TRAKTOR最新版が 2.10.3に更新

By: Udo

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TRAKTOR v2.10.3  更新情報

2016年8月11日にTRAKTOR最新版がリリースされたました。今回の更新後のバージョンは、2.10.3になります。

主なソフトウェアの修正は、Native InsturumensのTraktorページのリリースノートに詳しく記載されていますが、ここでも重要と思われる箇所を記しておきたいと思います。

• Windowsで、TRAKTORが突然クラッシュしてしまう不具合の改善

• トラックをデッキにロードした際、波形の描画がぼやけてしまう問題の改善

• Raneの新しいデジタル。ロータリーミキサー「MP2014」にて、TRAKTOR SCRATCH PRO 2がタイムコードコントロール用に使用可能。

• TRAKTOR KONTROL S5 / Z2のAUXインプットがTRAKTORのPreferences > Input Routingで設定可能に。

• 他にStemsの表示の改善などがあります。

自分も早速アップデートしてみましたが、特に表示や挙動に変化は感じませんでした。マイナーアップデートって感じですね。

ただ気になることがちょっとあるので、特記事項としてメモメモ。。

特記事項

ブラウザーの文字サイズの最高値が、いつの間にか16から46に大幅アップしていた

しかし、この変更が今回のアップデートからなのかはハッキリしません。て言うかずっと16がMAXだと思って使っていたので、この設定を長い間チェックすらしていなかった。ボケボケですね。。

MacBook Air11で、「46」にしてみたけどデカすぎ。。「24」でもデカい。

Air11なら「16」で良いと思う。て言うか、16と24の間が欲しい。正直16だとちょっと小さい。

Missing Trackを再検索したら、itunes管理ファイルがぶっ壊れた

上記のタイトルの件が、Trakor最新版特有の不具合かどうかはわかりません。

自分の環境由来かもしれません。

とりあえず、数日前にitunesファイルをバックアップしておいて助かった。。

Missing Trackと再検索方法も一応説明しておきます、、

1 .  ブラウザセクションでMissg trackになっちゃった曲を右クリック。

コンテキストメニューの「Check Consistency」をクリック。

2 . 「Consistency Check Report」の「Missing Tracks」タブを選択し、下のほうにある「Relocate」をクリック。

ローケーション選択用のFinderが開くので、曲がありそうなフォルダを選択。

itunesの中に探したい曲が紛れていそうなら、itunesフォルダの中にあるiTunes Media/Musicあたりを選択するのが良いかと思います。

と、検索方法を書きましたが、この表題の通りitunesファイルがぶっ壊れたので、再検索される方は一応注意された方が良いかもしれません。

Core Audio関連の不具合は継続

Traktorで正直一番気になっているのが、MacのCore Audio関連の不具合が中々解決しないこと。

特にEl Capitanで、音飛びや音の歪み、ノイズなどの音質の劣化、DVSでの遅延、音落ちなどの不具合がかなり報告されています。また、YosemiteとMavericksでも不具合報告が多数あります。

こちらの不具合は、2年以上根本的な解決がなされていません。

今回のアップデートでも不具合が直っていないと指摘しているTraktor公式フォーラムのメンバーの書き込みが散見されます。

不具合に関する詳しい記事はこちら。

Mac＋Traktorで発生しているオーディオの不具合に関するまとめ