英国の音楽製作関連情報誌「Computer Music Magazine」の最新号(2021年5月号)にIK社製シンセ・ライブラリ『Syntronik Instruments J-60(50ドル)』が無料で付属しています。
Computer Music Magazine 2022年5月号は、3.99ドルで販売されています。
『Syntronik Instruments J-60』
『Syntronik Instruments J-60』は、IK Multimediaのシンセサイザー・コレクション「Syntronik 2」用の拡張シンセ音源ライブラリです。
Syntronik 2には、有料版と無料版の「Syntronik 2 CS」があります(入っている音源の数などに違いがあります)。
Syntronik 2の有料版を所有していない方は、このSyntronik 2 CSをインストールすることで「Syntronik Instruments J-60」(拡張ライブラリ)を使用することができます。
- Syntronik 2のページ
- Syntronik 2 CS(IK Product Manager経由)のダウンロードページ(IK Product Manager経由からのダウンロードになります)
『Syntronik Instruments J-60』について:
- この『Syntronik Instruments J-60』は、Syntronik 2(または無料版のSyntronik 2 CS)で動作します。
- また、SampleTank 3、SampleTank 3 SE、および無料のSampleTankカスタムショップで使用できます。
- Syntronik自体は、スタンドアロン、VST 2、VST 3、AAX(64ビット)プラグインとして使用することができます。
- この拡張シンセ音源「Syntronik Instruments J-60」は、800 MB以上のコンテンツと2,000種類のサンプルからなる78のインストゥルメントが収録されています。
『Syntronik Instruments J-60』について
「Syntronik J-60」は、Roland Juno-60のオーセンティックなサウンドをベースにしています。
1982年から1984年にかけて生産されたJuno-60は、極めてkoukanaJupiter-8と比較して、非常に手頃な価格で手に入れることができるポリシンセでした。
しかしながら、音楽制作の現場で独自の位置を占めるまでになったのです。
Juno-60は、Jupiter-8と同じくRoland IR3109フィルター・チップを搭載しています。
このフィルター・チップは4ポールのレゾナント・ロー・パス・フィルターとスイープ発振非対応のハイ・パス・フィルターを備えています。
Juno-60は、DCO(digitally controlled oscillator:デジタル制御オシレーター)を採用しており、VCO(voltage controlled oscillator:電圧制御オシレーター)を搭載したJupiterシリーズ安定したピッチを誇ります。
Jupiterシリーズは2基のオシレーターを搭載していましたが、Juno-60は、1オシレーターです。
従って、Juno-60でディチューン効果を得ることはできませんが、このウィーク・ポイントを補って余り有る美しい響きのコーラス・エフェクトが追加されています。
そしてこのコーラスこそが、シンセサイザーの歴史に名を刻むことになるJuno独特のサウンドの源となったのです。
Roland Juno-60は、エンヤ、ザ・キュアー、ショーン・レノン、アストラル・プロジェクション、ヴィンス・クラーク、メン・アット・ワーク、フロック・オブ・シーガルズ、ハワード・ジョーンズ、ユーリズミクス、ビリー・アイドル、 INXS、ウルトラヴォックス、ニック・カーショウといった、多くのバンド、プロデューサー、アーティストらによって愛用されています。
パッケージ内容
- 総計 800 MB 以上のコンテンツ
- 総計 2,000 サンプル
- 78 インストゥルメント
この製品が含まれているバンドル製品
*以下のバンドル製品にも「SYNTRONIK 2 J-60」が入っています。
デモ動画とオーディオデモ
デモ動画(18:05):
オーディオデモ:
Computer Music Magazineの販売情報
Computer Music Magazine 5月号はpocketmags.comで、3.99ドル(約490円)で購入が可能です。
(12ヶ月分まとめてだと31.99ドル。)
また他の販売サイト「Zinio」では£3.72(約596円)です。