
最近よく名前を聞く『Loudness Penalty』。
現在フラッシュセールになっているのでメモしておきます。
2020年11月23日:
ブラックフライデーセールになっています。11/30夕方まで
Loudness Penaltyは、ここ最近あちこちで話題になっていたサービス&ソフトウェアなのでご存知の方も多いと思います。
オンライン配信サービスを利用して曲をリリースする方に有益なツールです。
(YoutubeやSpotify、Soundcloud、Appleなどのオンライン音楽配信サービスに曲アップする音楽制作者にとって避けて通れないラウドネスノーマライゼーション用ツール。)
Loudness Penalty
YoutubeやSpotify、Soundcloud、Appleをはじめとしたオンライン音楽配信サービスを利用して曲をリリースされる音楽家の方、かなりいらっしゃると思います。
それに関連してか、ラウドネスノーマライゼーションに関する話題もあちこちで目にするようになりました。
オンライン音楽配信サービスでは、音圧は上げすぎた曲をアップすると、逆に音量が小さく再生されてしまったり、曲の迫力が削がれてしまったりと、思いがけない問題に直面するケースが増えています。
Loudness Penaltyは、そのような問題を解決するために開発されている新しいコンセプトとアイディアが詰まったツールです。
Loudness Penaltyを使用すると、次のことが可能になります。
- オンライン音楽配信サービスにアップロードする音楽のオンライン音量を最適化することができる
- 自分の音楽をオンラインサービスにアップした場合、それがどのように聞こえるかをプレビューできる
- ピンポイントでラウドネスの『痛み』のポイントの発見できる:
ソングのどの部分が「最大のペナルティ(ハンディキャップ)」を引き起こすかを正確に見つけます。 - 音楽配信サービスの「ペナルティ」を負うことなく、自分の音楽が適正にアップできるかを判断できる
- 視覚的な説得力を持ってクライアントを安心させることができる:
ストリーミングサービスが音量にどのように影響するかをクライアントに視覚的に見せることで安心してもらうことが可能になる。 - ラウドネスの優柔不断を回避できる:
試行錯誤や推測が不要になります。
Sleapfraksさんによる紹介動画(日本語):
Loudness Penaltyの概要
ラウドネスペナルティを避ける(オンラインストリーミングサービスで拒絶されないようにする)

オンラインストリーミングサービスは、より一貫したリスニング体験を保証するために、大音量でアップロードされた音楽の音量を(強制的に)下げます。
Loudness Penaltyプラグインは、YouTube、Spotify、TIDAL、Pandora、AppleのSound Checkであなたの音楽がどれくらいの音量で再生されるかを教えてくれます。
Loudness Penaltyを使用すると、あなたのDAW上でそれらの情報にすぐにアクセスできるよになります。
インパクトとパンチのある再生を維持しながら、最大のペナルティの引き金となる瞬間を見つけて、それを回避するために設定を微調整しましょう。
なぜ「ペナルティ」と呼ぶのか?
その理由は、、
音量の大きい曲ほど、オンラインストリーミングサービスによって「音量が下げられる」ケースが多いからです。
(予想外の音量の変化でリスナーの耳に害が及ぶのを避けるため設けられている措置のようです。)
これはある種のアップロードする音楽制作者に対する「ペナルティー」と言えるでしょう。
アップロードされた音楽は、たとえその音量がオンラインストリーミングサービスによって拒否されたとしても、(もしかしたら)うまく聞こえると思うかもしれません。
しかし、それは本当でしょうか?
Loudness Penaltyは、それを確かなものとして明らかにします。
Loudness Penaltyは、アップロードする音楽をライブでプレビューし、より多くのダイナミクスの機会を『ペナルティーを受けずに』活用出来るかどうかをテストします。
あなたの音楽が大きいほど、オンラインストリーミングサービスによって拒否される可能性は高まります。
Loudness Penaltyを活用して「ラウドネスのペナルティ」を回避する
オンラインストリーミングサービスに曲をアップロードする場合、その音量が「拒否」されないことが非常に重要です。
オンラインストリーミングサービスは、音楽の音量を下げて、より一貫したリスニングエクスペリエンスを確保しようとします。
Loudness Penaltyは、YouTube、Spotify、TIDAL、Pandora、およびAppleのサウンドチェックによって音楽がどれだけ拒否されるかを示してくれます。
これらの情報は、あなたのDAWからすぐにアクセスできます。
最大のペナルティを引き起こす瞬間を見つけて、インパクトとパンチのある再生を維持しながら、設定を微調整することでそれらペナルティーを回避させることが可能になります。
もうLUFSの評価見積もりはありません
Loudness Penaltyは、客観的で正確なフィードバックをユーザーに示してくれます。
クライアントなどから「-14 LUFS」または他の推定値で音楽をアップロードするように言われたことはありますか?
それは必要ありません。(それはうまく動作しません! )
現在、1つのストリーミングサービスのみがLUFSを使用して音量の決定を行っています。
LUFSの推定値は特定のサービスの全体的な基準ラウドネスを示すことができますが、Loudness Penalty開発チームのの経験では、テストしてみた個々の曲は、最大「3 dB」小さくなってしまいました。
一方、Loudness Penaltyを使用すると、通常は、実際の値の「0.5 dB以内」で収まり、はるかに正確なフィードバックが得られます。
Loudness Penaltyを使用すれば、今まで音楽制作者が悩まされてきた試行錯誤を行う必要がなくなります。
音楽がラウドネスに関する競争に勝ち残り、音楽を最適化してアップロードすることが可能になります。
Loudness Penalty開発元のMeterplugs社のページ:
Loudness Penaltyの特徴
- リアルタイムラウドネスのペナルティスコアを表示
- 最も人気のある5つのストリーミングサービスをサポート
- ペナルティなしで音楽をアップできる範囲を発見できる
- オンラインで音楽がどのように聞こえるかプレビューできる
- Pro ToolsのAudio Suiteによるリアルタイム処理よりも高速
Loudness Penaltyのデモ動画
システム要件
- Mac OS X 10.7以降(IntelベースのMac)
- Windows Vista以降
フォーマット
- AU
- VST 2.4
- AAX
*ラウドネスペナルティは32/64ビット互換です
セール情報

Loudness Penaltyは、本家のMeterplugs社のサイトとPluginiBoutiqueで、ブラックフライデーの短期セールになっています。(ともに同額です。)
通常価格:49ドル
セール特価:34ドル
(Pluginboutiqueのみ同社のお買い物ポイント「Virtual Cash」:£1.28が進呈されます。)
また、以下の製品も貰えます(Plugin Boutiqueのみ)
MeterPlugsのブラックフライデーセール
MeterPlugsの2020ブラックフライデーセールではこのLoudness Penalty以外にも、ラウドネス・メータリング・ツールのK-MeterやDynameterもセール対象になっています。