NUGEN Audio社の評価の高いステレオ操作系プラグイン・3製品が入ったプロ用バンドル『Focus Bundle』。
その上位版に搭載されているパワフルなテクノロジーはそのままに操作をシンプル化し手頃な価格で販売されているバンドル『Focus Elements Bundle』。
現在30%OFF(99ドル→69ドル)のセールになっています。また各製品は単体でもセール対象です。
*2022年1月13日:セールは終了しました。
NUGEN Audio『Focus Elements シリーズ』について
合理的でアクセスしやすい3つのツール『Focus Elements Bundle』
Focus Elementsバンドルは、(プロ版の)Focusプラグイン(Stereoizer、Monofilter、Stereoplacer)のシンプル版です。
ミックス、トラックメイキング、ポストプロダクションなどの制作を力強いものにしてくれる3種類の製品で構成されています。
主に以下の3つの機能を持っています。
- ステレオエンハンスメント
- 低音マネージメント
- 周波数に応じたパノラマ配置
これら3種類のElementsプラグインは、上位版と同じパワフルな技術を使用しながらも簡単操作と手頃な価格を実現したシンプル版です。
高価なプロ版ほどの詳細な機能を必要としない通常の音楽制作者を対象にした製品です。
Monofilter Elements:低音域のステレオ問題改善ツール
Monofilter Elementsは、Monofilter プラグインをシンプルにした製品です。上位版のMonofilterと同じ低音管理技術をより簡単に使用することができます。
Monofilter Elementsの特徴
- 低音をモノラルにすることができます。
- 低周波情報をシャープにし、引き締め、明確にします。
- より大きな音での再生に最適化。
- レコード用に安全にミキシング、マスタリング。
- トラック本来のキャラクターを保ちながら、簡単に低音をアンカーで固定することができます。
- ステレオFXを使用する場所で低音をセンタリングすることができます。
ステレオエフェクトをかけると、中高音域はきれいになりますが、低音域がつぶれてしまうことがよくあります。
Monofilter Elementsを使用すれば、ステレオ効果を加えても、低域の中心をしっかりと確保することができます。これは、ステレオ効果の影響がなくなるポイントよりも幅を小さくすることで、より効果的な効果が得られます。
ライブレコーディングや演奏の際に
ライブ音源を扱う場合、予測不可能なものを手なずけ、PAに敬意をもって接することで、大きな効果を得ることができます。
Monofilter Elementsを使用して、サブウーファー(そして低域全般)をミックスの中心に配置することで、過剰な働きをするアンプやスピーカーへの負荷を分散し、ボトムエンドをよりシャープなレベルにすることができます。
また、より繊細なアプローチが必要な場合、Monofilter Elementsは個々の問題楽器やグループに対して使用することができます(タム/ラップトップ演奏者/DJ/グローバルディレイを使用するキーボード奏者など)。
解説動画(4:22・自動翻訳の日本語字幕可能):
Monofilter Elementsを用いてEDMなどのエレクトリックミュージックのベースを固める方法。
Monofilter Elementsのセール情報
通常価格: 49ドル → セール特価: 34ドル
Stereoplacer Elements:ミックス素材の中身を自由にパンニング
Stereoplacer Elementsは、ステレオ・エンハンスメント・プラグインです。
Stereoplacerプラグインのシンプル版で、上位版と同様の周波数に特化したパノラマ配置が可能です。
Stereoplacer Elementsの特徴
- モノラルからステレオイメージの再構築を行うことができます。
- ステレオマイクの不適切な配置を修正できます。
- アーカイブ録音の復元機能。
- 古いレコードからのサンプルの整理。
- 残りのステレオイメージはそのままに、原音とのバランスを保ちます。
- ステレオスペクトル解析。
Stereoplacer Elementsのグラフィカルなディスプレイは、ステレオ差分スペクトルアナライザーとして使用することができます。
コントロールはデフォルトの位置のままで、プラグインは分析モードに設定されます。入力された音は影響を受けませんが、ステレオの内容が分析され、視覚的に表示されます。
ベースを「パンニング」する
低域の中心から外れた高いエネルギーは、解決するよりも多くの問題を引き起こす可能性があるため、低音をパンニングすることは通常、避けるのが最善策です。
しかし、Stereoplacer Elementsを使えば、ベースギターのトラックに存在する低周波を中央に残し、高周波(つまりアタック成分の多く)をシェルビングバンドでステレオフィールドに移動させることができます。
Stereoplacer Elementsのセール情報
通常価格: 49ドル → セール特価: 34ドル
Stereoizer Elements:高性能なスレテオイメージャー
Stereoizerは、モノラルでも素晴らしいミックスを実現する、明確な違いを持ったステレオワイドプラグインです。
モノラル、ステレオを問わず、ソースの個性をそのままに、自然な音の広がりと深みを加えることができます。
また、ソースを超ワイドにすることもできます。
人工的なリバーブやコーラス、ディレイを加えることなく、より一貫性のあるサウンドと空間的なバランスを実現します。モノラルとの互換性があり、不要なアーティファクトを発生させません。
Stereoizer Elementsの特徴
- 自然なパノラマ拡張
- 不要なアーティファクトがない
- オリジナルのキャラクターを保持
- 高いモノラル互換性
- 帯域制限精度
- ダイナミックなビジュアルフィードバック
- 詳細なステレオ拡張
Stereoizerの各アルゴリズムは、人間の耳が幅を感じる方法に基づいた技術を使用して、オーディオの特性を適応させます。
「IID(Interaural Intensity Difference)」「ITD(Interaural Time Difference)」と 「Linear Width アルゴリズム」は、それぞれ独立して動作するため、最大限の柔軟性を提供します。
「Linear Width コントロール」はより繊細で、ミックスの「センタースペース」はそのままに、より生き生きとした調整を行うことができます。
高いモノラル互換性
モノラルの互換性は見落とされがちですが、今も昔も変わらず重要です。多くのクラブやPAサウンドシステムは未だにモノラル再生に設定されており、ポータブルラジオ、スマートフォン、多くのテレビはモノラルです。
Stereoizerは人工的な残響を加えることはありません。つまり、ダブリング/コーラス効果や位相キャンセルなどの破壊的なアーティファクトが、モノラル信号に影響を与えることはありません。
また、「出力をモノラルに折りたたむ」オプションにより、モノラルとの互換性をその場で確認することができるので、安心して使用することができます。
ミキシングやサウンドデザインに
Stereoizerは、モノラル録音に幅を持たせたり、狭いステレオミックスを拡張するために使用することができます。
EQやコンプレッションを多用することなく、録音に豊かさと光沢を与えることができます。
Stereoizerを使えば、自然な音幅を持たせて繊細さを加えたり、特定の周波数帯域を強調したりすることができます。
ポストプロダクションやレストアのために
Stereoizerは、アンビエンスサウンドの微妙な強調、センターでのダイアログのためのスペースの確保、あるいはモノラル録音にステレオの活気を注入する野に最適なツールです。
古い録音の修復や、新しい録音をより大きな音で再生するために最適化する場合でも、このStereoizerを用いると、既存のステレオイメージを自然な音で拡張することができます。
また、他の制作工程で失われた自然な空気感を再現することもできます。
解説動画(3:48・自動翻訳の日本語字幕可能):
(Stereoizer Elementsでミックスに幅を持たせる方法。)
Stereoizer Elementsのセール情報
通常価格: 49ドル → セール特価: 34ドル
3製品共通のシステム要件
Mac
- Mac OSX10.7以降
- 512 MB RAM
- 64ビットのみ
- 64ビットのAAX、VST3、AU、AudioSuiteフォーマットで利用可能
Windows
- WindowsXP以降
- 512 MB RAM
- 64ビットのみ
- 64ビットのAAX、VST3、AudioSuiteフォーマットで利用可能
セール情報
上記の3製品全てが入ったバンドル『Focus Elements Bundle』もあります。
通常価格:99ドル → セール特価:69ドル