MeldaProduction『MAutoAlign』トラック間の位相を最適化し曲をより音楽的にしてくれるツール(*おすすめ)

MeledaProductionのMAutoAlign。

トラック間の「位相のズレ」解消し、曲をより音楽的に聞きやすくしてくれるプラグインです。

音楽制作者の方なら誰でも持っていて損はないプラグインだと思います。セールの時に手に入れておくのがおすすめです。

2021年7月19日追加:

セール復活中です(一週間)。

*2021年7月26日(月)17時59分頃まで。

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MAutoAlign

「MAutoAlign」は、トラック間の位相を最適化してくれるプラグインです。

Sleepfeaks様による解説動画(6分):

ちなみに同じような機能を持ったプラグインだと、Sound Radix社の「Auto-Align」があります。

こちらは、149ドルと、今回紹介するMAutoAlignの現在の価格の約5倍。

しかし、MAutoAlign、機能的にも見劣りしないのではないかと思います。(Meldaの中の方がご自身で誇らしげに語っています)。

MAutoAlignについて

MAutoAlignは、1つの楽器を複数のマイクで録音する際の位相ずれの問題を解決してくれるツールです。

通常、エンジニアは理想的なディレイを探し、手動で位相を反転させる必要があります。

しかし今、あなたがすべきことは、修正したいすべてのトラックに MAutoAlign を配置し、再生を開始して、そのうちの 1 つで分析ボタンを押すだけです。

MAutoAlignが自動で全てのトラックを分析し、数秒でトラック間の位相を最適化してくれます。

MAutoAlignの特徴

  • ユニークなマルチトラックデザイン

    このプラグインは、サイドチェインなどの高度なテクニックを必要としません。必要なのは、各トラックに1つのインスタンスを配置することだけです。これらのインスタンスは自動的に相互に会話し、あなたの操作を必要とせずに分析を行います。



  • 完全に透明な処理

    プラグインは各トラックを遅延させ、いくつかのトラックの位相を反転させるだけです。しかし、フィルタリングやその他の信号を変更するような高度な処理は一切行いません。



  • 高度なメーターシステム

    トラックをミックスしたときに信号がどれだけ失われたかを判断するのに便利な、周波数のキャンセルを表示するメーターを備えています。



  • 最大8チャンネルのサラウンド処理

    モノラルやステレオだけでなく、最大8チャンネルのサラウンドオーディオにも対応しているので、映画やゲームなどのオーディオ制作に最適です。



  • 極めて高度で使いやすいユーザーインターフェース

    当社の製品は、常にワークフローを向上させるように設計されています。

    すべての値を簡単に変更することができ、各コントロールを複数の方法で微調整することができます。

    標準化されたGUIでの簡単なオリエンテーション、テキスト編集、ほぼ無制限のズームによるスムーズなビジュアライゼーションは、Melda Production社のすべてのプラグインに標準装備されています。

    さらに、サイズ変更やスタイル変更が可能なGUIをサポートしているのは、世界でも当社のプラグインが初めてです(現在も唯一のものです)。



  • MIDIラーン機能付きのMIDIコントローラ

    任意のパラメータを任意のMIDIコントローラやMIDIキーボードにマッピングして、リアルタイムにコントロールしたり、録音して自動化することができます。



  • SSEおよびSSE2プロセッサに最適化された非常に高速な処理能力



  • 完全に自動化可能

システム要件

Windows

  • Windows Vista / 7 / 8 / 10 (32ビットまたは64ビット)
  • VST/VST3/AAX対応ホスト(32ビットまたは64ビット
  • SSE2をサポートするIntel/AMDプロセッサ
  • 32ビットのホストには32ビットのプラグインを、64ビットのホストには64ビットのプラグインを使用してください。

オペレーティングシステムが64ビットであっても、64ビットのプラグインは32ビットのホストでは動作しません。64 ビットのホストで 32 ビットのプラグインを使用しないでください。ブリッジングが必要となり、動作が遅くなったり、不安定になったりします。

Mac OS X

  • Mac OS X 10.9以降(64ビットのみ)
  • VST/VST3/AU/AAX対応ホスト(64ビットのみ)
  • SSE2に対応したインテル/AMDプロセッサーまたはアップルシリコンプロセッサー

管理人メモ

このMAutoAlign、打ち込みが中心の自分の音楽制作環境には必要のないプラグインかなと思っていました。

私のMAutoAlignに対する基本的な理解は、、

「このプラグインは、フェイズ・キャンセレーションを解消するためのプラグインだよね?」

「名前からすると、各トラックのフェーズ(位相)のラインを「Auto」(自動)で「Align」(一列に整列)させる機能かな?」

くらいでした。(結果的にこれは間違いではないです。)

「フェイズ・キャンセレーション?」なんやそれ?って方も多いかと思います。

いわゆるトラック間の「位相のズレ」ってやつです。 

フェイズ・キャンセレーションのより詳しい解説:「フェイズ・キャンセレーション/「Pure Data Japan」様のサイト

そして、

『そのフェイズ・キャンセレーションが問題になるのは、「生録り時」、特に、複数のマイクを使用して録音したトラック同士の間でのこと。』

これが一般的な理解かと思います。

複数のマイクで録音したトラックの場合、各トラックの音の波形位置が微妙にズレてしまうことにより、お互いが打ち消し合い(相殺しあい)、音楽として不自然な聞こえになることがあります。

生録は、フェイズ・キャンセレーションが起こりやすい環境といえます。したがって、エレクトリック系中心の打ち込み音楽をやっている自分には関係ないのかな、と思っていたのです。

実はMAutoAlignはエレクトリック系でも有効

しかし、以下のFuture Bassの制作Howtoの動画製作者さんが、MAutoAlignを打ち込み音楽で使用してるのを目撃しました。

(MAutoAlignは16:10くらいから登場します。)

上記動画には作者さんの解説記事もあります。

作者さんの解説の意訳

最終作業で、Melda ProductionのMAutoAlignを使います。

プラグインで処理された複数のシンセを実行している場合、コンピューターはサウンドを処理して出力するために多くの計算を実行する必要があります。

その結果、わずかなの音の遅延(レイテンシー)が生じます。

この遅延はそれほど聞こえない(感じない)かもしれませんが、このレイテンシには依然としてマイナスの影響があります。

MAutoAlignは、その遅延を修正し整えることができます。

あなたは、自分のサウンドを「自分がMIDIノートを描いたところ」で正確に音を鳴らしたいと考えるはずです。

その正確性こそが、サウンドの全体的なパワーと豊かさに貢献するはずですから。

このMAutoAlignによる修正は、わずかなものに過ぎないかもしれませんが、リスナーに最大のインパクトを与えたいと思うなら使ってみてください。

(MAutoAlignにはその潜在能力があると思います。)

*また、シンセサイザーをオーディオに戻してからでも、MAutoAlignを使うのは良い考えですよ!

と、MAutoAlignを推奨されていました。

そこで自分でも、デモ版をインストールしてLogic Pro XとPropellerhead Reason10で、早速、試用を開始しました。

UIのデザインは色々選ぶことができます。  

MAutoAlignの使い方はとても簡単。

シンセトラックやオーディオループなどのトラックが混在しているプロジェクトで、全てのトラックにMAutoAlignを挿します。

次に、再生します。

一個だけ任意のMAutoAlign(どれでもOK)を開いて、再生中に「Analyse」ボタンをクリック。

これだけで、各トラック間の遅延(フェーズ・キャンセレーション)が修正されます。

拍子抜けしてしまうほど簡単。

しかし、その効果は絶大でした。

MAutoAlignの真ん中にある「BYPASS ALL」ボタンを使って、MAutoAlignが有効な状態と無効な状態を聞き比べてみてその差を実感しました。

なんか、聞きやすくなってる!! オレのクソ耳でもわかるぞ!

(購入決定した瞬間でした。)

上記の動画の作者さんがおっしゃるように、その差は僅かなのですが、音楽的には相当質が上がったように感じるのです。

(言葉足らずな私では上手く説明できません。。取りあえずデモってみてください。)

MAutoAlignがソフトの中でやっていることは、

「複数トラックを同時解析し、(自動で)各トラック間の遅延による音のカブりが発生しないように、位相を調整・整頓」これを瞬時に行っているようです。

デモ動画

MAutoAlignを使用したベースの位相の問題の修正についての解説(9分50秒・日本語字幕可能):

上記のビデオでは、ベースのDIトラックとベースアンプの録音の間の位相の問題を修正する方法を説明します。

位相とタイミングの修正は、ミックスを良いものから素晴らしいものにするためのシンプルなステップです。
また、Melda ProductionのMAutoAlignを使用する前に、トラックを自動整列させるためのオプションについても説明します。

MAutoAlignを使用したドラムの調整(15分22秒・日本語字幕可能):

タイミングと位相の問題は、マルチマイクでの録音にはつきものですが、多くのマイクが使用され、フルレンジの信号が存在するドラムでは、最も問題となります。

上記のビデオでは、典型的なドラムセットの録音において、時間と位相を調整し、位相のキャンセルによって失われた周波数を復元する方法を説明します。

MAutoAlignのセール情報

*セールは、2021年5月14日〜5月31日(月曜日)夕方まで。

Plugin Boutique:

通常価格:54ドル → 27ドル

ADSR:

通常価格:60ドルセール特価: 30ドル

ADSRでは有料製品の購入で、kilohearts社のエフェクトプラグイン『Bitcrush』(通常価格:19ドル)が無料で進呈されます(7月いっぱい有効)。

主なセール価格の推移:

  • 2021年4月:54ドル→27ドル(50%OFF)
  • 2021年5月:54ドル→22ドル(イレギュラーな60%OFF)

Melda Productionのセールは通常、50%OFFです。狙っていた製品が50%OFF以上になった時は購入を検討すると良いと思います。