良質なサンプルコレクションを提供し続けているpianobookからコーラスライブラリ『Micah’s Choir』がリリース&無料配布されています。
『Micah’s Choir』畏敬の念と悲嘆で録音された息を呑むようなコーラス
オーディオデモ :
『Micah’s Choir』の物語
パンデミックの年、チェロ、ハープ、ピアノ、ボーカルのシネマティック・ポップ・カルテット 「サンズ・オブ・セレンディップ」は苦境に立たされることになります。
国中の王や領主から発令された「社会的疎外令」のせいで、演奏の機会を得ることが難しくなってしまったからです。
そこで、録音、ライセンス、採譜などの手段を講じることになりました。
そして、その手段や、新しい事業を実現するためのソフトウェア楽器を探していたところ、偶然にも、Spitfire Audioの偉大なクリスチャン・ヘンソン卿と彼の大胆なプロジェクトであるThe Piano Bookに出会います。
ヘンソン氏は、「飢えた人々に魚を与えるだけでなく、釣り方を教えることで、公共の利益を達成することができる」という考え方の持ち主でした。
具体的に言えば、ソフトウエアの楽器を提供するだけでは、生徒たちは満足しませんが、その作り方を教えることでコミュニティ全体が豊かになるということです。
そして、彼の遠隔指導のもと、セレンディップの息子たちは、自分たちのプロジェクトのために独自のソフトウェア楽器を作ることにしました。それが、今回ご紹介する「Micah’s Choir」です。
Sons of SerendipのアレンジャーであるCordaro氏は、神学者であり、音楽的共感能力を持ち、驚異的なカンタオールであるMicahに声をかけ、最近の世界情勢に潜む痛みを反映した、4層のダイナミックな心の痛みに彼の存在を注ぎ込むよう依頼しました。
その際、痛みを麻痺させたり殺菌したりするのではなく、それぞれの音とレイヤーが独自の特徴を持つように細心の注意が払われました。
modwheelを動かすだけで、それぞれのレイヤーの痛みが伝わってくるはずです。
また、多くの人が息苦しさを感じている現在の時代性を尊重し、各ノートの後に続くため息や空気を吸う息は、リリーストリガーに割り当てられています。
速い速度で演奏すれば、すぐに痛みに襲われる。低いベロシティで弾くと、ドクドクと音が大きくなります。
そして、私たちが自分自身を見つける孤立に敬意を表するために、「Reverence(畏敬の念)」と呼ばれるレバーを動かします。
偉大なブレーズパスカルの言葉によれば、「人類の問題はすべて、人間が一人で部屋に静かに座ることができないことに起因しています。」
空の衝動反射の残響が、世界の痛みを解決するために自分の役割を果たしているときに、畏敬の念と厳粛さをもたらしましょう。
空虚な衝動的な反射の残響が、世界の痛みを解決するために自分の役割を果たすように、あなたを敬虔で厳粛な気持ちにさせるのです。
(注:楽器を開くのに戸惑うかもしれないので、「monolith」のファイルも入れておきました。monolithを使えば、ファイルパスなどを気にする必要はありません)