Propellerhead Reasonがもうすぐバージョン11になります。(9月25日の予定)
今回のアップデートの目玉機能は『Reason Studio』。この機能により、Reasonの自由度が格段に向上します。
前バージョンのReason10では、他のDAWでReasonを使用したい場合、Rewire機能を利用して、Reasonを別途で立ち上げる必要がありました。
新バージョンReason11。『Reason Rack Plugin』という新しい機能が加わります。
これにより、Reasonの各インストゥルメント、シンセ、エフェクターなどをラックにまとめてプラグインとして使用できるようになります。
Reason真骨頂である『Rack』に搭載されているルーティング機能などを、他のDAWで気軽に利用できる!(こりゃすごい。)
*Reason Rackプラグインは、9月25日にVST3プラグインとしてリリースされ、AUプラグインバージョンは2019年末までにリリースされます。
Reason 11は以下の3つのバージョンがリリースされます。
- Reason Intro ($99)
- Reason ($399)
- Reason Suite ($599)
すでに過去のバージョンのReasonを所有しているユーザーの方は、Reason Suiteへ249ドルでアップグレードが可能です。
個人的にはマストなアップデートですが、セールまで待つべきか考え中です。。
ちなみに最上位版のReason Suite には、以下の16のラックエクステンションが追加装備されています。
- Complex-1 Modular Synth
- Umpf Club Drums
- Umpf Retro Beats
- Reason Electric Bass
- Reason Drum Kits
- Processed Pianos
- Layers Wave Edition
- Layers
- Parsec Spectral Synthesizer
- Radical Keys
- Polar Dual Pitch Shifter
- Rotor Rotary Speaker
- PolyStep Sequencer
- Quad Note Generator
- Drum Sequencer
- Scenic Hybrid Instrument (新しくリリース)
また、Reason11では、他にも様々なワークフローの改良が行われています。
Reason11 主なワークフローの改良点
Curved automation
Audio clip crossfades
重複するオーディオクリップのシームレスなクロスフェードを簡単に作成できます。
個別の垂直ズームの改善
MIDIノート単位のミュートが可能に!
複数ノートを連続してドロー(描画すること)が可能に
キー編集で演奏および選択したノートを表示
MIDIの編集や再生時にどのキーがなっているかがすぐわかるようになった。(これもやっと来ました。)