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『TrackSpacer』トラック同士の音のぶつかり合いを整理するための超便利&お手軽ツール(定番の人気プラグイン)

評価の高いダイナミック・プロセッサー『TrackSpacer』。言わずもがなの人気製品。非常に優れたツールです。

『Wavesfactory 14周年記念 セール』で45ドル(通常価格:59ドル)になっています。

過去最安ではありませんがそこそこ安い。

昨年11月のBlack Friday セール時が39ドルでした。待つのが面倒な方はこの期間中にチェックしておくと良いでしょう。

価値がある有益なツールです。

(MacのM1チップにも対応しています。)

Wavesfactory 14周年記念 セール

*セール終了予定日:

  • 日本時間:3/11(月)17〜19時頃までの予定です。
  • 英国時間:3/11(月)8〜10時頃までの予定です。

*記事中の表示される場合がある「セール終了予定日」は目安です(海外サイトは終了日がかなりアバウトで予定より早く切り上げたり、また延長したりする場合があります)。

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Trackspacerについて    

Trackspacerは複数のトラック間のミックス時の周波数帯のかぶり(トラック同士の音のぶつかり合い)を整理して綺麗に聞こえるようにするダイナミックプロセッサー・プラグインです。

ミックスの仕上げ時に大活躍します。

以下の短めの動画がわかりやすいと思います。

解説動画(3分・日本語字幕可能):

Trackspacerは、サイドチェーンの信号に反応する32バンドEQを備えています。

機能的には、サイドチェーンのスペクトルを解析し、「他方のトラック」に反転のEQカーブを適用します。

その作用により「他方のトラック」にリアルタイムで必要とする正確な周波数をカットすることで、特定のトラックのための周波数のスペースを確保できます。

(トラック同士の音のぶつかり合いを回避できる。)

【日本語】DAW LESSONさまによるレビュー&解説動画(4分):

初心者向け解説動画(7:30・日本語字幕可能):

ミキシングの秘密兵器『Trackspacer』

Trackspacerは、強力&透明、そして正確なダイナミック・プロセッサー・プラグインです。

入力されるサイドチェーン信号に反応する32バンドEQを搭載しています。

サイドチェーン信号のスペクトルを分析し、EQカーブを反転させたものを別のトラックへ適用します。

まるで魔法のように、Trackspacerは他のトラックの周波数を正確にカットすることで、主トラックのためのスペースを作り出してくれます。

ミックス時、ボーカルのためのスペースを確保するための四苦八苦からサヨナラしましょう。(もちろん、他の楽器間でのぶつかり合いにも効果を発揮します。)

他のトラックとのぶつかり合いで、息苦しい状態になっているトラックがある時など、Trackspacerを使用すると作業が非常に簡単になります。

ミックス時に複雑なオートメーションを使って物事を解決しようとしていた日々は過去のもになるでしょう。

トラックに挿入して、Trackspacerの素晴らしさを、あなた自身で確かめてみてください。

Trackspacerの使い方はいたって簡単

Trackspacerには大きな中央に位置するノブがあり、これを使って単純で分かりやすい方法でリダクションの量を設定できます。

加えて、信号の処理方法を深く理解するための一連のパラメータも搭載されています。

(バージョン2.0が導入されたことで、Trackspacerプラグインは多くの改良がなされました。)

各機能説明 

Pan(パン):


効果を適用する場所を正確に選択できます。 デフォルトのステレオモードでは、左チャンネル、右チャンネル、またはその間にあるものを選択できます。

M/S:

Mid / Sideモードでは、ミッドチャンネル、サイド、またはその間にあるものにエフェクトを適用できます。

アタック/リリース :

Trackspacerが入力信号にどのように反応するかを設定して、通常のコンプレッサープラグインのように滑らかにするかパンチ力を高めることができます。

サイドチェーン:

ローカットとハイカットフィルターを簡単に微調整するために入ってくるサイドチェーンを聴くことができます。

サイドチェーンとコンプレッション

Trackspacer - Main User Interface

コンプレッサーは、トラック上のオーディオ信号の振幅/音量/レベルに反応します。

ソース信号の音量に基づいて、多かれ少なかれ圧縮を適用します。

マルチバンドコンプレッサは、信号を異なる帯域に分割し、各帯域に異なる設定を適用しますが、検出は通常のものと同じです。

トラックスペーサーは、サイドチェーンのソース信号を32個のバンドに分割し、それらを個別に分析します。

それから、結果を逆にして32バンドEQを適用して正確に同じ周波数をダック(または彫刻)し、ミックス内で必要なスペースをソーストラックに与えます。

それが、Trackspacerプラグインが通常のコンプレッサーよりもはるかに良く、透明で使いやすい理由です。

バージョン2.0では、Trackspacerプラグインに多くの改良が加えられています

M/SまたはL/Rモードを導入することで、ミッドチャンネル、サイド、またはその間にエフェクトを適用することができるようになりました。

アタックとリリースのコントロールにより、Trackspacerが入力された信号にどのように反応し、どのように処理するかを設定し、通常のコンプレッサープラグインのようにスムーズまたはパンチのあるサウンドにすることが可能です。

システム要件

Mac OSX:

  • 10.9 以上 (64 ビットのみ)
  • Big Sur & M1対応
  • VST または AU、または Pro Tools をホストできる DAW。
  • サイドチェーン機能を搭載したDAW。
  • インテルプロセッサー。

Windows:

  • Windows 7 以降 (64 ビットのみ)
  • VSTプラグイン、またはPro ToolsをホストできるDAW。
  • サイドチェーン機能を備えたDAW。

2022年4月1日:追記

製品説明に新しい記述が追加されていました。

Trackspacerはマルチバンドコンプレッサーではありません

コンプレッサーは、トラック上のオーディオ信号の振幅/音量/レベルに反応します。ソース信号の大きさに基づいて、圧縮を多かれ少なかれ適用します。

マルチバンドコンプレッサは、信号を異なるバンドに分割し、各バンドに異なる設定を適用しますが、検出は通常のものと変わりません。

Trackspacerはサイドチェインソース信号を32バンドに分割し、それぞれを個別に分析します。

そして、その結果を反転させ、32バンドのEQを適用し、全く同じ周波数をダッキング(またはカーブ)し、ソーストラックがミックスの中で占めるべきスペースを与えます(全てリアルタイムで)。

Trackspacerプラグインが通常のコンプレッサーよりはるかに優れていて、より透明で、より使いやすいのはそのためです。全ては検出のためです!

参考動画色々

ジョッシュア・キャスパー氏による解説動画(6分20秒・日本語字幕可能):

Trackspacerでボーカルのためのスペースを作る方法(6分50秒・日本語字幕可能):

魔法のサイドチェーンツールTrackspacerのデモ動画(16分・日本語字幕可能):

Waves Factory Trackspacerは全く異なるタイプのサイドチェイニングで、入力信号を使って問題の原因となる正確な周波数をダッキングするプラグインです。魔法のように聞こえるでしょう?

Ableton LiveとTrackppacerの使用デモ(22:41):

なぜみんなTrackppacerに夢中なのか?(17:44・自動翻訳の日本語字幕可能):

*以下はV1のデモ動画です(現在はV2)。

WavesfactoryTrackSpacerを使用してボーカル用のスペースを作成する方法(7:55):

解説動画(5:11):

解説動画(8:10):

*セール情報 

通常価格:59ドル

セール特価:44ドル(25%OFF)

*購入地点の設定により価格が若干変化します(詳細記事)。

*上記の製品を購入時にセール元のPlugin Boutiqueで次の買い物から使用できるポイント「Virtual Cash」約1.72英国ポンド分が進呈されます。

*上記の製品を購入時に、以下の製品が無料でプレゼントされます。

*管理人メモ:

TrackSpacerのセール時の平均は39〜50ドルくらいです。

主なセール価格の推移:

  • 2023年11月:65ドル→39ドル
  • 2023年4月:65ドル→44ドル
  • 2022年11月:65ドル→29ドル
  • 2022年8月:59ドル→44ドル
  • 2022年4月:65ドル→44ドル
  • 2022年2月:65ドル→39ドル
  • 2021年11月:65ドル→39ドル
  • 2021年4月:65ドル→39ドル
  • 2021年7月:65ドル→39ドル
  • 2020年12月:65ドル→44ドル
  • 2020年11-12月:65ドル→29ドル