に使えることもあり評価が高いプラグインです。
以下の3分足らずのデモ動画を見るとどんなプラグインか理解しやすいと思います。
わかりやすい効果。ボーカルがすごく良い。
Eventide「H3000 Factory」は、スタジオで用いられていきたEventide社製の伝説のハードウェア「H3000 ウルトラハーモナイザー」がベース。
その「H3000」に搭載されていた三種類のエフェクト・アルゴリズム(ピッチ、ディレイ、モジュレーションなどのスペシャルエフェクト)とフィルタリングを組み合わせてプラグイン化したのが
特徴
- H3000からの100以上の新しいアーティストプリセットと100以上のオリジナルプリセットを含む450以上のプリセット。
- 利用可能なエフェクトブロックには、ディレイ、振幅モジュレーター、エンベロープフォロワー、ピッチシフター、フィルター、低周波オシレーターが搭載されています。
- ファンクションジェネレータは19の波形、ホワイトノイズジェネレータ、MIDIコントロール、サイドチェーン入力を特徴としています。
- すべてのディレイとLFOはシステムテンポにロックすることができます。各ディレイはループすることができ、ローパスフィルタを提供します。
- フィルタは、可変Qを持つ選択可能なバンドパス、ハイパス、およびローパスであり、可聴アーティファクトなしに、スウィープとモジュレートすることができます。
Eventide H3000 プラグイン版について
Eventide H3000は、「由緒あるH3000 Ultra-Harmonizer」からいくつかのアルゴリズムを再作成し、モジュラーインターフェイスで、ピッチ、ディレイ、モジュレーション、およびフィルタリングを組み合わせたものです。
このプラグインは、モジュラブル・ハーモナイザー・エフェクトの強力な組み合わせにより、比類のないクリエイティブな可能性を提供します。
再想像されたUIにより、ユーザーは19の波形を持つH3000ファンクションジェネレータを含む18のエフェクトブロックの任意の組み合わせを無限の順列にまとめることができます。
- 伝説的なH3000のエフェクトアルゴリズムに基づくモジュラーエフェクトラボ
- Eventide独自のマイクロピッチ効果などの微妙な甘味から、完全な音の消滅まで、幅広い効果があります。
- 500以上のプリセットがぎっしり詰まっていて、どんなプロジェクトインスピレーションを与えてくれます。
- ドングルは必要ありません
Eventide H3000に搭載されている100以上の新しいプリセット
- アレッサンドロコルティーニ(Nine Inch Nails)
- クリス・カーター(ズキズキグリッスル)
- コリン・ニューマン(ワイヤー)
- ダミアン・テイラー(ビョーク)
- デイブ・ダーリントン(Bass Hit Studios)
- ケリーレバ(EDMプロデューサー)
- Richard Devine(サウンドデザイナー)
- スコット・マーティン・ガーシン(Soundeluxe)
など。
マイクロピッチシフティングのような微妙なEventideシグネチャエフェクトから、太くトラックを深くするのに最適な(Room in TVのような)クラシック・ポストプロダクションエフェクト、極端なサウンドマングルなど。
これらの伝説的なH3000ウルトラハーモナイザーエフェクトは、20年以上にわたり、数え切れないほどのメジャーな映画系のサウンドトラック、ヒット・レコード、およびライブパフォーマンスで使われてきました。
Eventideについて
40年以上にわたり、Eventideはレコーディング技術の最先端を走り続けてきました。
1975年に世界初の市販デジタルオーディオエフェクトユニットを開発することでオーディオ業界に革命をもたらしました。
それ以来、Eventideの伝説的なスタジオプロセッサーは、数え切れないほどのヒット・レコードで使われてきました。
Eventide H3000 Factoryのセールのページ
Tverb(ルームリバーブ)
強力なルームリバーブプラグイン「Tverb」。
通常価格:249ドル → セール特価:59ドル(76%OFF)!
*去年に6月のセール時と同額。
『Eventide Tverb』について
Tverbは、伝説のプロデューサー、エンジニア、ミュージシャン、Tony Viscontiと共同で開発して完成した製品。
『Tverb』についてのトニー・ヴィスコンティ自身による日本語字幕付き紹介動画。
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デヴィッド・ボウイの「ヒーローズ(英雄夢語り)」をはじめ数多くのアーティストを手がけてきた伝説的プロデューサー、トニー・ヴィスコンティとEventideのコラボレーションによるプラグイン『Tverb』。このプラグインについてトニー自身が語ってくれました。
このEventide Tverbは、1977年8月に録音された、David Bowieの12番目のスタジオアルバム、Heroesのタイトルトラックの象徴的なサウンドにインスパイアされたプラグインです。
ユニークなテクニックと機能、そして柔軟なカスタマイズ性を備えたルームリバーブ。
こんなサウンドが作れます。
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Tverbの特徴
シグネチャ・テクニック
Tverbは、新しいサウンドスケープやエフェクトを可能にする機能を追加しながら、Viscontiの象徴的なエフェクトを出発点として新たに作り上げられました。
3つの完全に独立したラッシュなリバーブと、「マイクロフォン1」の圧縮および選択可能なポーラパターン、「マイクロフォン2」および「マイクロフォン3」の調整可能なゲートを統合しています。
ステレオマイクを使用すると効果が高まり、DAWオートメーションを使用してトラックの再生中にホール周辺をさまようようにマイクをプログラムすることができます。
過去のインスピレーション/未来の力
Tverbは、新しいレベルの効率を考慮して設計されています。
DAWのCPUに負担をかけることなく、Hansaのスタジオ2、歴史的なMeistersaalコンサートホールの豊かな雰囲気をキャプチャしています。
Tverbには3つの独立したリバーブがあり、2つのファーマイクをホールのどこにでも、設置させることができます。
その他の特徴:
- リバーブのサイズとトーンを調整するための2つの可動マイク
- 周囲の部屋の音の量を調整するための「マイク1」の調整可能なポーラパターン
- EQ、拡散、ディケイコントロールを備えたカスタム「Eventideリバーブアルゴリズム」
- Viscontiが元のセッションで持っていた「マイク1のコンプレッサーモジュール」の再現
- ゲートを閉じるタイミングや、ゲートを閉じる速度、およびゲートを開いたままにしておく時間の長さを調整できる「2つのリンク可能なポストリバーブゲートモジュール」
- コンソール(セッションで使用されているものとViscontiの「グリースペンシル」ラベリングにインスパイアされたもの)は、個々のマイクとマスターのそれぞれにリバーブ後のチャンネル処理を提供します。
- ルームミキサーモジュールは、ディケイ、拡散、周波数ディケイをコントロールすることで、部屋自体の音を変化させます。
- フェーズキャンセルを削除(または作成)するための信号反転ボタン
- ミックスロックは、ウェット/ドライミックスを一定に保ちながらプリセットまたは設定をスクロールすることを可能にします
- 完全自動化サポート
Tverbは、DAWのCPUに負担をかけることなく、Studio HansaのMeistersaalコンサートホールの豊かな雰囲気をキャプチャしています。
3つの独立したリバーブを備えているTverbは、遠くにある2つのマイクロホンを、ホールのどこにでも納得のいくように配置することができます。
その結果、オーガニックで、強力かつリアルなリバーブが得られます。
カスタマイズ可能なバーチャルスペースに複数のチャンネルがあるTverbは、ドラムによく反応するダイナミックコントロールを備えた特別なルームリバーブです。
上記のビデオでは、Jonathan Schenke氏が、彼のバンドEatersからの曲のためにドラムでTverbを使用する方法をデモンストレーションします。
より詳しい『Tverb』の製品説明&レビュー(日本語):
tacsystem様
http://www.tacsystem.com/products/eventide/tverb.phprittormusic様
http://rittor-music.jp/sound/productreview/2016/10/59141Eventide社による製品説明(英語)
https://www.eventideaudio.com/products/reverb/visconti-reverb/tverbシステム要求
プラットフォームの互換性
- Microsoft Windows 7以降およびApple OS X 10.7以降
利用可能なソフトウェアフォーマット:
- AAX、AU、VST
DAWの互換性:
- Pro Tools 10 +(AAXネイティブ – プラグインフォーマット)
- Cubase 7以降(VST – プラグインフォーマット)
- Nuendo(VST – プラグインフォーマット)
- Wavelab(VST – プラグインフォーマット)
- Logic 8以降(AU – プラグインフォーマット)
- Ableton Live 7+(AU、VST – プラグインフォーマット)
- SONAR(VST – プラグインフォーマット)
- Studio One(AU、VST – プラグインフォーマット)
- デジタルパフォーマー(AU – プラグインフォーマット)
- 刈取機(VST – プラグインフォーマット)
- GarageBand(AU – プラグインフォーマット)
注意: このソフトウェアを実行するためにiLokドングルは必要ありません。
Omnipressor(ダイナミクスプロセッサー)
Eventide社が1971年にリリースした味わい深い初期型ダイナミクスプロセッサー『Omnipressor』。
ゲーティング、コンプレッション、リミッティング、エキスパンド(拡張)の4つの機能を有しています。
セールで67%OFFになっています。
Eventide『Omnipressor』について
『Omnipressor』は、Eventide社が1971年に制作した同名のコンプレッサー『Omnipressor』をソフトウェア化した製品です。
クラシカルはロックだけでなく、現代的なエレクトリックミュージックにもがっつり使える製品です。
Omnipressorの特徴
- 別世界のサウンドを作成するためのダイナミクス処理
- ゲーティング、コンプレッション、リミッティング、エキスパンド(拡張)、ダイナミックリバーサル(動的反転)
- 直感的なインターフェースにより、ファンクションダイヤルを使用して簡単に操作できます
Eventid社によるOmnipressorの解説動画:
このOmnipressorの特徴の一つが、ダイナミックリバーサルという機能。テープリバースに似た効果を持っています。ハウスなどのエレクトリックダンスミュージックでも重宝します。
1970年代初頭に導入されたOmnipressorは、あらゆる種類の最初のダイナミクスエフェクトプロセッサでした。
当初、Eventideの創設者であるリチャード・ファクター(およびジョンポール)によってによって発明されたこのOmnipressorは、多くのエフェクトを可能にしました。
Eventideの創設者であるリチャード・ファクター氏によるOmnipressorの紹介
1971年に導入された「Omnipressor」ラックユニットは、過去40年間にわたってヒットレコードで広く使用されていました。
最初のユーザーの1人は、クイーンのリードギタリストである若き日のブライアン・メイでした。
Omnipressorを装着した彼のサウンドは、以前の彼のサウンドは違う味わいになりました。
Omnipressorは、音のエンベロープを反転させて、大きな音を静かにし、静かな音を大きな音にすることが可能(ダイナミックリバーサル機能)。
Protools Expartさんによるレビュー動画(3:42)
エレクトリックミュージックなどの教則動画で著名なPoint Blank Music Schooによるレビュー(21分)
Omnipressorのシステム要求
プラットフォームの互換性:
- Microsoft Windows 7, 8, 10 (PC) / Apple OS X 10.7+ (MAC)
ソフトウェアフォーマット:
- AAX
- AU
- VST
DAWへの互換性:
- Pro Tools 10 + (AAX Native – Plug-in Format)
- Cubase 7+ (VST – Plug-in Format)
- Nuendo (VST – Plug-in Format)
- Wavelab (VST – Plug-in Format)
- Logic 8+ (AU – Plug-in Format)
- Ableton Live 7+ (AU, VST – Plug-in Format)
- SONAR (VST – Plug-in Format)
- Studio One (AU, VST – Plug-in Format)
- Digital Performer (AU – Plug-in Format)
- Reaper (VST – Plug-in Format)
- GarageBand (AU – Plug-in Format)
*このソフトウェアを実行するためにiLokドングルは必要ありません。
Eventideの製品は他にもいくつかセールになっています。
Eventide Fan Favourite Plugins Sale
追記:3月1日までセールが延長されています。