記事内に広告が含まれる場合があります

Melda Production『MAutoVolume』ボーカルや楽器の音量のムラを簡単に補正できる頼れるプラグイン

MeldaProductionのMAutoVolumeは、ボーカルや楽器演奏で(生録時等で)発生するソロ音源の音量のムラ(不快な強弱)を綺麗に補正してくれるプラグインです。

MeldaProductionの製品群の中でも人気の高い製品です。

(この手のツールで有名な)「Waves Vocal Rider」と双璧のツールですが、MAutoVolumeの方が用途的には幅広いです。

Wavesの場合は、ボーカル用とBass用で製品が分かれていますが(Vocal RiderとBass Rider)、MAutoVolumeは、ボーカル以外の楽器でも器用に補正する能力があります。

2023年3月7日:

MeldaProduction Mixing Month Sale』で半額セールが復活中です。

通常価格:54ドルセール特価:26ドル(50%OFF)

*セールは日本時間の4/3(月)夕方頃までの予定です。

広告

『MAutoVolume』

【日本語】ざっと見紹介動画(1:37):

ボーカル、ベース、ソロギター、サックス。これらはすべて、常にミックスのトップに位置するべきものです。

これを実現するために、あるエンジニアはコンプレッサーを使い、他のエンジニアはフェーダーを自動化していました。

今、あなたにはMAutoVolumeがあります。MAutoVolumeは、ほとんど手間をかけずに、信じられないほどのオーディオ品質であなたのために仕事をしてくれます。

MAutoVolumeのテストをしてみた    

MAutoVolumeは以下のような方法で、音量のムラを簡単に補正できます。

まずMAutoVolumeの能力を試すために、ボーカルのループ・トラックに、わざといびつなボリューム(音量)のオートメーションを書いて、音量のばらつきのあるトラックを作ります。

上が音量をオートメーションでいびつにしたトラック。
下がそのトラックをバウンスして作ったトラック。トラック名「Bypass」。

音量のオートメーションを書いて、トラック内の音量を意図的にチグハグにさせました。

その状態でバウンスさせ新たなトラック作りました。そして、そのチグハグな音量のトラック名を「Bypass」としました。

次に、「MAutoVolume」にて、そのトラックの音量を均一化させる(簡単な)実験をしてみます。

取りあえずトラック「Bypass」に、MAutoVolumeを挿して、

Sensitivityを87%、Lock-Aheadを17%ほどに調整してみました。

調整にかかった時間は30秒ほど。(超適当。。)

元のチグハグな音量のトラック(「Bypass」)と比較するために、MAutoVolumeで調整したトラックを再度バウンスして「MAutov」と言うトラックを作ってみました。

上が「Bypass」。下が「Mautov」。

それでは、完成したオーディオトラックを見てみましょう。

元のトラックのファイル「Bypass」(音量にばらつきのあるトラック)

MAutoVolumeで修正したトラック「MAutov」

まだ微調整の余地はありそうですが、かなり音量のばらつきが抑えられたと思います。

超簡単。そして大変便利です。

メモ:

MAutoVolumeはVocalRiderのようにオートメーションを書く機能がありません。(以前はあったのですが、新しいバージョンでは、オートメーションを直接書く機能が意図的に排除されました。

MeldaProductionの中の人の話だと、オートメーションと連携させるのは正確性に欠けるからだそうです。)

Meldaのプラグインはスキンが色々用意されていて、そのスキンを細かく自分好みに調整することができます。

MAutoVolume解説動画 

MAutoVolumeのより詳しい解説は、以下のデモ動画をご覧ください。(私の説明より分かりやすいはずです。)

MAutoVolumeでダイナミックボーカルを平準化する方法(7分・日本語字幕可能):

Melda社製品の解説動画でおなじみのChandler Guitar先生のデモ動画(6分・日本語字幕可能):

また、以下のビデオでは、MAutovolumeを使ってボーカルの “S”の音と破裂音を減らす方法を紹介しています。 もちろん、同様の問題を抱えるボーカル以外の他の楽器でも使用することが可能です。(ディエッサー的な使い方が出来る。)

『MAutoVolume』について

ボーカル、ベース、ソロギター、サックス。これらはすべて、常にミックスのトップに位置するべきものです。

これを実現するために、あるエンジニアはコンプレッサーを使い、他のエンジニアはフェーダーを自動化していました。

そして、今、あなたにはMAutoVolumeがあります。

MAutoVolumeは、ほとんど手間をかけずに、信じられないほどのオーディオ品質であなたのために仕事をしてくれます。

MAutoVolumeはあなたのミックスに適応します

メインボーカルがミックスの中でちょうど良い位置にあったのに、突然そうでなくなることが何度もありましたか?

ボーカル以外のすべての音をMAutoVolumeのサイドチェインに送ると、プラグインがボーカルを常にミックスの一番上に置くようにしてくれます。

MeldaProductionプラグインではおなじみの便利機能を搭載

最大16倍のアップサンプリング、M/S、サラウンド、その他のチャンネルモード、ワークフローを高速化するA-Hプリセット、統合されたヘルプシステムなど、MeldaProductionの様々な標準機能が搭載されています。

特徴

  • 市場で最も先進的なユーザーインターフェース – スタイリング可能、サイズ変更可能、GPUによる高速化

  • クラシックなメーターとタイムグラフを備えた独自のビジュアライゼーションエンジン

  • 非常に多彩なモジュレータ

  • 調整可能なオシレーター・シェイプ・テクノロジー

  • 4つのマルチパラメーター

  • M/S、シングルチャンネル、最大8チャンネルのサラウンド処理

  • スマートランダマイゼーション機能付き

  • 自動ゲイン補正 (AGC)

  • セーフティリミッター

  • 調整可能なアップサンプリング 1x-16x

  • MIDI学習機能付きMIDIコントローラー

  • SSE/SSE2/SSE3プロセッサに最適化された超高速動作

  • グローバルプリセット管理とオンラインプリセット交換

  • WindowsおよびMacの32ビットおよび64ビットのVST、VST3、AU、AAXインターフェースに対応

  • ドングルやインターネットへの接続は必要ありません。

  • 無償のアップデート

システム要件

Windows

  • Windows Vista / 7/8/10(32ビットまたは64ビット)
  • VST / VST3 / AAX互換ホスト(32ビットまたは64ビット)
  • SSE2をサポートするIntel / AMDプロセッサ
  • 32ビットホストでは常に32ビットプラグインを使用するか、64ビットホストでは64ビットプラグインを使用してください。

オペレーティングシステムが64ビットであっても、64ビットプラグインは32ビットホストでは機能しません。

64ビットホストでは32ビットプラグインを使用しないでください。 それらはブリッジする必要があり、遅く不安定になる可能性があります。

Mac

  • Mac OS X 10.9以降(64ビットのみ)
  • VST / VST3 / AU / AAX互換ホスト(64ビットのみ)
  • SSE2をサポートするIntel / AMDプロセッサまたはAppleSiliconプロセッサ

*MAutoVolumeのセール情報

通常価格:54ドル

セール特価:26ドル(50%OFF)

*上記の製品を購入時に、以下の製品が無料でプレゼントされます。

*主なセール価格の推移:

  • 2021年10月:54ドル→27ドル
  • 2021年11月:54ドル→27ドル(Black Friday)
  • 2022年9月:54ドル→27ドル
  • 2022年11月:54ドル→27ドル(Black Friday)