現在、iZotopeのマスタリングスイート「Ozone8 Standard」がクーポンコード適用で、いつもの1/3の価格(約67パーセントオフ)になるようです。
通常価格は、249ドル (約27,933 円)
クーポンコード「hmyfjwix」適用で、99ドル(約11,106 円)!
安い!非常にお得度が高いセールだと思います。
ただし、このキャンペーン、タダで貰えるOzone8 Elementsのユーザーに限るので、まだOzone8 Elementsを貰っていない方は、先に貰っておきましょう。
Ozone8 Elementsの貰い方
⬆️
2018年10月14日追記:恐らくですが、Ozone8 Elementsを貰わなくても、以下のクーポンコード(hmyfjwix)が通るようです。
Ozone 8 Standardは、マスタリングに必要な機能をワンセットにしたソフトです。
このOzone8 Standard一本で、マスタリングが完成できる流れになっています。
しかも、(誤解を恐れずに言うと)プロレベルのマスタリングの知識がなくても、Ozoneならなんとかなってしまう(ハイレベルなサウンドをいとも簡単に獲得できてしまう)恐ろしいソフトです。かなりの部分の操作系統が、Ozoneにおまかせ(自動化)可能です。
特にOzone8になってから導入された新機能「マスターアシスタント」。これが凄い。
Neutronのトラックアシスタントのマスタリング版的機能です。マスタリングの自動化を実現しています。
そのマスターアシスタントの中でも熱いのが、「リファレンス(参照、真似っこ機能)」。
これは、ご自分の目標とする曲(リファレンス曲)をOzone8に取り込むと、ソフトが自動的に、製作中の曲をそのリファレンス曲の状態に近づけつつ自動で仕上げてくれます。
「このアーティストの曲みたいにマスタリングしてよ」とOzoneに命令すると、ササっとそのように仕上げてくれちゃう機能です。
もちろん自動でマスタリングされた結果を、ユーザー自身が調整していくことが可能です。
Ozone8は、DAWのプラグインとしても使用が可能ですが、スタンドアローンでも(DAWを起動させず単独でも)使用できます。
したがって、マスタリング時、CPU負荷が高くなりがちな場合でも、DAWを起動させずにOzoneのみでマスタリング作業が出来るので効率的です。
Ozone8には、
今回セールになっているStandard版。
その下位版のElements。
最上位のAdvanced。
の3つがあります。
その中でもStandard版は、価格と機能のバランスの良さで人気の製品です。
各バージョンの違い(StandardとAdvanced)
Ozone8 Elementsは、最近バージョンアップされて機能が物凄いことになっている「RX7」を格安で購入できるアップグレード権もゲットできるので、取りあえず貰っておいたほうがよいと思いますよ!
StandardとAdvancedの違い
通常のマスタリングの使用ならStandardで十分と言う意見が多いようですが、完全なプロレベルを目指すなら、Advancedの方がより良い選択かもしれません。(しかし、この辺は、その人それぞれのワークフローによるところが大きいです。)
Ozone8の中核的機能は以下の三つ。
この三つ中核的機能は、Standard以上には装備されています。
では、StandardとAdvanced、二つのバージョンの大きな違いは、以下の二つ。
- 各機能が単独のプラグインとして使えるかどうか
- TONAL BALANCE CONTROL機能がつかえるかどうか
Advanced版のみ各機能が単独のプラグインとして使えます。
各プラグインがバラで使えるのは便利です。CPU負荷の節約にも貢献します。
しかし、iZotope社のミキシングプラグイン「Neutron2」の場合と比べると、単独のプラグインとして使えることが大きなアドバンテージになるかは微妙かなぁと思います。(CPU負荷に関しては、OzoneはNutronと違いソフト単独起動が可能なのでそれほど問題ないのでは。)
この辺は、個人個人のワークフローによるので、微妙な部分だと思います。
- VINTAGE COMPRESSORの有無
- VINTAGE TAPEの有無
- VINTAGE EQの有無
- SPECTRAL SHAPERの有無
スペクトルシェイパーとは:
新しいスペクトルシェーパモジュールを使用して問題の多い、厳しい周波数を滑らかにして彫刻します。 外科的または創造的に周波数特有のダイナミクスを適用してオーディオを成形し、滑らかでバランスの取れたオーディオを作成します。 パーカッシブなトランジェントを演奏するのに素晴らしいSpectral Shaperは、激しいボーカル、プルキーなアコースティックギター、その他の過度に明るいミックスエレメントを傷つけることがあります。 創造的なひねりのために、任意の周波数帯域にわたってスペクトルシェーパを使用して、音源の他の要素に影響を与えずに、音色、共鳴、過渡情報を試してみてください。
(アプグレセールに関しても当ブログでお得なセールがあり次第、そのつど報告していく予定です。)
Ozone8 Standardを持っているとiZotope最高位バンドル「Music Production Bundle 2」がかなり安くなる
現在、特価セール中の新しくなった「Music Production Bundle 2(MPS2)」は、Ozone8 Standardからクロスクレード版を狙うのが一番安くなっています。
新しくなったMusic Production Suite2は、総額2000ドル以上の音楽制作ツールのセット。その数、合計で30種類の個別のプラグインで構成された以下の8つの製品が収録されています。
トラック制作からマスタリング、製品化まで一気に仕上げることが出来る総合バンドルです。
主要なツール全てにアシスタント機能(クリック数回の自動化機能)が装備されるようになりました。
音楽制作の初心者から上級者プロまで、幅広く便利に使える機能が盛りだくさんです。
Music Production Suite2に収録されている主なソフトウェア
Neutron 2 Advanced
Ozone 8 Advanced
Tonal Balance Control
新RX-7 Standard(RX6から更新)
新VocalSynth 2(VocalSynth1から更新)
新Nectar 3(Nectar2から更新。Celemony Melodyne 4 essentialとRX 7 Breath Controlも収録)
新Insight 2(新たに追加)
Celemony社 Melodyne 4 Essential(新たに追加)
MPS2の概要やアップグレード版の購入方法などは、以下の記事をご覧ください。
Ozone8の詳しい日本語マニュアル
Ozone マスタリングガイドブック(PDF)
iZotope日本代理店のTacsystem様作成のガイドブック
(Ozone7用ですがOzone8でも操作は踏襲されているので参考になるかと思います。)
http://www.tacsystem.com/products/izotope/ozone.php
(http://tacsystem.com/support/download/iZotope/Mastering_Guide_2015_Japan.pdf)