UJAM『Virtual Drummer BRUTE』自動演奏機能搭載の荒く攻撃的なグランジ系ドラム・プラグイン

ドイツ・UJAM社のドラムインストゥルメント＆演奏家プラグイン『Virtual Drummer BRUTE』。グランジ系のドラマーツールです。

ニルバーナなどに代表される往年の荒く攻撃的なグランジ・ドラミングをソフトウェアに半ばお任せで作って行くことができます。

『Virtual Drummer BRUTE』荒く攻撃的なグランジ系ドラマー

「Virtual Drummer BRUTE」は、80年代末期にアメリカのシアトルで発生したロックの一大ムーブメントの「Grunge（グランジ）」のドラムサウンドを現代に蘇らせたドラムツール＆バーチャルインストゥルメント（プラグイン）です。

「Virtual Drummer」（バーチャルドラマー）シリーズの名前を冠している通り、UJAM社が得意とする（バーチャルドラマーによる）自動演奏機能を搭載しています。

ユーザーは、その道の専属ドラマーを雇った気分で「Virtual Drummer」が作り出すドラムトラックを選ぶだけで音楽制作を行うことも可能です。

（もちろん、自動演奏は使用せずに通常のドラム音源として使用することもできます。）

ざっと見動画（1分）：

プリセットサウンドのデモ（1分）：

【日本語】解説＆デモ動画（12分）：

プラグイン全体の紹介動画（12分・自動翻訳の日本語字幕可能）：

BRUTEの楽器セクションの解説動画（4分28秒・自動翻訳の日本語字幕可能）：

レビュー動画（19分33秒・自動翻訳の日本語字幕可能）：

デモ動画（3分）：

サウンドデモ：

90年代初頭にシアトルから突如現れた音楽ジャンル「グランジ」。

80年代を謳歌したグラムロックとは全く違う風貌の新世代のアーティストたちによる、力任せに演奏される激しく歪んだギター、怒りに満ちたともいえるほどの破壊的なドラムサウンドが交じり合って生まれたこのジャンルは、瞬く間に若い世代の心を掴むことに成功しました。

ニルヴァーナ、アリス・イン・チェインズ、サウンドガーデンなどに代表される、その荒く攻撃的なグランジドラミングを再現したのがVirtual Drummer BRUTEです。

5個のジャンルに分かれたドラムキット
- DARK: ファットでワイド、低めのチューニング
- DIRTY: パンチの効いたアグレッシブ
- TIGHT: 表現豊か、細かくタイト
- NOBLE: 厚みがありオルタナ系向き
- PRIME: バランスの良いスタジアムロック系サウンド

6個のミックスプリセット
- Gentle: バラードやパワーポップ向けの洗練されたミックス
- Slam: 強めのコンプレッションが掛かった、ガレージロック系ミックス
- Bite: 低音よりも低中域が強調されたアグレッシブなミックス
- Crush: 歪みとサチュレーションの強いミックス
- Bounce: 温かみのあるモダンなミックス
- Wide: 壮大ロック系のミックス
31個の演奏スタイル
713個のドラムパターン

Virtual Drummer BRUTEは、強く歪んだディストーションギターのレイヤーと混ぜても個性や詳細を失わないように、3つの異なるマイクを使って収録されています。

それぞれのマイクには明確な用途が存在します。

Click/Smack

アタックトランジェントを強調する1960年代製のヴィンテージマイク「Sennheiser MD21」。
収録時は名機Manley Voxboxを介して使用。
Grit/Dirt

ヴィンテージチューブとオーバーヘッドリボンマイク。
温かみや自然なサウンドを再現するレゾナンスや有機的なノイズはこのマイクで収録。
Clean/Nice

モダンなハイスペックマイク「Schoeps」を使って、原音に忠実なサウンドを収録。