Boz『Pan Knob 2』シンプルで使いやすいパンニング・プラグイン（スマート・アルゴリズムでヘッドフォン視聴者にも自然なパンのサウンドを提供）

「Pan Knob」は、優れたバランスとミックス変換を実現してくれるパンニングFXプラグインです。

低域を中心にしながら高域をパンニングする優れたアルゴリズムにより、従来のパンニングスキームの制限を克服します。

パンニングは最も基本的なミキシング・ツールの一つであり、すべてのDAWに搭載されているものです。

では、なぜPan Knobプラグインが必要なのでしょうか？

答えは簡単です。

特にヘッドフォンでのサウンドが格段に良くなるからです。

より詳細な答えは以下に解説します。ぜひ、読み進めてください。

なぜ、定番のエフェクトを変えるべきなのか？

従来のパンニングは、右チャンネルと左チャンネルのボリュームを調整することで、ステレオフィールドのどこに聞こえるかを移動させるものでした。これは簡単なことです。

しかし、これには大きな問題があります。

それは、パンニングを大きくすると、ヘッドフォンで聴いたときにとてもひどい音になるということです。

それは、なぜか？

現実世界では、モスキートでもない限り、音が片耳にしか聞こえないということはあり得ないからです。

Pan Knobは、パンコントロールに2つの次元を追加することで、この問題を解決します

1) 低周波はパンされないようにします。これは、頭が高音域をフィルタリングし、低音域を両耳に当てるという自然なエフェクトをシミュレートしています。

2) 波面が異なる時間に耳に当たるのをシミュレートするために、小さなディレイを追加します。

この2つのエフェクトは、状況に応じてオン・オフを切り替えることができます。

Pan Knobは、伝統的なダムパンから高度な自然な響きのパンまで、すべてをこなします。

ルールを破る

Pan Knobを使えば、どこにでもパンニングでき、しかも自然なサウンドが得られるので、従来のパンニングのルールを破ることが可能になります。

ベースを左にパンしたい？

そうです。自然なサウンドになります。

または、スネアドラムを右から鳴らせば、リスナーは頭痛に悩まされることはないでしょう。従来のパンニングのルールはもう必要ありません。

Pan Knobの機能

• あらゆるリスニング・フォーマットに対応する優れたパンニング・アルゴリズム
  
  
  
• 低域を中心に配置し、高域の配置に関わらず左右のバランスを保ちます。
  
  
  
• 選択可能なマイクロディレイ
  
  
  
• ミックス変換を改善
  
  
  
• パンの法則を選択可能
  
  
  
• バランスとパンの切り替えが可能
  
  
  
• シグナル・チェーン上の任意の場所でパンが可能

Pan Knobで音楽制作をレスキュー

Pan Knobを使うと、楽器のパン位置を即座に入れ替えたり、ステレオ・トラックのバランスとパンを切り替えたり、パンの法則を選択することができます。

また、イヤフォンやヘッドフォンのリスニングで起こりがちなバランスの問題もありません。パン・ノブを使えば、従来のパンナーで楽器やボーカルを移動させたときに生じるテール・チェイスやトレードオフを気にせず、パンニングを試すことができます。

さらに、Pan Knobはプロフェッショナルなミックス・エンジニアやミックス・エンジニア志望者にとって不可欠なワークフローをスピードアップさせます。

Pan Knobの特徴

• すべてのリスニング・フォーマットに対応するパンニング・アルゴリズム
  
  
  
• パン・ローの選択
  
  
  
• バランス/パンの切り替え
  
  
  
• シグナル・チェーン内の任意の場所でパン

システム要件

＊以下のプラグインフォーマットで利用が可能です。

Mac

macOS 10.13 High Sierra以降（Intel / M1 Apple Silicon対応）（64ビットのみ）

• AAX
• AU (Audio Units)
• VST
• VST3

Windows

• AAX
• VST
• VST3

管理人メモ：：

X Over機能がナチュラルでイケてます。また120%のエキストラワイド機能が面白い。ぜひ試してみてください。