最下位版のMelodyne 4 EssentialではオーディオからMIDIへの変換は不可
(数日前に購入した)Tracktion Waveform 9に付属していた「Melodyne 4 Essential」。
Melodyneの最下位バージョンで入門版というか、ほとんど「ダイジェスト版」的な位置づけなのでしょうね。
さっそくLogic Pro XやReason10でも使ってみようと思いましたが、私のやりたかったオーディオファイルからMIDIへ変換はEssential版では出来ないんですね。(Melodyneは使ったことがないので知らんかった。。)
こういうことがやりたかった。
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オーディオファイルをMIDIに変換できるのは、「Melodyne Assistant」以上の
エディション。なのでアップグレードする必要があるんですね。
(知っている人には何を今更な話でしょう(笑))
しかし、その「Melodyne Assistant」でも、「DNA 非対応のためポリフォニック素材には対応しない」と。
詳しくはこちら。
なので、ポリでも使いたいならその上のバージョンのEditorかStudioを使わんとイカんわけですね。
ということで、機会があればアプデしたいなぁと思いますが、結構高いんですよね。。過去のセールで安いときに、EssentialからEditorのアプグレが140ドルくらいだったかな?
結局、今のところはDAW付属の機能で何とかする
とはいえ、Logic Pro XにもReason10にもオーディオからMIDIへの変換機能はついてるんですよね。恐らくMelodyne様の足下にも及ばない簡易的な機能ですが。。
とりあえずお得なセールが来るまでは、これで何とかしましょうか。
Propellerhead Reasonの場合
実はPropellerhead Reason10の「オーディオからMIDIへの変換」のやり方は、めっちゃ簡単です。
こんな感じ。(たった27秒の説明動画。)
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ただ単にオーディオファイルを、ThorなどのシンセのMIDIトラックにドラッグアンドドロップすれば良いだけ。
(例えば、自分で鼻歌で歌ったのを録音して、それを超簡単にMIDIに出来ちゃうわけですね。)
上手くいかないときは、該当オーディオファイルのクリップをクリックして編集画面に入り、「ピッチエディット」を選択してから、再度シンセのMIDIトラックにドラッグアンドドロップしてみましょう。
Logic Pro Xの場合
Logic Pro Xの場合は、該当のオーディオリージョンをクリックして下半分の編集画面で「Flex」ボタンを音にして「Flex Pitch」を選択。
そして、編集の「Flexpitch データから MIDI トラックを作成」をクリックで、MIDIトラックか作られます。
出来た。
あとは、適当に(タイムクオンタイズなどを使って)MIDIを調整して、お好きなシンセなどで鳴らすことが出来ます。
Logic Pro XとReason10の「オーディオからMIDIへの変換機能」は、個人的にはReason10の方が若干ですが精度が良いように感じています。
追記:Logic Pro XとReason10の精度はケースバイケースな感じです。オーディオの素材によって違う。
新しい参考記事 :