D16社のキック(兼サブベース)用シンセ「PunchBox」。
エレクトリック系のサブベース・シンセでは、Sonic AcademyのKICK2と双璧をなす人気製品です。
元値はPunchBoxの方が高価ですが、セール価格ならKICK2より安く買える場合もあります(できればセール時を狙いましょう)。
有名どころでは、エレクトリックミュージック界の大御所で音楽プロデューサー、マスタリング エンジニア「Robert Babicz」も愛用しています。
2024年11月20日:
『D16 Group ブラックフライデーセール 2024』で、人気製品群がすべて半額になっています(多くの製品が最安値圏)。
D16 Group ブラックフライデーセール 2024
*セール終了予定日:
- 日本時間:12/3(火)18〜19時頃までの予定です。
- 英国時間:12/3(火)9〜10時頃までの予定です。
D16『PunchBox』キックシンセの最高峰(サンプリングとシンセシスのいいとこ取りの優れたプラグイン)
PunchBoxのざっと見動画(1:20):
【日本語】ざっと見紹介動画(1:36):
「PunchBOX」は、高品質なキックドラムの音作りのためのバーチャル・インストゥルメントです。
(業界標準のサウンドデザイナー:Sounds of RevolutionとCFA-Soundが提供する膨大かつ精巧なファクトリーコンテンツを備えています。)
HouseやEDMはもとよりHip-Hopも含むエレクトリック系のジャンルでは要となるキックサウンド。しかし、ハイレベルなキックサウンドを作るのは結構大変な作業です。
PunchBoxやKICK2などのキック専用プラグインがあると、高品質なオリジナルのキックサウンドを素早く簡単に作ることが出来ます。(かなり楽ができる。。)
どちらも非常に優秀なキック生成プラグイン(キック用シンセ)なので、良く比べられる両者(KICK2とPUNCHBOX)ですが、お互い独自の特色があります。
例えばFXのみにスポットライトを当ててもかなりの違いがあります。
KICK2には、PunchBoxには付いていないコンプレッサーが装備されています。
PunchBoxには、KICK2には付いていないビットクラッシャーが装備されています。
より踏み込んで両者を観察すると、
KICK2は、現代的なGUIを備えています。
グラフィカルなEQセクションやエンベロープセクションでは、GUIによる細やかな調整が可能です。
Sonic Academy Kick 2のデモ動画(1分):
一方、PunchBoxは、モジュールの組み合わせの妙があります。高品質な5つの「FXモジュール」を好きなように並べ替えることができます。
また、PunchBoxの「Kickモジュール」では、606、808、909のジェネレータを柔軟に切り替えることができます。
PunchBoxのデモ動画 1(1分):
PunchBoxのデモ動画 2(4:32):
PunchBoxのデモ動画 3(13:13):
『PunchBox』について
最高品質でダンスフロアを圧倒するキックをデザインするためのベストチョイス『PunchBox』
「PunchBOX」は、高品質なキック・ドラム・サウンドを作成するために設計されたバーチャル・インストゥルメントです。
業界標準のサウンドデザイナーであるSounds of RevolutionとCFA-Soundによって作成された膨大で絶妙なプリセットとサウンドのライブラリが付属しており、すぐに使い始めることができます。
サンプリングとシンセシスの絶妙な組み合わせ
PunchBoxは、サンプリングとシンセシスの両方の世界において最高のサウンドを提供します。
表現力豊かなシンセサイザー・サウンドとリアル・サンプルの豊かさと複雑さが融合し、他とは一線を画す一流のキック・サウンドを備えています。
収録されている各サンプルは、最高級のヴィンテージ・スタジオのアナログ機材を使って、プロの経験に基づいて作られた、それぞれの小さな傑作です。
Rolandドラムマシンのエミュレーションで高い評価を得ているD16に由来するキックサウンドシンセサイザーは、次のレベルに進み、PunchBoxの目的に完全に合うようにカスタマイズされています。
PunchBoxの核となるのは4つのサウンド・ジェネレーターで、それぞれが最終的なキック・サウンドの重要な構成要素となっています。
ファクトリーセッティングは、ユニークで直感的、かつ刺激的な方法で始めるためのジャンプオフポイントとして作成されました。
高品質なコンテンツの膨大なファクトリーライブラリ
Sounds of RevolutionとCFA-Soundは、現代のエレクトロニック・ミュージックのほぼすべてのサブジャンルをカバーする1100のサンプルと800のプリセットを用意しました。
高品質を維持しながら、独自の音楽制作のトレンドに追いつき、開拓することがかつてないほど容易になりました。
有名なD16タグ・システムを使って整理されているので、完璧なサウンドを探すのは60Hzのサイン波のようにスムーズです。
魅力的なFXラック
PunchBOXの開発チームは、キックサウンドをさらに進化させたいというプロデューサーの要望に応えるため、汎用性の高いエフェクトラックの開発に取り組みました。
ドラッグ&ドロップでモジュールの並べ替えが可能。ウェット/ドライノブと選択可能なミックスダウンアフターオプションなど、どの音源からもどのエフェクトへも独立したセンドが可能です。
そして、最終的なキックサウンドを、ドラッグ&ドロップでオーディオファイルとして即座にレンダリングすれば、キックのサウンドデザインは完了です。
直感的で刺激的なワークフロー
PunchBoxの開発チームは、あなたが何を求めているのかを理解した上で、インターフェイスを提供することに尽力しています。
マウスを数回クリックし、ノブを回し、レベルを変えるだけで、あなたのキックサウンドの構成要素を有効化/無効化/レベル設定することができます。
使ってみると即座に、とてもシンプルなプラグインであることが分かるでしょう。
もっと、創造力を刺激したい場合は、巧妙にタグ付けされたプリセットをブラウズするか、ランダム・ボタンを押すだけです。
『PunchBox』の特徴
音源
最大4つのジェネレーターを並列に動作させ、個別に起動/停止させることができます。
- Click – サンプル・ベース、キック・アクセントを生成
- Tops – サンプル・ベース、ハイハット、パーカッション、ノイズなどを生成
- Tools – サンプル・ベース、サブのないフル・キックを生成します。
- Kick – サンプル・ベースまたはシンセ・ベース、キックのボディを生成。シンセモードの4つのシンセシスエンジンから選択可能。
- 909 キック・モデル
- 808 キック・モデル
- 606 キック・モデル
- サイン波ベースのキック・モデル
- 909 キック・モデル
- ジェネレーターごとにオーディオからエフェクトへのセンド
- 1ボイスのポリフォニー
- オプションでMIDIベロシティセンシティビティとピッチトラッキングが可能
内蔵エフェクト・ラック
- 5つの高品質なアルゴリズムが直列に動作し、独立してオン/オフでき、ドラッグ&ドロップで並び替えが可能
- イコライザー
- ビットクラッシャー
- ディストーション
- フィルター
- リミッター
- イコライザー
- ジェネレーターのダイレクト出力(ミックスダウン後)のエフェクト・チェーンの接続ポイントを制御可能
サンプルとプリセット
- CFA-SoundとSounds of Revolutionによってデザインされた膨大なファクトリーコンテンツ
- 800プリセット
- 1100サンプル
- 適切なタグ付け
- 800プリセット
- タグベースのプリセットとサンプルブラウザ
- プレビュー機能
- ユーザーによるサンプルのインポートが可能
- プレビュー機能
- 7つのプリセットカテゴリー(階層的な順序)
- グローバル/マスタープリセット
- 909 シンセエンジン
- 808 シンセ・エンジン
- 606 シンセ・エンジン
- Sine シンセ・エンジン
- ビットクラッシャー・エフェクト
- ディストーションエフェクト
- グローバル/マスタープリセット
- MIDIラーニングオプション
- 柔軟なランダマイザー
- ダイレクトエクスポート機能(最終的なキックをWAVファイルとして書き出し可能)
著名な音楽家のレビューコメント
Robert Babicz
「現時点で私のお気に入りのキック場所の 1 つです。パンチボックスからの非常にパンチの効いた柔軟なキックです。」
Robert Babicz: 音楽プロデューサー、マスタリングエンジニア、ライブパフォーマーです。20年近くに及ぶキャリアを持ち、テクノからアシッドハウス、ミニマルまでジャンルをカバーしています。
Dannic
「使いやすく、生々しいサウンドで、自分のサウンドをユニークな場所に変調する無限の可能性を与えてくれます。」
Dannic (プロデューサー/DJ):Daan Romersは「Dannic」で知られるオランダの DJ 兼 EDM プロデューサーです。
Dr Motte
「今すぐキックサンプルをすべて捨てて、代わりに d16group の PunchBox を使用してください。」
Dr Motte:「伝説」の称号にふさわしい人物がいるとすれば、それは間違いなくモット博士に違いありません。この DJ、プロデューサー、リミキサーは、テクノスの先駆者である少数の先駆者たちが始めた、徹底的にオリジナルです。
システム要件
Windows
- Windows 7、8、および10(32ビットまたは64ビット)
- CPU-SSEを使用した2.0GHz(マルチコアシステム2.4 GHzを推奨)
- RAM-4 GB(8 GBを推奨)
- ソフトウェア-VST互換のホストアプリケーション(32ビットまたは64ビット)
Mac
- Mac OS X 10.7-macOS 10.15(32または64ビット)(この製品はまだmacOS 11BigSurまたはmacOS12Montereyと互換性がありません)
- CPU-Intelベースの2.0GHz(2.4 GHzを推奨)
- RAM-4 GB(8 GBを推奨)
- ソフトウェア-AU/VST互換のホストアプリケーション(32ビットまたは64ビット)
*これはスタンドアロンプログラムではありません。使用するにはホストアプリケーション(DAW)が必要です。
D16 PunchBoxの解説動画
管理人メモ
真ん中のジェネレーターの右側にある5つのエフェクターは自由に並び替えが可能。
この機能が柔軟な音作りをしたい時に効いてくる。(KICK2にはない機能)
「プリセットセクション」
PunchBoxには豊富なプリセットが備わっています。
PunchBoxの心臓部(UIの真ん中にある)「Kickモジュール」には、606、808、909、Sample、Sineの5つのモードがあります。
その各モジュールに個別のプリセットが装備されています。ジェネレータを切り替えていることが視覚的に実感できるので分かりやすい。各Kickジェネレーターのサウンドはどれも個性的で高品質。単純に触れていて楽しいのも◎。
KICK2とPunchBox、どちらも気持ちよいキックやサブベース作れるので、どちらが良いかは好みの問題です。(もちろん両方持っていても共に使いどころがあると思います。)
(金額的には、PunchBox方が高いので単純比較は出来ませんが、個人的には、音質とUIの面で、PunchBoxの方がより好みです。キックジェネレータやFXが、視覚的に分かりやすく簡単に使えるのが良いと思います。)
レビュー記事リンク
総評:
PunchBoxで作れない電子音楽用のキックドラムサウンドはないでしょう。
長所:
- 汎用性の高い4つのモジュール・アーキテクチャ
- シンプルで効果的なシンセモジュール
- 優れたエフェクト
短所:
- 小さなコントロールは扱いにくい。
PunchBoxは最新のキックドラムプラグインです。
シンセサイザーレイヤーと3つのサンプルレイヤーをミックスし、結果をエフェクトで処理し、あらゆる種類のサウンド豊かなベースドラムを作成することができます。
最も近いライバルであるSonic AcademyのKick 2と同様のアプローチを持っています。
**セール情報**
通常価格:85ドル
Black Fridayセール特価:42ドル(50%OFF)最安値圏
*購入地点の設定により価格が若干変化します(詳細記事)。
*上記の製品を購入時に、以下の製品が無料でプレゼントされます。
*主なセール価格の推移:
- 2019年1月:85ドル→44ドル(PB)
- 2020年7月:85ドル→51ドル(PB)
- 2021年11月:85ドル→55ドル(PB)
- 2021年11/23:85ドル→42ドル(PB)
- 2021年12月:89ドル→44.5ドル(ADSR)
- 2021年12月:85ドル→51ドル(PB)
- 2022年4月:89ドル→53.4ドル(ADSR)
- 2022年4月:85ドル→51ドル(PB)
- 2022年4月:89ドル→53.4ドル(ADSR)
- 2022年7月:85ドル→51ドル(PB)
- 2022年10月:89ドル→53.4ドル(ADSR)
- 2022年10月:85ドル→51ドル(PB)
- 2022年11月:85ドル→42ドル(PB, ADSR)
- 2023年4月:85ドル→51ドル(PB)
- 2023年10月:89ドル→51ドル(PB)
- 2023年11月:85ドル→39ドル(PB, ADSR)
- 2023年11月:85ドル→44.5ドル(ADSR)
- 2024年2月:85ドル→42ドル(PB)
- 2024年5月:85ドル→49ドル(PB)
- 2024年8月:85ドル→49ドル(PB)