*2023年6月14日 追記:もらい方をもう少しわかりやすく加筆修正しました。
以前は、ComputerMusic Magazineの購入者か、D16の有料のプラグインを持っている方しか入手でできなかった(*)リミッタープラグインの「Frontier」ですが、誰でも無料でダウンロード可能になっています。
*以前にも方法はあったようですがややこしい手順が必要だったようです。
これなかなか使える製品なので貰っておいて損はないと思いますよ。
貰い方: D16Frontierのページへ行き、 「Get ボタン」をクリック。
D16 Frontierについて(再掲)
D16 Group Frontier。ComputerMusic Magazineの付録に付いてくるリミッタープラグインです。「これ、お金取って良いんじゃないか?」と思わせる素晴らしい製品です。
D16 Group社について
ポーランドが拠点です。
ローランドの歴史的な偉業であるシンセサイザー、ドラムマシン「TR-606」「TR-808」「TR-909」「TB-303」などのエミュレーション音源で有名なデベロッパーです。
音源以外にも、ディストーション、リバーブ、フェイザーなどのエフェクトも手がけ、ハイクオリティーな製品を作ることで人気があります。
例えば、LuSH-2(SH-101系)。
SH-101の(現代的なシンセとしての)D16的解釈として生まれた「Lush-101」の後継機として開発された最新シンセ『Lush-2』。
妥協のないクオリティのオシレーター、驚くほど自然な温かみとキャラクターを持つフィルター、そしてクラス最高のエフェクトを搭載。
(特にフィルターの効きがヤバいです。オススメのシンセです。)
また、伝説のTR-909の異形ドラムマシンのDRUMAZONや、ぶっとい音でEDMなどのエレクトリック系アーティストに人気のPUNCHBOX(ベース・ドラムシンセ)などもあります。
はたまた、ディストーションのDevastor 2や新しいリバーブプラグインのTORAVERB 2 などなどエフェクト系プラグインもヤバいやつが色々あります。
D16 Frontierの使い方動画
WindowsとMacで使えます。(AU / VST / AAX対応。)
まずは、以下のComputerMusicが提供している動画を見てみてください。8分の短いチュートリアルです。これだけ見れば使い方はマスターできるはずです。
私は、基本的にFrontierをマスターのリミッターとしては使っていません。
サチュレーションとして優秀なので、ドラムなどに挿しています。
個人的には、D16 Frontierは、リミッターとしての純粋な使い方より、ナチュラルな暖かみの付加と音圧アップのデュアル効果を得たい時にバッチリ合うと感じています。
挿すと感じられると思います。音良いです。
もちろんマスター用のリミッターとしてもちゃんと使えますよ。
簡単な使い方は、、
スレッショルドノブを上げていくと、真ん中のゲインリダクション・メーターが右に触れていくのがわかると思います。(基本的に、-12DBがデフォルト値。)
レッドまでメーターが行くようになると、音に強い色合いがかかっていきます。
メーターがレッドから左に思いっきり振れていくとディストーションがかかります。
また、アウトプットノブの右側にある「Soft Clip」をオンにして使うとサチュレーション効果が得られます。良い音と思います。
シンプル操作なのでプリセットは用意されていませんが、自分の設定はプリセットとして保存することが出来ます。
オススメのプラグインです!
(管理人メモ:ここ一週間ほど体調不良でお休みをいただいておりました。まだ本調子と言えるまでは回復していませんが少しずつ頑張っていきます。よろしくお願いいたします (^^)。)