2021年3月21日 追記:
これは古い記事です。
このソフトウェアはすでに開発が滞っています。Catalinaへの対応もしていないようです。
TuneSpanは、MacBookの内蔵SSDに入りきらくなってしまった膨大なiTunesの音楽ファイルを、外付けSSDやHDDに分散させて、それらを一つのiTunesで一括管理できるようにするアプリです。これ、超絶便利なものです。
特にMacを使ってDJをやっている人にオススメです。
SSDの容量が少ないMacBookの救世主「TuneSpan」
MacBookやMacBook Air、MacBook Proのストレージは超高速なSSDで使い勝手が最高に良いのですが、(標準モデルのSSDの)容量が128GB〜256GBとかなり少ない。
金銭的に余裕があれば、1TBのモデルも選択可能ですが、驚くほど高い。
音楽好きな方や、DJなどをやっている方だと、標準モデルの容量じゃどうやっても足りない。そこで通常は、外付けHDDやSSDにiTunes用ファイルを丸ごと移動させてしまう方が多いと思います。
こうすると容量を気にせず外付けHDDの容量が許す限り曲をiTunesにぶち込む事が出来るので、かなり快適です。
しかし、iTunesを使いたい時、一々外付けHDDをMacBookに繋がないといけないのが面倒。毎度のことなのでちょっと苦痛になってきます。
また、DJでMacを使っている場合、外付けHDDやSSDを付けてDJプレイをするのは避けるべきでしょう。USBケーブルが外れて音が止まってしまうリスクが常につきまといます。
かといって、DJプレイの前の仕込みの段階で、今回かけるであろう曲のみをMacBookの内蔵SSDにコピーするのは面倒だし、加えて、その都度、それらの曲をSSDに書き込みすることになるので、書き込み制限のあるSSDの健康のことを考えると出来れば避けたい。
TuneSpanはこれらの悩みを解消してくれます。
現在の価格: ¥1,800
TuneSpanのイメージ図
上記の図のように、よく聴く曲はMacBookのSSDに入れておき、そうでもない大量の曲を外付けのストレージに分散化させる事が可能になります。
分散化させた曲や動画を視聴したい時だけ、外付けストレージを繋げば即いつものiTunesからアクセス可能になります。
したがって、DJのための利用法としては、よくプレイする曲をMacBookの内蔵ストレージ入れておき、そこまで重要ではない曲を外付けストレージに移しておくイメージです。
もちろん、外部ストレージに移した曲を元のMacのSSDに戻すのもボタンを押すだけで簡単に完了できます。
なので、その時々で必要な曲が変わって行くDJでも柔軟に、それらの曲を入れ替えてゆく事が容易に行えます。
本当に簡単な操作で全てが済んでしまうので、初心者でも迷う事なく直感的に使用できると思います。
TuneSpanは、Macのユーティリティ系アプリでは高評価の人気アプリですが、1800円と若干お高い。しかし、MacBookのストレージを増量することを考えたら、きわめて合理的な選択だと思います。
現在の価格: ¥1,800