Plugin BoutiqueでNeutron Elementsを貰った方には、「iZotope Ozone8 Standard版とNeutron2 Standard版がそれぞれ99ドルになるよー」というクーポンコードが、Plugin Boutiqueで登録したメルアドに届いているはずです。(上記画像のような感じで。)
iZotope Ozone8 Standard版とNeutron2 Standard版。これ、人によっては、正直そこまでグッとは来ないかもしれませんが、「Standard版でも良いかな」と考えている方は行っても良いかも?そこそこ安いですよ。
Neutron2 StandardとOzone8 Standardを99ドルで買う方法
Neutron 2 Standardのセールページ(表示価格は249ドル。クーポンコード適用で99ドルになります。)
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上記のリンク先(Neutron 2 Standardのセールページ)では、249ドルと表示されています。
しかし、ご自分の登録メアドに届いているクーポンをチェックして、お会計画面で適用すると、99ドルに変わります。
Ozone8 Standardも同様に99ドル!
(クーポンコード適用で99ドルになります)
iZotope製品についてのメモ
これはあくまで私の個人的な感想です。。
NeutronとOzone両方とも、Elements、Standard、Advancedと使ってきましたが、
「iZotopeのOzone8とNeutron2に限ってはAdvanced版がやっぱり良いよなぁ・・」と思っています。
Advancedは、全く機能制限がかかっていないバージョン。収録されている各プラグインが個別使用出来て便利です。Tonal Ballance control もヤバいです。
自分はAdvanced版一択です。
NeutronのAdvanced版とスタンダード版の違い
1.Advanced版は、EQ、コンプレッサー、エキサイター、トランジェントシェイパーの各機能を、個別のプラグインとして動作させることができます。
2.Advanced版のみサラウンドがサポートされています。
Neutronは軽量級なプラグインではないので、各機能が個別で立ち上げられるのは、Advanced版の大きな利点。
NeutronのEQやコンプなどの各機能が気に入っているのなら、比較的負荷が軽い個別の機能が単独で使えるAdvanced版の方がより良い選択です。
ミキシングが上達して、「トラックアシスタントはもう必要ないなぁ」と思うようになった場合でも、高品質なNeutronの各機能が個別にストレス無く使えるのは効率的です。
Advanced版ならNeutronのダイナミックEQ(これが非常に良い出来)も個別で使えます。
(起動させるとすべてのツールが一緒に立ち上がってしまう)Standard版ほど重くならないので、使い勝手が良いです。
個別に起動できると小回りが利くので、Neutronの各プラグインの使用頻度が増えるはずです。
Ozone8 Advancedについて
標準バージョンのSatandard版と違い、Ozone8に付属する各プラグインを個別に使用することが出来きます。マシンへの負荷の節約に寄与します。
また、Advanced版では、スペクトラルシェイパーやビンテージEQ、ヴィンテージコンプレッサーなどの各機能が追加されています。
加えて、Advanced版の独占的機能で特に重要なのが、(iZotopeの新しい機能である)Tonal Balance Controlが使用できることです。
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曲の音色バランスを絶妙な状態に持っていける最新ツール「Tonal Balance Control」
iZtopeのTonal Balance Controlについて
トーナルバランスコントロールは、インサートされたトラックのターゲット曲線との相対的なスペクトラムメーター情報を表示します。
これは、ミックスやマスタリング時に発生するトーンバランス的な問題に取り組む際に特に便利な機能です。
トーナルバランスコントロールは、低域のパワー不足、あるいは高域の鮮やかさ不足など、ミックスやマスタリング時に起こり得る問題を解決する上での道標、あるは改善の文脈を提供することで、プロフェッショナルな完成度のマテリアル作りの手助けをします。
Tonal Balance Controlは、Ozone8とNeutron2とNectar3の間をシームレスに行き来しながら、マスキング(トラック同士の音のかぶり)とトーナルバランス(ミックス、マスタリング時の音楽的に良い状態になるバランス)を整えることが可能です。
Neutron2単独では、トラックアシスタント機能による自動的なミキシングとトラック間のマスキング作業は可能になっていましたが、Tonal Balance Control機能を使うことにより、ミキシング時の複数のトラック(またはNectar3を挿しているヴォーカルトラック)のトーナルバランスを簡単に整えることが可能になっています。(これは、非常に画期的な機能です。)
また、トーナルバランスコントロールには、目標とする曲を読み込んで、マスタリング時のバランスを調整できるリファレンス機能がついています。(好きな曲のトーナルバランス状態を真似っこ出来ちゃうわけです。)
楽曲の音を絶妙な状態に持っていける機能。Tonal Balanceの良さを知ると、この機能のためだけにでも StandardからAdvancedにアップグレードが必須と考えるようになりました。
とは言え、Standard版からAdvanced版へアップグレードすることも可能です。
ただし現在の価格は、、こんな感じ。
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(2018年11月19日現在:249ドル)
そうなのです。iZotopeはStandardからのクログレはそんなに安くないんですよね。。
なので、Standard版を手に入れたら、次はiZotopeフリークが行き着く先:最上級バンドルのMPS2まで一気に行っちゃってください!
MPS2なら、Standardから一気に行くのは結構お得感が高いですよ(笑)。。
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ちなみに、今月まで無料配布中の「Neutron Elements」さえを持っていれば、MPS2へのアプグレは、Ozone8 StandardやNeutron2 Standardを買ってからMPS2にアプグレするのとトータルの金額は変わりません。
iZotope Music Production Suite 2の価格と購入の際のヒント
とか、なんだかんだと言っておりますが、iZotopeの製品は良いものです。まずは、Standardからでも楽しめるとツールだと思います。