Mac用の完璧なファンコントロールがお望みなら「TG PRO」がベストチョイス

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By: Kanko*

TG PROの解説からすぐに読みたい方は、こちらからどうぞ。
 
 

Macが高温が高音になりやすい場合、どのような対策をしていますか?

今回はその対策法に関する記事です。

 

以前、Macの内部温度の高温を回避するTipsを記事にし、その際「Derman社のFancontrol」と言うアプリを紹介しました。

     Mac用のファンコントロール(回転速度の制御)アプリはMacs Fan Controlを使っていました。しかしこソフト...

 

「Fancontrol」は、Macの内部冷却用ファンが高回転になり始めるCPUの温度を、ユーザーが自由に設定できるアプリ。

 

無料で利用できるありがたいアプリなのですが、私のMacBook Pro15インチ(2015年)モデルだと、一番弱い設定(ファンが高回転になり始める温度が一番高めの設定)にしても、ファンが元気よく回り過ぎる。

 

その原因は、「Fancontrol」のCPUセンサーの温度検知の値が、他の温度検知アプリと比べるとかなり高めに測定されてしまうためでした。

Web閲覧などのちょっとした作業でもファンが勢い良く回ってしまうことがあるので、ファンの寿命的にはあなり良くないなぁと感じつつ使っていました。(その分ガッツリ冷やしてくれてはいるのですが。。)

※ Appleはサードパーティのファンコントロールの使用を推奨していません。イレギュラーな方法ですので、導入、使用はご自身の責任のもとでおこなってください。

 

    

Derman Fancontrol以外のMac用ファンコントロール

ちなみに、「Fancontrol」以外でMac用のファンコントロールアプリの有名どころは他に二つあります。

 

一つは、同じくフリーの「MacsFanControl」。

このアプリに関しては前から色々思うところがあり個人的にはパスです。

 

 

そしてもう一つが、

(私自身存在は知っていて)以前から気になっていたシェアウェア(有料ソフト)「TG PRO」。

ちまたでは、良くメンテナンスされているソフトウェアとして評価が高い。

今回は、その「TG PRO」を導入してみることにしました。

 

そしていつものように、使用期間が一ヶ月経ったので紹介したいと思います。

 

先に結論から言ってしまうと、

「やっぱり有料なだけのことはあるなぁ」と唸らされました。

TG PROが、Mac用ファンコントロール・アプリ(ソフト)の中で、ベストチョイスと言ってしまって良いと思います。非常に完成度の高いファンコントロールです。

無料のソフトで感じていたストレス(ファンの制御がイマイチうまくいかないこと)からしっかりと開放されました。

 

2018年9月23日追記:

新バージョン2.32がリリースされました。

この更新によって、新しい2018 MacBook ProおよびiMac Proモデルにも対応するようになりました。

TGPROは、常に更新しメンテナンスされ続けているので頼もしいです。

  本サイトでも以前から紹介している、Mac用のファンコントール・アプリ「TG Pro」が新バージョン2.32がリリースされま...

 


 

TG PRO

 

TG PROは、カナダの首都オタワ市が拠点のソフトウェアデベロッパー「Tunabelly Software」が開発している完成度の高いファンコントロール・アプリケーションです。

 

まず最初に言っておきます。このTG PRO、18ドルします。

最初はかなり強気な価格設定だなぁと思いましたよ。。

とは言っても、一度買ってしまえば末長く使っていけるので、無料のアプリで日々我慢するのを考えれば、こっちで良いんじゃないかと思います。

   

TG PROは、使ってみるとかゆいところにしっかり手が届く。

他の無料のFancontrolのような「ファンが回り過ぎて無理している感をほとんど感じない

なので、無理なく無駄なくキッチリMacを冷やしてくれる。

Mac内部の冷却ファンは消耗品なので、これは凄く重要。)

  

TG PROの公式サイト

 

TG Proのページ

 

また、TGPro購入者希望者には、特別オファーで、TGPRO購入時に2ドル追加の「TG Pro & Disk Diet – $20」を選択すると、Mac App Storeで960円で販売されている「Disk Diet」が付属します。(上記画像の*1

 

Disk Diet – GBを解放する
カテゴリ: ユーティリティ
現在の価格: ¥960
Disk Dietは、無駄なファイルを削除してディスクの容量を増やすドライブクリーンナップ・アプリ。こちらも知る人ぞ知る評判の良いアプリです。
 
 

 

TG PROは、設定方法が多岐にわたります。

その分、自分のMacの状態に応じた細やかな微調整が可能です。そのおかげでDarman Fancontrol使用時のようなファンが回り過ぎて困る場面がなくなりました。

設定箇所はかなり多いのですが、アプリ自体がスッキリとまとまっているので、操作に迷うことはないと思います。

 

このTG PRO、これといった欠点は見当たらないのですが、あえて上げるとすれば、有料アプリであることくらいです。

しかし、フリーのDarman Fancontrolと比べると分かると思いますが、ファンが無駄に回り過ぎない分、マシンに優しいと思います。

 

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TG PROの使い方

TG PROをインストールすると以下の画像のように、メニューバーにTG PROのコンテンツが表示されます。

(メニューバーの表示方法は、ユーザーの好みに細かく変更できます。方法は後で詳しく解説します。)

メニューバー上のTGPROのアイコンをクリックしてみましょう。

ステータスメニューが表示されます。

メニューバー上のTGPROのアイコンをクリックすると、TGPROの各機能がステータスメニューとして表示される。

 

特に、②の「ファンコントロールの操作方法の選択」が最重要。

「System」「Manual」「Auto Boost」の3つから選択。

 

「System」:システム(OS)のファンコントロールを使う。(ようするにTGPROでは何もしない。通常の状態。)

 

「Manual」:一時的に手動でファンの回転率を操作するときに使う。(普段使うことはないと思いますが、Macが異様に熱くなったときに緊急的に使用する感じでしょうか。)

 

「Auto Boost」:TGPROでユーザーが作成した「ルール(しきい値)」にしたがってファンが回転するようにする。(通常はこれを使います。)

TG PROの環境設定を開いてみよう

上記画像の③の「Preferences…」をクリックで環境設定を開くことができます。

 

Applicationタブ

チェックでMac起動時からTGPROを起動させる。

「Normal」は、Dockとメニューバー上、両方にTGPROのアイコンを表示させる。

「Background」は、メニューバーのみに表示させる。(私は、Dock表示はいらないのでこちらの方を選択。)

 

温度の検知時間の間隔。通常はデフォルトのままで問題ないかと思いますが、マシンの負担を考えるなら、より右側にレバーを持っていった方が負荷は軽くなるでしょう。ただしMac内部が急に高温になった場合にファンの対応が遅れます。

メインウインドウを任意のホットキーで表示することができる。

ログ関連機能。ログのコンソールへの出力。( 通常はそのままで。)

デベロッパーへの匿名の情報提供。(お好みで。)

 

 

メニューバー上のアイコンの設定

①メニューバー上に表示させる情報

「Temperature」(第一温度)

「Second Temperature」(第二温度)

「Fan RPM」(ファンの回転率)

「Temperature」と「Second Temperature」は、ユーザーが表示したい温度センサーを選べる。

 

私の場合は、

「Temperature」(第一温度)に、Macの搭載されている全てのセンサーの最高値を表示。

「Second Temperature」(第二温度)には、「CPU Proximity」(CPUに隣接するセンサーの温度)を表示。

「Fan RPM」(ファンの回転率)は、右と左にある2つのファンの回転率の平均値を表示。

 

 

② Stacking Order

「Horizontal」で、上記の3つの情報を水平に並べて表示。(フォントが大きめで見やすい。)

「Vertical」で、上記の3つの情報を積み上げて表示。(こちらの方が表示フォントは小さくなる。したがってが表示スペースが節約できる。私はこちらを選択しています。)

 

  

③ 追加オプション

「Use Small Font」:チェックで、小さいフォントで表示。

 ②のStacking Orderで「Horizontal」を選択した場合のみ選択可能。

  

「Use shorter title」:チェックで、温度やファン回転率の表示に「℃」や「RPM」を表示しないで数字のみにする。

  

Use red/orange/black colors for temperatures」: 温度状態によって、情報を赤、オレンジ、黒と色を付けて表示。(色の区分は後述します。

 

「Show Applicaton icon」:メニューバーにアプリのアイコンを表示するかどうか。

 

私の設定はこんな感じ。

 

 

Temperature

① 温度の表示方法 「摂氏」か「華氏」か。

通常は摂氏の「Celsius」を選択で良いでしょう。

 

② HDDの温度検知にSMARTを使うか否か。

通常は、デフォルトのチェックしないで良いかと。

 

 

Notifications(通知設定)

設定しておいた温度に達すると、メールでお知らせしてくれる機能。

*私はこの機能を一切使っていません。。

恐らくサーバー管理者さんなどにはありがたい機能なんでしょうね。

① メールの設定

② トリガーの設定

③ 音声でお知らせさせる設定

 

 

Log(ログの設定)

この機能も私は使っていません。

Macの状態を事細かに検証したい方のための機能でプロ向きかな。

通常は「チェックなし」で差し支えないでしょう。

 

 

Auto Boost選択時のファン設定

ここが一番重要な設定箇所。

「Auto Boost」を選択した場合の、センサーとファンの回転率の関係性のルール(しきい値)を設定します。

 

①「Power Adpter」& 「Battery」

ACアダプターを接続した状態と、バッテリー駆動の状態で、ルールを分けることができます。(超便利!)

  

 

② 「ルールの設定」(重要箇所)

任意のセンサーの温度が、設定した温度を超えるとファンの回転率を自動的に変化させることができる。

 

回転率は「パーセンテージ」でルールの設定をします。

パーセンテージ表示の意味

0%が最小RPM(毎分の回転数)、100%が最大、50%が真ん中になります。

たとえば、最小値が2000RPM、最大値が6100RPMの場合、20%に設定するとファン速度は2820RPMに上がります。

 

上記画像の左下部にある「+」ボタンで、ルールを追加していく事が可能。

相当に細かいルール設定が可能なので、自分のMac用に合ったオーダーメイドのファンコントロールが実現できる。

 

通常使うセンサーは、「Highest CPU」で良いと思いますが、個別のセンサーを選択することで、SSDやバッテリーなどCPU以外の箇所が異様に高温になる場合などにも対応しやすいのでは。

 

また、「Right Side(右のファン)」「Left Side(左のファン)」もしくは、「All Fans両方のファン」を個別に設定可能。(ファンが複数あるMacのみ有効。)

 

③「Auto Boost Gradual Time」

デフォルトの状態で問題ないと思います。

Auto Boost Gradual Timeとは

これは、オートブースト時に、ルールの切り替えに要する時間です。 たとえば、5秒に設定されている場合、ルール間で5秒のスムーズな移行が行われます。

遅れが長くなればなるほど、ファンがスピードを変えるのに時間がかかります。 この機能は、ファンが急速に増減するのを防ぐために追加されました。

 

 「System Sleep」

このオプションをオンにすると、Macがスリープしている間は、システム準拠のファンコントロールに戻し、そして起動時に再びTGPROのユーザー設定モードに戻ります。

*通常はチェックを入れておいて良いでしょう。

  

 

④「Override System Control」

現在のTGPROは、システムのファン制御を無効にすることはないので、この設定は無視でOKのようです。

 

私のAutoBoost時の設定状態

以下の画像が私のAutoboost時の設定です。

*Power Adapter(ACアダプタ)接続時のみ、独自のルールを設定し、バッテリー駆動の場合は、システムの設定を使っています。

MacBook Pro 15(2015年)モデル(iGPUの標準モデル)で、上記のルールで使用中。ファンが回り過ぎることもなく絶妙なタイミングでファンが回ってMacを冷やしてくれています。

 

* 一番高いCPUの温度が67度を超えると、MAX回転率の35%でオートブーストさせる設定です。

そのあと、70度を超えると40%、90度を超えると75%、100度を超えると100%と、複数のルールを設定しています。

一方、バッテリー駆動の場合は、ルール欄を空欄にしてシステムのファンコントロールに任せるようにしています。私の場合、負荷がかかる作業(Macが高温になりやすい作業)は、ACアダプタを繋いでやるようにしています。基本的に外出時は、軽作業しかしないので。。

 

ちなみに、サードパーティのファンコントロールを使うと電力消費が増えます。その分(バッテリー駆動時は)バッテリーが減る速度は早くなります。

「battery」駆動時は、System準拠の設定(バッテリー持ち重視の設定)にするため、設定欄を空にしています。

 

 その他、特記事項

例えば、上記画像のように、一番上のルールを「20% When Always」にすると、次の二番目のルールの「Macの温度が65度」になるまでは、「常に20%の回転率を維持」させる設定になります。

何らかの理由でMacのデフォルトの最低回転率が低過ぎる場合に有効な方法かもしれません。

 

 

Update(アップデート)

こちらはお好みで。

「Enable」にチェックを入れると自動でアップデートしてくれます。

その下の「Frequency」で更新をチェックする頻度を設定します。

「Check Now」で今すぐに更新を確認できます。

 

 

Main Window (メインウインドウ)

メニューバーのTGPROのアイコンをクリックしてコンテンツを表示させ、以下の画像のように「Main Window」をクリックで、メインウインドウ画面を呼び出すことができます。

このメインウインドウからでも、ファンコントロールの状態「Auto Boost」と「System」を切り替えることが可能です。切り替えタブの右にある歯車マークをクリックすると、設定画面に飛ぶことができます。

このメインウインドウでは、各パーツの温度、ファンの速度、そしてTGPROによるハードウェアの診断結果が表示されます。

 

各センサーの表示にマウスをあてて数秒待つと下の画像のように今まで記録された中で一番高温だった温度が表示されます。

温度バーの色分けの意味

Stacks Image 17342

温度バーは3つの色のいずれかになります(メニューバー上のTG PROの温度表示の色分けも同様)

緑色 – 温度は0〜89℃(32〜192F)で、一般的に心配することはありません。(*メニューバー上では黒色)

オレンジ – 温度は90〜99℃(194〜210°F)で、ハードウェアの熱限界に近づいています。

赤 – 温度が100℃(212°F)以上で、熱限界に非常に近い。

適切なルールの作成は、長期間コンポーネントを高温にしないようにすること大切です。

(*ほとんどのインテルCPUは、最温度の値が95℃〜105℃ですが、その温度に達した時点で被害を避けるために自動的にマシンがスローダウンするはずです。)

 

 

メインウインドウの一番下にある「Diagnostics」で、簡易的ではありますが、Macのハードウェアの健康状態を診断し表示してくれます。

以上がTG PROの基本的な使い方の説明でした。


とは言え、ファンも消耗品です(*)。アプリだけに頼らず、物理的にMacを冷やすことも考えてあげてください。

(*)Darman FancontrolよりはTG PROの方が、ファンへの負担は相当軽いとは思います。

 

  最近、MacBook Pro 15(2105)の温度がひどいことになっていたので、冷却用PCスタンドでその対策を施してみた...

マシンへの負担なしにMacBookを物理的に冷やす「冷却スタンド」一覧

  

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上記の2つは機能としては単純で、単に底部に隙間を作ってあげるだけなのですが、これだけでも結構違ってきます。最初、自分は本などで代用していたのですが、本だと安定感が良くないのと本に触れる部分が意外と熱くなったので本を台にするのはやめました。

アマゾンでは上記のように色々な会社から同じようなモバイル向けスタンドがでていますが、中身はほぼ同じです。(2回別のところから買いましたが、ロゴががあかナシかだけでまるっきり一緒でした。。)

移動の多い私にとってはこのコンパクトな冷却スタンドは必需品と化しています。

 

 TG PROの公式サイト

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