※ 記述に不鮮明な箇所があったので改良しました。
Macなどのunixベースのシステムは、ファイルにアクセスする都度に(ファイルを開くだけで)、そのアクセスした日時をシステムに記録するようになっている。
簡単に言うと、ファイル情報の「最後に開いた日」が毎回更新される。
ファイルを開けるたびに、SSDにその日時が書き込みされるわけだ。毎回書き込まれていくので、トータルで考えるとかなりの書き込みになっていくことが予想される。
必要がなければ無効にして(noatimeにして)も問題ないと思う。
私は、この機能をオフにしていて今まで問題になったことはないが、自己責任でやってほしい。
方法
1.テキストエディットで、以下の灰色の囲みの文字列をコピペする。そのファイル名を「com.nullvision.noatime.plist」にして保存。
注意:ファイル名の拡張子は、「〜.plist」。「〜plist.text」と「.text」が残らないようにすること。
(以下の「
<
string
>com.nullvision.noatime</
string
>
」の「nullvision
」の部分は好みの文字に変更しても良い。その場合、ファイル名もそれと同じように変更する必要がある。)
<?
xml
version
=
"1.0"
encoding
=
"UTF-8"
?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN"
"http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<
plist
version
=
"1.0"
>
<
dict
>
<
key
>Label</
key
>
<
string
>com.nullvision.noatime</
string
>
<
key
>ProgramArguments</
key
>
<
array
>
<
string
>mount</
string
>
<
string
>-vuwo</
string
>
<
string
>noatime</
string
>
<
string
>/</
string
>
</
array
>
<
key
>RunAtLoad</
key
>
<
true
/>
</
dict
>
</
plist
>
2.HDD/Library/LaunchDaemonsのフォルダに、このファイル(com.nullvision.noatime.plist
)を入れる。
3.ターミナルで以下のコマンドを打つ
sudo chown root:wheel /Library/LaunchDaemons/com.nullvision.noatime.plist
4.再起動する。
5.ターミナルで以下のコマンドを打つ。このターミナルの実行で、noatimeになっているか確認できる。
mount | grep " / "
以下のように最後に「noatime」と表示されていれば成功だ。
/dev/disk1 on / (hfs, local, journaled, noatime)
この方法は、
Martin氏のMartin’s Weekend Codingの「Set noatime flag」を参考にさせていただきました。