画面の狭目なノート型のMacBookを使用しているなら、デスクトップを複数作成して、各アプリを行ったり来たりする方法を使っている人が多いと思う。
こんな感じ。
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しかし、いざファイルなどをアプリから別のアプリへ移動させたい場合、移動させたいファイルに関係するアプリ同士を同じデスクトップに持ってこないとファイルの受け渡しができない。
例えば、FinderからMP3などの音楽ファイルをiTunesにドラッグ&ドロップしたい場合。
その場合は、フルスクリーンで使っていたiTunesをFinderが見えるまで縮小させないと思うような作業ができない。
フルスクリーンでアプリを画面に目一杯広げる使い方は見やすくなって良い反面、他のアプリやFinderとの連携作業がやりにくくなる。
そんな時に便利なアプリが「Yoink」。
Yoinkは、画面の端にファイルの一時置き場を作ってくれる。
デスクトップにiTunesやSafari、Finderなどを目一杯広げていても、移動させたいファイルやフレーズ、リンク、記事などを、その一時置き場にストックすることができる。
ストックしたファイルなどは、いつでも、どのデスクトップからでも簡単にアクセスして使用することができる。
こんな感じで、itunesにある音楽ファイルをMixed In Keyで使用したい場合、Yoinkを使うととても簡単にファイルの受け渡しができる。
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設定画面
メニューバーのYoinkのアイコンをクリックすると、Yoinkの各設定を呼び出すことができる。
または、Yoinkのファイル一時置き場に、任意のファイルを置き、左下にある歯車マークをクリックしてもYoinkの各設定を呼び出すことが可能。メユーバーがいっぱいで、アイコンを置きたくない時にも便利。
ちなみに、Yoinkの一時ファイル置き場や、そのウインドウの大きさは、下の図のように、ユーザーの好みの場所を指定できる。
各設定画面
TraktorやSerato、RekordboxなどのDJソフトウェアとiTunes、またMixed In KeyなどのDJサポートソフトなどの間を忙しく行ったり来たりする必要のあるデジタル世代のDJとっても、非常に便利なアドオンだと思います。