イギリスのWave Alchemyから、新しく『BASSYNTH』という製品がリリースされました。
『BASSYNTH』は、その名の通りベース用のシンセです。
しかし、このシンセ、通常のシンセプラグインではなく、Native InstrumentsのKontaktで使用する音源です。
しかしながら、誰でも無料で入手種可能なKontakt Playerでも完全に動作します。
リリースに伴いイントロセールも開催されています。短期セールです。(10月5日の夕方まで。)
Bassynth Synth by Wave Alchemy
『BASSYNTH』は、基本的にはエレクトリックミュージックのペースサウンドを作るシンセなのですが、他にも様々サウンドを制作することができます。
そして、シンセと銘打ってはいますが、そこはWave Alchemyの製品らしく基本はサンプルベースです。
4つのサンプルベースのオシレータを重ね合わせることでサウンドの原型を形作っていきます。加えて、サウンドに彩りを添える重要な機能であるモジュレーションや豊富な種類のFX機能を使用してサウンドをデザインしていきます。
『BASSYNTH』の概要は、このBoBeatsさんの動画が勉強になると思います。
全ての機能が、非常に明快で、通常のシンセと比べると超がつくほど簡単に音作りができるようになっています。
(デモ版もあります。 )
EDMやハウスなどのエレクトリックミュージックの制作では、シンセサイザーが多用されますが、サンプルベースのバーチャルインストゥルメントの使用に慣れてしまうと、通常シンセを使うのが面倒になります。。 それくらい簡単だし時短になる。そして音の質は非常に高いです。
一方欠点は、サンプルベースなので、他の使用者と似通ったサウンドになりやすいことでしょうか。しかしこれは、シンセのプリセットを使用する場合も同様かと思います。
プリセットのサウンドをそのまま使わずに、加工すれば自身のオリジナリティを出すことが可能です。