Tokyo Dawn Labs(TDR)社製品の主要プラグイン・バンドル『TDR Everything Bundle』が40%OFFのセールが開催されています(最安タイ)。
「TDR Everything Bundle」は、オーディオレコーディング、ミキシング、マスタリング、修復系のプラグイン(VST、AU、AAX)6製品が入ったバンドルです。
TDR社の製品は元々手頃な価格で提供されているので40%OFFだとかなり安く手に入れることが可能になります。(ブラックフライデー時のセールと大体同じような条件になっています。)
Tokyo Dawn Labs(TDR)は、レコードレーベルとオーディオプラグイン開発の二足のわらじで頑張るドイツのメーカーです。
プラグインメーカーとしてはあまり目立たず地味な印象。しかしながら価格と性能のバランスの良さで根強い人気を得ています。
Fabfilterなどの高級品は手を出しづらい音楽家のための安く手に入る代替的な製品群と思われがちですが、実際には使い勝手の良いプラグインが揃っています。
*セールは日本時間の7/5(火)夕方までの予定です。
Tokyo Dawn Labs『TDR Everything Bundle』
以下に『TDR Everything Bundle』に入っている6種類の製品を紹介します。
TDR Kotelnikov GE(ワイドダイナミック・コンプレッサー)
紹介動画(18分31分・自動翻訳の日本語字幕可能):
ワイドダイナミック・プロセッサ(コンプ)のTDR Kotelnikov GE。このプラグインもTDRで人気製品です。
TDR Kotelnikov GEは、忠実度の高いダイナミックレンジ制御と高い音楽的柔軟性を兼ね備えた広帯域ダイナミクスプロセッサです。
由緒あるTDR Feedback Compressor製品ファミリーの子孫として、実績のある制御方式など、いくつかの独自の機能を直接継承しています。
(ピークおよびRMSコンテンツ、直感的なユーザーインターフェイス、および強力で最先端の高精度アルゴリズムに対する個別のリリース制御など。)
TDR Kotelnikov GEの単体セール情報
通常価格:40ドル
TDR Limiter 6 GE(コンプ・リミッター)
紹介動画(20分・自動翻訳の日本語字幕可能):
TDR Limiter 6 GE は、多用途で強力なサージカルダイナミクスシェーピング・リミッターです。
TDR Limiter 6 GEは、ダイナミック(動的)な順序で配置できる6つの専用モジュールを備えた最新のダイナミクス・コンプレッション、およびリミッター・ツールキットです。
繊細なラウドネスコントロールから、獣のような「brick-walling」、そしてクリエイティブなミックスバスクランチングまで、驚くほど幅広いアプリケーションをカバーしています。
各機能(6つの専用モジュール)の配置順序は自由に変更することができます。
TDR Limiter 6 GEのモジュール
- ダイナミクスコンプレッサー
- クリッパー
- 高周波リミッター
- ピークリミッター
- 出力保護リミッター
- トゥルーピークとEBUラウドネスメーター
- 各モジュールは、マクロからマイクロまで、さまざまな種類のイベントを個別に制御し、信号経路を決定できます。賢く組み合わせると、優れた音楽の忠実度、パンチ、および興奮を維持しながら、ミックスの知覚される音量を大幅に高めることができます。
TDR Limiter 6 GEの単体セール情報
通常価格:50ドル
TDR Limiter 6 GEのソフトクリッピングのチュートリアル動画(18分・自動翻訳の日本語字幕可能):
TDR SlickEQ M(マスタリング用ステレオイコライザー)
紹介動画(14分・自動翻訳の日本語字幕可能):
TDR SlickEQ Mは、マスタリング時に役立つイコライザー・プラグインです。
『TDR SlickEQ マスタリング』は、柔軟でパワフルな本格的ステレオイコライザーで、SlickEQの実績のあるコンセプトを本格的なステレオイコライザーに拡張したものです。
オーディオマスタリングエンジニアに向けて、優れた音楽の柔軟性とオーディオの忠実度を実現するために特別に開発されたEQです。
レビュー動画(12分50秒):
TDR SlickEQ Mの単体セール情報
通常価格:50ドル
TDR Nova GE(パラレル・ダイナミックイコライザー)
紹介動画(16分・自動翻訳の日本語字幕可能):
パラレル・ダイナミックイコライザー『TDR Nova GE』。
『TDR Nova GE(Gentleman’s Edition)』は、『TDR Nova(通常版)』の機能増強バージョンです。
『TDR Nova GE』では、合計6つのダイナミックEQバンドが搭載されています。(フリー版は4つ。)
6つそれぞれがダウンコンプレッションからアップコンプレッション、アップコンプレッション、ダウンコンプレッション(ゲーティングを含む)までの独立したダイナミクス処理を備えています。
また、強力なハイパスフィルタとローパスフィルタが並ぶこのプロセッサは、幅広いタスクをカバーすることができます。
詳細記事:
TDR VOS SlickEQ GE (イコライザー)
紹介動画(28分46秒・自動翻訳の日本語字幕可能):
TDR VOS SlickEQ GE( ジェントルマンズエディション)
SlickEQのコンセプトを新たな高みへと導き、柔軟なローパスフィルターとハイパスフィルターが並ぶエキゾチックな “Tilt”フィルターを追加します。
5つの異なるEQモデルは、3つの主要なセミパラメトリックフィルターバンドのための豊富な一連の定義済みEQ曲線と動作を提供します。
TDR VOS SlickEQ GEの単体セール情報
通常価格:30ドル
TDR Molot GE(最新コンプ)
紹介動画(19分18秒・自動翻訳の日本語字幕可能):
TDRの最新コンプレッサー:Molot GE
TDR Molot GEは、まろやかなレベリング、タイトなダイナミック・コントロール、アグレッシブで鮮やかなコンプレッションなど幅広いコンプレッション・カラーをカバーしているダイナミックレンジ・コンプレッサーです。
ロシア語で「ハンマー」を意味するMolotは、Vladislav Goncharov氏が2011年に発表した人気のダイナミックコンプレッサーの名称です。
現代的なコンセプト、拡張された柔軟性、そしてロックンロールをふんだんに盛り込んだ「Molot GE」は、前身の仕事を誇りを持って引き継いでいます。
Molot GEは、いくつかのクラシカルなコンプレッサーのメカニズムと洗練されたサチュレーション、創造的なトーンコントロール、そしてスナップの効いたピークリミッターを融合させた特徴的なダイナミックレンジ・コンプレッサーです。
まろやかなレベリング、タイトなダイナミック・コントロール、アグレッシブで鮮やかなコンプレッションなど、Molot GEは驚くほど幅広いコンプレッション・カラーをカバーしています。
このMolot GEは、 「ビンテージ」デバイスをエミュレートしているわけではありません。
しかしながら、そのサウンドと挙動は間違いなく彼らの最も興味深い音楽的特性からインスピレーションを得ています。
この柔軟性のおかげで、より鮮明でインパクトのあるドラム、ボーカルのソリッド化と豊かさ、あらゆるタイプのギターやベースのレコーディングの強化など、ほとんどすべてのソースに適しています。
他のTDRプラグインと同様に、Molot GEは最新のオーディオ処理技術を採用しており、不要な歪みを厳密にコントロールしています。
直感的なユーザーインターフェースは、関連するすべてのパラメーターに素早くアクセスすることができます。
イコールラウドネスバイパスやトリミング、無制限のundoとredo、オプションのステップコントロールなど、多くの機能を備えており、短時間で一貫した結果を得ることができます。
特徴
- 音楽的に魅惑的な圧縮フレーバー
- アナログ式ブリックウォール・リミッター
- 洗練されたサチュレーションセクション
- クリエイティブトーンコントロール・セクション
- オートリリース動作を制御するデュアルステージタイミング・セクション
- フィードフォワードおよびフィードバック圧縮タイプ
- クロスオーバーベースの調整可能なステレオリンク
- 負の比率、サイドチェーンの位相回転、ビットクラッシュなどの詳細なカラーリング機能
- ゼロレイテンシー動作を含む異なる品質モード
- 専用の幅制御が可能なM/Sモード
- イコールラウドネスバイパスとイコールラウドネストリムを備えたイコールラウドネスワークフロー
参考ページ:
(TDRの中の人と音楽情報サイトの音響技術者用サイト「gearslutz」の読者のチャット)
https://www.gearslutz.com/board/new-product-alert/1329862-tdr-molot-ge-tdr-molotok-out-now.html
Molot GEの単体セール情報
通常価格:50ドル
セール情報
通常価格: 200ドル
セール特価: 120ドル(40%OFF)
*主なセール価格の推移:
- 2020年11月:180ドル→120ドル
- 2021年5月:180ドル→120ドル
- 2021年8月:180ドル→120ドル
- 2021年11月:セール対象外
- 2021年12月:180ドル→120ドル
*以前に108ドルがあありましたが、その当時は5製品のバンドルでした。