Voxengo社のスペクトラルアナライザー『SPAN Plus』が30%OFFのセール(32ドル)になっています。
多くのプロに愛されてきた歴史のある超定番的アナライザー・プラグイン。
便利なマルチチャンネル分析(MMultianalyzerと似た)機能も備えています。
*5月24日(月曜日)夕方まで。
SPAN Plus:高性能スペクトラルアナライザー
SPAN Plusは、定評のあるフリーウェアのアナライザー・プラグイン「SPAN」の 高機能版(有料版)です。
この有料版のSPAN Plusは、無料版にはない機能がいくつか搭載されています。
マルチチャンネル分析機能(multi-channel analysis)もその一つです。各トラックの間の周波数帯域の衝突の分析を行うことができる優れた機能です。
Melda ProductionのMMultianalyzerや、iZotopeのNutronのEQのマスキング分析と同じような機能を備えています。
有料版のVoxengo SPANPlusに付属する追加機能の紹介動画(5分40秒・日本語字幕可能):
SPAN Plusについて
スペクトル分析のエキスパート『SPAN Plus』
SPAN Plusは、高速フーリエ変換によるリアルタイム・オーディオ・スペクトラム・アナライザーです。
プラグインとして、AAX、AudioUnit、VSTで使用できます。
SPAN Plusは、Voxengo GlissEQ(ダイナミック・パラメトリック・イコライザー)をベースに、そのスペクトラム解析機能を再現したフリーウェア:「SPAN」の拡張バージョンです。
このSPAN Plusは、PNGファイルのエクスポート、クロストラックでのスペクトル比較のためのリアルタイムスペクトルのインポート/エクスポート、スタティックスペクトルの表示など、いくつかの独占的な追加機能を搭載しています。
SPAN Plus2追加されている機能
モードシステム
SPAN Plusには、非常に柔軟な「モードシステム」用意されています。
モードシステムでは、以下のことが可能です。
- スペクトラム・アナライザーの好みを設定することができます。
- サンプル単位のフーリエブロックサイズ、FFTウィンドウのオーバーラップ率、スペクトルの視覚的な傾きを指定することができます。
- セカンダリースペクトルの表示方法を選択することもできます(例:リアルタイム最大値、オールタイム最大値)。
- スペクトルは視覚的に平滑化され、より簡単に検査することができます。
マルチチャンネル分析機能
SPAN Plusは、クロストラックのスペクトル比較に加えて、マルチチャンネル分析をサポートしています。
これにより、2つの異なるチャンネルまたはチャンネルグループのスペクトルを同時に表示するように設定できます。
また、スペクトルの色は好みに合わせて選ぶことができます。
メーター周りの追加機能
SPAN Plusは、バリスティックと積分時間を調整できる出力レベルメーター、EBU R128、Kシステムメーター(キャリブレーションKシステムメーターを含む)も備えています。
レベルメーターの統計情報、ヘッドルーム推定、真のピーククリッピング検出を表示します。
コレレーション・メータリングも可能です。
アプリケーション
- 高速フーリエ変換スペクトラム・アナライザー
- ステレオ、ミッドサイド、サラウンド・スペクトラム・アナライザー
- ステレオ相関メーター
- マルチトラックのスペクトル比較
- PNGスペクトルスナップショットの保存
- EBU R128, K-systemメーター
- RMS,トゥルーピークレベル,クリッピング検出器
機能
- リアルタイムでのスペクトルのインポート/エクスポート
- PNGファイルのエクスポート
- 静止スペクトル表示
- 出力信号のパワー統計
- スペクトルのスムージング
- ユーザーインターフェースのウィンドウサイズ変更
- 真のピークとクリッピングの統計
- コレレーションメーター
- EBU R128 LUFS/LUメータリング
- K-systemメータ(非加重)
- ステレオおよびマルチチャンネル解析
- ミッド/サイド解析
- 内部チャンネルルーティング
- チャンネルグループ化
- プリセットマネージャー
- アンドゥ/リドゥ履歴
- A/B比較
- 状況に応じたヒントメッセージ
- 全サンプルレート対応
- ユーザーインターフェースのカラースキーム
- サイズ変更可能なユーザーインターフェース
- RetinaおよびHighDPIサポート
システム要件
このプラグインは、AudioUnit、AAX、VSTプラグインの仕様に準拠したオーディオホストアプリケーション(DAWソフトなど)で読み込むことができます。
Windows
Windows XP、Vista、7、8、10以降のバージョン(32ビットおよび64ビット)
Mac
macOS(10.11以降のバージョン、64ビットのみ)
- 2.5GHzのデュアルコア以上のプロセッサと4GB以上のシステムRAMが必要です。
- 対象となるコンピュータープラットフォームおよびオーディオプラグインの仕様ごとに、個別のバイナリ配布ファイルが用意されています。
- 特定のプロセッサーでサポートされている場合、プラグインは内部的にAVX2に最適化されたコードを利用する場合があります。
対応するWindows & macOSプラグインソフトウェア:
- Cubase
- Logic Pro
- ProTools
- Ableton Live
- Reaper
- OBS
- Presonus Studio One
- FL Studio
- Cakewalk
- Nuendo
- WaveLab
- GarageBand
- Vegas
- SoundForge
- Audition
- Samplitude
- Digital Performer
- Mixcraft
- Bitwig Studio
- Edius
- その他
Please Note: プラグインコンポーネントがmacOS上で動作しない場合、システムからログアウトして再度ログインする必要があります。これはプラグイン自身のバグではなく、既知の問題です。
注意:macOSでプラグインコンポーネントが動作しない場合、システムからログアウトして再度ログインする必要があります。これはプラグインのバグではなく、既知の問題です。
*Logic Proでは、VSTではなく、AU / AAXパッケージをダウンロードしてください。
参考ページリンク:
- Voxengo SPAN Plus vs Melda MMultiAnalyzer?
上記のKVRの掲示板で、ユーザーの方々が、Voxengo SPAN PlusとMelda ProductionのMMultiAnalyzerのどちらが良かを話し合っています。
一部抜粋:
SPANははるかに多くの測定オプションを提供し、オールインワンのツールです。
しかし、他のVoxengo製品と同様に、設定がより難しく、表示されるスペクトルの数がより限られており、表示したい異なるチャンネルをプラグインとプラグインの中にもルーティングしなければなりません。
またはスペクトルのインポート/エクスポートを使用することになります。それでもやはり、Meldaよりも複雑です。
MMultiAnalyzerは、様々な方法でスペクトル表示に完全に集中しています。挿入された全てのインスタンスが表示されるので、設定が非常に簡単です。
メーター機能が必要ないのであれば、私にとってはMeldaの方が良いようです。
一方で、もし、メーター機能が必要な場合は、SPANの方がより「完全な」ツールだと思います。
セール情報
通常価格:44.95ドル
セール特価:32ドル(30%OFF)
(SPAN Plusはセールになっても大体30%OFFがデフォルトのようです)。
*上記の製品を購入時に、有料のプラグイン(「Cableguys DriveShaper」または「Audio Damage Dubstation 2」のお好みの方)を無料で取得することができます(5月31日まで有効):