UVIのプレートリバーブ『UVI Plate』が半額のセールになっています。
*セールは3月15日まで。
UVI Plate:フィジカルモデリングによるプレートリバーブ
UVI Plateは、フィジカルモデリングによるカスタマイズ可能のプレートリバーブです。
Plateは金属板の素材、サイズと縦横比、ジェネレーターとピックアップの位置、ディケイコンポーネントなど、自由なリバーブデザインが可能。
モジュレーション、オクターブバンドフィルター、プリアンプサチュレーションなど多彩な機能と高品質なサウンドが特徴のリバーブです。
【日本語】紹介動画(8分48秒):
レビュー動画(7分・日本語字幕可能):
デモ&レビュー動画(17分・日本語字幕可能):
デモ&レビュー動画(12分・日本語字幕可能):
UVI Plateについて
特徴:
- 機械式リバーブのカスタムショップ
- 先進的なフィジカルモデリングによる超高品位のプレートリバーブ
- 伝統的なハードウェアを超えるメカニズムのフルカスタマイズ
- ビジュアルディケイエディターと拡張画面による効率の良い操作
かつてないプレートリバーブサウンドの奥深さと豊かさを探求するUVI Plate。その核となるのは20,000ものモードと先進的なリアルタイムモデリングによって実現します。実機にない深さとディテール、そしてこれまでの常識と限界すべてを覆します。プレートの素材やダンピングファクターはもちろん、すべてのパラメーターを操り、EMT140や240などのクラシックリバーブから遥か彼方まで、リバーブサウンドの宇宙を思う存分、旅することができます。
VIのゴールは特定のハードウェアリバーブのクローンを完成させることではありません。しかしながらユーザーが体験した多くのハードウェアリバーブを再現する性能と機能をベースにすることで、それら魅力や特徴を活かした自分だけのリバーブデザインを促せると考えます。
まず目標を達成するため、まず既存のリバーブシステムの要素を個別にフィジカルモデリングすることから始めました。この作業にあたって、科学技術による正確性と音楽的であることの両面を重視しました。核となるモデルはEMT140と240を正確に計測し、実機との比較を繰り返したもので構成されています。
Plateではすべてのサウンドコンポーネントをシミュレートします:サイズ、規模、素材、入出力ポジション、モジュレーションとディケイなど、音全体を形成する物理要素を再現します。そうすることでほぼ無限に近い、忠実なプレートリバーブサウンドを得ることができました
詳細
クラシックプレートリバーブの超越
機械式リバーブの全要素を個別にフィジカルモデリングしたPlateは、特定の実機をかつていない精度で再現する性能を有しつつ、全く新しいサウンドデザインの可能性を備えています。
フィジカルモデリング
実際の要素を個別に細かくモデリングした結果、それらの完全コントロールすることが可能になり、自分だけのリバーブサウンドに仕上げることをサポートします。
金属板の素材を選び、サイズと形状を調整し、響きを得るためのプレートへの入力と出力ポジションを設定する…さらに金属板に与える張力と不規則性、ディケイを形成するための物理ダンパー、熱弾性損失、空気放射まで自由に操ることが可能です。
こうしてミュージシャンが扱うための科学的に仕上げたPlateが完成されました。定番のハードウェアリバーブを自由にコントロールし、自分好みにデザインすることができます。それがPlateです。
ビジュアルディケイとEQエディター
さらに効率よくリバーブサウンドを仕上げるため、Plateには美しいグラフィカルエディターがディケイとEQセクションに用意されています。各要素の周波数帯域を操作し、その結果を内蔵スペクトラムアナライザーでリアルタイム確認できます。
このディケイとEQセクションは、3つのディケイモデル(ダンパー、フリクションとエアー)、オクターブディケイ、オクターブバンドEQとローカットEQで構成されています。
このことで濃密なディケイを生み出しつつ、問題となる帯域を削り、信号バランスを整え、適切かつ効果的な残響を形成します。
フル機能
Plateはプリアンプのサチュレーション段を始め、実機の持つ数多くのディスクリートコンポーネントも精密にモデリングし、再現します。
そしてプリディレイ、パラメーターロック、ウェット/ドライのミックスバランスなどの実用的なパラメーターも備えられています。また、即戦力になる豊富なプリセットライブラリーも用意しています。Plateは親しんできた特徴的なクラシックハードウェアサウンドをより自分のもにするためのパワフルツールです。
最高の品位
Plateはプロフェッショナルツールとして、音質面でも妥協を許しません。しかし高い音質を得るにはそれに応じた処理能力が必要になります。
様々な動作や作業環境に適応するため、”クォリティ”コントロールが設けられています。このパラメーターはモードと呼ばれるPlateの演算量を設定します。
モードは1つ1つが残響音のシミュレーションでありシンセサイザーのボイス数に相当する要素とイメージしてください。
従ってモード数に比例してリバーブの品位が決定されます。Plateでは最大20,000モードを扱い、ほぼ究極に近い結果を得ることができますが、多くの場合、オフラインレンダリングが必要となるでしょう。
また、可能な限り高品位での作業をサポートするため、Plateは最新のSIMD命令セット(SSE、AVX、AVX2)に最適化され、アダプティブマルチスレッド、マルチコアレンダリングを使用してCPU負荷とは関係なく、レンダリング時間を最短で終了するように設計されています。
簡単操作
Plateは豊富な機能を備えつつ、的確な操作と扱いやすさを重視した操作パネルに仕上がっています。
デフォルトの”コンパクト”モードは、プリセットを選択して、ソースサウンドに適した最低限のパラメーター調節にフォーカスした画面です。”エクスパンデッド”モードではディケイとEQセクションが現れ、リアルタイムアナライザー使用した詳細なリバーブデザインをサポートします。
PLATEの裏側
Plateをより深く活用、各機能を的確に操作するため、各コンポーネントの作用をそれぞれ解説します:
METAL PLATE – メタルプレート(金属板)
- 入出力ポジション:入力(ドライバー/ジェネレーター)と出力(ピックアップ)、左右チャンネル、それぞれのポジションを自由に調節することが可能です。入出力の間隔をとることで、スプリングリバーブに似た拡散されたトランジェントを持つ効果が得られます。エッジの近くに置くことで薄い効果、中央に置くことでより響きの強い豊かなサウンドが得られます。
- マテリアル:金属板の素材;鉄、金、銀、チタン、アルミを設定をします。素材によりリバーブの残響特性が変わります。実際に様々な種類のソースを入力して実践することをおすすめします。
- エリア:プレート面積(0.6 ~ 6.0㎡)を決定づけるパラメーターの1つです。値に比例して、リバーブ密度が高くなります。また扱いやすいように、他の素材は鉄板の等価値で扱います。
- アスペクト:プレートの縦横比(0.05 ~ 20)を設定し、エリアとともにサイズを決定づけます。正方形に近いほど、均一なリバーブサウンドを生み出し、小さく長細い板になるほど、スプリングリバーブに近い”高周波”のトランジェントを持つ効果を生み出します。
- アンイソトロピー:素材表面の均一性(0 ~ 1%)を設定します。値を上げることで個々のモード(残響)にディチューン効果が発生します。
- テンション:プレートの張力(0 ~ 2000Nm)を設定します。高い値ほど張力(剛性)が強くなり、結果として低周波のモード(残響)の周波数を引き上げます。
DECAY – ディケイ(残響)
- ダンパー:リバーブ初段の残響(200ms ~ 無限)を設定します。このパラメーターは物理的にプレートを抑えつて残響時間を制限する要素をシミュレーションします。
- フリクション:熱弾損失をシミュレーションします。
- エアー:プレート上の空気放射シミュレーションします。
- メモ:すべてのダンピングコントロールは、可変仕様のカットオフポイントを装備することで自然な効果を生み出します。
追加パラメーター
- オクターブバンドディケイ:RT60基準のディケイタイムをオクターブバンドでコントロールします。
- オクターブバンドEQ:リバーブサウンドを形成するためのバンドイコライザーです
- ローカットEQ:不要な低域をカットするためのイコライザーです。
- プリディレイ:リバーブの発生開始時間(0ms ~ 1s)を設定します。
- ドライブ:プレートを響かせる信号のプリアンプ歪みをシミュレーションします。設定値(0 ~ 100%)に比例して入力信号にサチュレーション効果適用されます。
- ミックス:リバーブとドライ音のバランス(0 ~ 100%)を設定します。
- クォリティ:Plateの品質を設定します。リバーブ効果のデザインをする際と仕上げた効果を書き出す際と、作業や環境に応じて設定を変えて使用することをおすすめします。この設定によりPlateから生み出されるモードの量(=残響数、シンセにおけるボイス数とご理解ください)が決定されます。通常、”ミディアム”設定で、十分に美しいリバーブ効果が得られます。”インセイン”は究極設定で、20,000モードによる最高品位の結果で、オフラインレンダリングに適しています。
息を呑む美しさ、無類の操作性
ボーカル、楽器用のリバーブとしてもちろん、強力なサウンドデザインツールとしても最適です。Plateは類稀なる多彩さときらびやかさをサウンドにもたらします。
https://www.uvi.net/plateシステム要件
ライセンス
1ライセンスにつき、PC/iLokキー混在可能な3デバイスアクティベーション
システム条件
- 200MBの空きディスク容量(Mac版インストーラ:126MB;Windowsインストラ:178MB)
- プロセッサー: Intel i5以上を推奨
- 4GB RAMメモリ
対応システム
- Mac OS 10.9 Mavericks ~ macOS 10.15 Catalina(64bit)
- Windows 8 ~ Windows 10(64bit)
- iLokアカウント(無料取得、USBキーは必須ではありません)
インターネット接続環境(製品ダウンロードとライセンス発行と認証に必要、常時接続不要)
互換性
- 対応フォーマット: Audio Units、AAX、VST
- 検証済みホスト: Digital Performer 8以降、Pro Tools 11以降、Logic Pro X以降、Cubase 7以降、Nuendo 6以降、Ableton Live 8以降、Studio One 2以降、Garage Band 6、Maschine 1 & 2、Tracktion 4以降、Vienna Ensemble 5+、Reaper 4以降、Sonar X3、Main Stage 3、FL Studio、Bitwig 1+、Reason 9.5+、MuLab 5.5以降
セール情報
通常価格:129ドル
セール特価:64ドル(50%OFF)