nilsschneider.deさんが、日本の河合楽器が1988年に発売したシンセサイザー「Kawai K1」のサウンドを再現したバーチャルインストゥルメント『Nils‘ K1v』をリリース&無料配布しています。
*シンセではなくロンプラーです(VST)。
Kawai K1:
〔管理人メモ〕以下の作者さんによる製品説明には明記されていませんが、この製品はWindows用のみの提供のようです。
Nils‘ K1vの概要
Nils‘ K1vは、1988年に発売された日本の名機をエミュレートしたロンプラです。
特徴
- 全てのパラメーターを非常に正確にエミュレート
- 検索機能付き768プリセット、オリジナル・ファクトリー・バンク+全ROMカードを収録
- 完全な編集サポート
- 元のデバイスからSysExのプリセットとバンクをインポートできます。
- SysEx のプリセットとバンクをエクスポートすることができ、プラグインをハードウェアのエディタとして使用することができます。
- 32ビットと64ビットをサポート
- サイズ変更可能なユーザーインターフェース
- フルオートメーション対応
- 768のプリセットはすべて編集可能で、プロジェクトの一部として保存されます。
- さらに、このプラグインは本格的なMIDI実装を備えています。
- オリジナルのハードウェアと同様にSysExメッセージを理解しているため、実行中にプリセットを更新することができ、以下のSysExリクエストにも応答を送信することができます。
1ブロックデータ要求、全ブロックデータ要求、デバイスID要求)。 - バンクセレクトを含むプログラムチェンジに対応。
- ホールドペダル、ボリューム、パン、ベロシティ、アフタータッチ、モジュレーションホイール、ピッチベンド
シンセサイザーエンジン
- 8ビットのシンセシス・エンジン
- 1ボイスあたり4つのソース
- 各ソース個別に256の波形、204の加算+52のPCMが付いています
- DADSRエンベロープ
- 8つのベロシティ・カーブ
- CoarseとFineの調整機能
- ソース1&2と3&4間のAM(リングモジュレーション)
- トライアングル、スクエア、ソー、ランダムシェイプの1つのLFO
- ジョイスティックによるリアルタイムコントロール
このプラグインのダウンロードは無料です。
しかし、あなたがこのプラグインが良いな!と思った場合、寄付してくれたらとてもうれしいです。
お気軽にダウンロードしてください!
追記:KVRの製品ページのリンク
https://www.kvraudio.com/product/nils-k1v-by-nils-schneider*VST2互換ホストソフトウェア、32ビットおよび64ビットをサポート