MDrummerは、気が遠くなるほど多機能で高性能なドラムサウンド&トラック作成ツールです。
これ一台で、クラブ系からロック系、アコースティックドラム、民族音楽のパーカッションなど広範囲なドラムサウンドを構築できます。
『MDrummer』とは
【日本語】ざっと見動画(1:32):
MDrummerは、ドラムシンセ、ドラム用サンプラー、ドラムパターン生成ツール、ドラム用超高性能エフェクターなどを備えたオールインワンのドラム製作ツールです。
多くの機能に加えて、超大容量のドラム音源が付属していることも大きな特徴です。
その合計は約77GB。
MDrummerには、追加音源の「Studio2018」が無料で追加できます。
その容量は14.27 GB。
それに加えて、過去のサウンドパック
- Essentials— 1.1 GB
- Studio2008 — 3.71 GB
- Studio2009 — 1.58 GB
の、合計6.39GBも付属します。
ユーザーが無償で使えるサウンドパックの合計は、20.66GB
参考記事1:
上記の20GBに加えて、57GBの新しいライブラリが無料で追加されました。
ハイエンドドラムとシンバルのコレクション『Drum Empire 2020』が追加(容量:57GB!)。
参考記事2:
MeldaProductionの製品群は一生涯アップデート無料保証なので、一度MDrummer所有者なってしまえば、上記の追加音源を全てをは無料でゲットできます。
また、今後追加音源が新たにリリースされる場合でも、それらも無料で取得できます。
MDrummer用サウンドパックのダウンロード先:
『MDrummer』の詳細
MDrummerは、あらゆるジャンルの打楽器をカバーするドラムのオールイワンツールです。
元々EDMやハウスなどのエレクトリック系が得意な印象でしたが、新しいライブラリの「Studio2018」と「Drum Empire 2020」の追加によりアコースティック系の音源が大幅に強化されました。これにより全方向に死角がないドラムツールになっています。
ぱっと見のユーザーインターフェースは無骨でそっけないに見えますが、機能は非常に充実しています。
一方で、多機能ゆえに全てを使いこなすには学習が必要です。
しかし、他のMelda Productionの製品と同様に(簡単に使える)プリセットベースのイージーモードやスマートランダマイズ機能も備わっています。
紹介動画(14分・自動翻訳の日本語字幕可能):
Mdrummerのユーザーインターフェース
クイックセットパネル(簡単モード画面):
ミキサー画面:
ソング制作画面:
ドラムエディター:
ドラムサウンドの編集画面で、ドラムシンセや、サンプラーなど多岐にわたる機能が搭載されています。
リズムエディター(リズム編集画面):
リズムジェネレーター(リズム自動生成機能画面):
『MDrummer』の特徴
MDrummerは、まさに究極のドラムマシン&バーチャルドラマーです。
ドラムトラックのアレンジやリアルタイムの演奏を素早く簡単に行うことができます。そして、その可能性は無限大です。
想像力をかきたてるサウンド
MDrummerのサウンド・エンジンは、ドラムからスクラッチまでの幅広い打楽器をカバーします。
いくつものドラムセット、各ドラムセット内のドラム、各ドラム内のレイヤーやエフェクト、サンプリング、シンセシス、そして完全にユニークなジェネレーターを使用できます。
アコースティックドラム、エレクトリックドラム、パーカッションやエフェクト、またはあらゆる種類の組み合わせることが可能です。
数回のクリックのみで好みのドラムサウンドを作ることができます
MDrummer は、1つのボタンを押すだけで無限の新しいドラムセットを自動生成し、サンプルライブラリを分析してインポートし、複数のドラムセットを組み合わせることができます。
伝統的なスタイルでも、他にはないユニークなサウンドを探している場合でも、先進的なドラムマシを探索したい場合でも、完璧に機能します。
あなたは、ただ数回クリックするだけでサウンドの作成に取りかかることができます。
想像力をかきたてるリズミカルなサウンド
MDrummerは、人間のようにリズムとは何かを真に理解しています。
どんなスタイルでも、どんなパーカッシブな楽器でも大丈夫です。その全てをカバーしています。
MDrummerは、ポップス、ドラムンベース、ロック、R’n’B、サルサ、ジャングル、ジャズ、コンガでのルンバ、11/4拍子のプログレスメタルなど、想像できるものなら何でも演奏できます。
また、新しいリズムを生成したり、複数のリズムを統合したり、シェーカーや他のバックグラウンドパーカッションを追加することもできます。
ヒューマナイズ、シャッフル、ハーフ/ダブルテンポ&フィールなどの多くの高度な機能により、数回のマウスクリックであなたのアイデアを現実に変えることができます。
演奏をコントロールするユニークな方法
MDrummerは、イントロ、グルーブ、フィルの追加、異なる速度でより多くのノートを演奏するように命令することができます。
MDrummer は、人間のドラマーのように、どんな命令にも従います。
私たちのユニークなMIDIコマンド方法、統合されたシーケンサーを使って何をすべきか彼に指示することができます。
不器用なオートメーションやMIDIファイルのドラッグ&ドロップはもう必要ありません…。
アレンジのための素晴らしいドラムトラックをわずか数分で作ることができます。
画期的なリズム・ジェネレータ
私たちMelda Productionは、人間が新しいリズムを作るときに何をするかをMDrummerに教えました。
あとは、曲に合った1つのループを作るだけです。
あるいは、MDrummerがあなたのためにユニークなものを生成することもできます。
MDrummerのリズムジェネレーターが、メガバイトのリソースを使って、あなたのために全体のリズムを作成します。
そうです。本物のドラマーがやっているように。
柔軟なユーザーインターフェース
MDrummerのユーザーインターフェイスはサイズ変更可能でスタイリング可能です。そして、すべての機能にヘルプが付いています。
究極のユーザーエクスペリエンスと創造性を損なわないためにワークフローは最高速度に最適化されています。
特徴
- VST/VST3/AU/AAXプラグインとして提供されます。
- 大量のサンプル、マルチサンプル、サブサンプルライブラリなどを収録しています。
- 300以上のドラムセット、2400以上のドラムセットコンポーネント、900以上のサンプル、600以上のマルチサンプル、300以上のリズム、200以上のベースリズム、12000以上のループ
- 5つの究極のサウンド・ジェネレーターを搭載: MSampler、MMultiSampler、MSynthesizer4NN、MSubSampleSynthesizer、MScratcher
- 30種類の多彩なエフェクト – イコライザー、コンプレッサー、ディストーション、モジュレーションなどなど。
- ドラムセットジェネレーター&マージ機能。
- エフェクト・ジェネレーターとマージャーを搭載。
- 究極の人間らしいリズム制作技術を搭載しています。
- MIDIコマンド方式。
- 統合されたアレンジメントシーケンサー。
- ジャミング機能を搭載。
- リズムジェネレーター&マージャーを搭載。
システム要件
Windows
- Windows 8 / 10 / 11 (64ビット)
- VST / VST3 / AAX 互換ホスト (64 ビット)
- SSE2 をサポートする Intel/AMD プロセッサー
Mac OS X
- macOS 10.14 以降 (64 ビット)
- VST / VST3 / AU / AAX 互換ホスト
- SSE2 をサポートする Intel/AMD/M1 プロセッサー
- ネイティブ Apple Silicon ARM CPU サポート
デモ動画
1 Drummerの基本的な概要解説動画その1(10分30秒・日本語字幕可能)
MDrummerにはたくさんの機能があります。このビデオでは、サンプルのロード方法、基本的なリズム、MDrummerでの曲のアレンジ方法などの基本を紹介します。
2 Chandler guitar氏によるMDrummerの基本的な概要その2(16分30秒・日本語字幕可能)
「FXを追加する方法、独自のリズムを作成/編集する方法について」
このパートでは、キットのピースを変更して自分のリズムを作る方法を紹介します。
ドラムパターン生成ツールの解説(9分・日本語字幕可能):
MDrummerでリズミカルなバリエーションを作成する方法(12分・日本語字幕可能):
レビュー動画(40分・日本語字幕可能):
MDurummerのチュートリアル動画シリーズ
MeldaProductionの解説動画は地味ですが、ちょっと辛抱して見て見ると「おお?こんなことも出来るんだ..。」と色々発見できると思います。
MDrummerのインストール方法(4分27秒・日本語字幕可能):
MDrummerをインストールするには? 簡単です!上記の動画ではMDrummerのインストールプロセスについて説明します。
MDrummer スタート動画(14分・日本語字幕可能):
おそらく最も強力なバーチャル・ドラマー・プラグインであるMDrummerの紹介です。これはクイックスタートガイドと考えてください。もっと多くのビデオが続きます。
MDrummerの「MIDIコマンドメソッド」(曲のドラムトラックを作成する方法)
(15分30秒・日本語字幕可能):
MIDIコマンドメソッドで、数分でドラムトラック全体を構築することができます。
Songタブについて(8分・日本語字幕可能):
Songタブでは、クイックでシンプルなシーケンスが用意されており、音楽用のドラムトラックを数分で作成することができます。
ドラムセットパネル(10分・日本語字幕可能):
ドラムセットパネルでは、MDrummerのサウンドをコントロールするドラムセットを素早く選択、生成、編集することができ、ファクトリーライブラリが提供する何千ものドラムセットやコンポーネントにアクセスすることができます。
リズムパネル(11分27秒・日本語字幕可能):
リズムパネルでは、MDrummerが演奏しているリズムをロード、マージ、生成、編集することができます。新しいバーチャルドラマーを活用して、音楽にぴったりの素晴らしいドラムトラックを素早く作成することができます。
Mdrummerのミキサーとミキシングアコースティックドラム(11分・日本語字幕可能):
Mixerでは、バーチャルドラマーのサウンドをコントロールすることができます。シンプルですが、素晴らしい機能が満載です。
サンプルライブラリのインポートについての解説(5分30秒・日本語字幕可能):
MDrummerは、すべての巨大なサンプルライブラリを自動的にインポートし、そこからドラムセットやコンポーネントを作成することができます。これにより、MDrummerの従来のワークフローで簡単に使用することができます。ここではその方法を紹介します。
インプットMIDIフィルター(4分50秒・日本語字幕可能):
MDrummerは任意のMIDIコントローラで完璧に動作するように簡単に調整することができます。その方法は以下の通りです。
アウトプットMIDIフィルター(5分・日本語字幕可能):
MDrummerのリズム・エンジンは、他のプラグインの駆動にも使用できます。
アウトプットMIDIフィルターは、ドラムをMIDIキーに簡単にマッピングし、ベロシティを変換することで、最大限に自然な結果を得ることができます。
ドラムセット・エディターの解説その1(6分・日本語字幕可能):
ドラムセットエディターは、サウンドのあらゆる側面を編集し、サンプラーやシンセサイザー、あらゆる種類のエフェクトを駆使した複雑なマルチレイヤーのドラムセットを構築することができます。ここではその最初の部分を紹介します。
ドラム・エディターの解説その2(6分・日本語字幕可能):
ドラムセットエディターは、サウンドのあらゆる側面を編集し、サンプラーやシンセサイザー、あらゆる種類のエフェクトを駆使した複雑なマルチレイヤーのドラムセットを構築することができます。ここでは、その第2部をご紹介します。
リズム・エディター(12分・日本語字幕可能):
リズムエディターは、グローバルな設定から個々のノートの高度なパラメーターまで、リズムのあらゆる面を編集することができます。
Rhythm generatorの解説(7分37秒・日本語字幕可能)
リズムジェネレーターは、曲にぴったりのリズムをすぐに作ることができる、MDrummerの最後の特典です。
*管理人メモ
*Melda Productionの製品はUIにクセがあるので試用を推奨します。
私はドラムシンセとドラムパターン生成ツールは使っていないです。(ドラムサウンドとしてのみ使っています。)
MDrummer内蔵のドラムパターン生成ツール(リズムジェネレーター)や、ドラム用シーケンサーは、使い方を会得すれば非常に有益なツールになるのだろうと容易に想像出来るのですが、いかんせんUIが細かくて(今のところは)勉強する気がしていません。(特に必要性を感じてもいないので。)
追記:「リズムジェネレーター」使い始めました。無限大のパターンがあるので便利。MIDIを吐き出せるのでDAWに貼り付けられます。
ドラムループパターンの作成は、DAW側のLogicのDrummerやMIDIシーケンサー、Propellerhead ReasonのDrum Sequencerの方が使い慣れているのでそっちを使います。
(Mdrummerはドラムサウンドライブラリの使用だけでも十分元が取れると思います。)
MDrummerにはドラムシンセの機能も内蔵されていますが、こちらも私はまだ使っていません。(言い訳になりますが、内蔵のサンプル音源が超豊富だし、ここを触り出したらいくら時間があっても足りなくなりそうなので。。)
内蔵音源を叩き台に、MDrummerの多機能なエフェクト群で音作りをするだけで十分オリジナリティの高いサウンドを作成することができるはずです。
MDrummerには、MeldaProductionのほぼ全てのエフェクターが内蔵されています。(FXの機能的にはMXXXとほぼ同等。もちろんこれらのFXはMMdrummerの内部でしか機能しません。)
FXは、ドラムの各音源に個別に幾重にもかけることが出来ます。また、MDrummer全体のサウンド、各チャンネル、Sendなどにも個別にエフェクトをかけることが出来ます。この辺は変態過ぎて私も全て把握できていません。
MDrummerの各セクションには、Melda製品ではおなじみの「サイコロボタン(ランダマイズ機能)」が装備されているので、音を聞きながら、サイコロボタンを押していくだけでも良い感じの設定を手に入れることができます。また、数あるプリセットからサウンドやエフェクトなどの設定を選択してく使い方でもOK。
また嬉しいことにMDrummerは、ここまで多機能なのにマシンへの負荷は案外低く抑えられています。結構重めなMPowerSynthとは対照的。(もちろんエフェクトを使うとその分重くなりますが..。)
MDrummer関連記事:
〔簡単操作〕Meldaプラグインのイケている機能「スマート・ランダマイズ・エンジン」の解説
MDrummer用サウンドパックのインストール方法
**セール情報**
通常価格:275ドル
*購入地点の設定により価格が若干変化します(詳細記事)。
*上記の製品を購入時に、以下の製品が無料でプレゼントされます。
*主な安かったセール価格の推移:
Mdrummerは定期的にセールになっています。通常のセールでは大体50%OFFです。
- 2020年11月:275ドル→137.5ドル(黒金@PB)
- 2021年6月:275ドル→109ドル(イレギュラーな60%OFF@PB)
- 2021年10-11月:275ドル→137.5ドル(ハロウィン&ブラックフライデー@PB)
- 2021年11月:292ドル→151ドル(ブラックフライデー2021@ADSR)
- 2021年11/26:275ドル→82ドル(ブラックフライデー当日@PB)
- 2022年8月:275ドル→137.5ドル(サマーセール2022@PB)
- 2022年10月:275ドル→109ドル pb
- 2022年11月:275ドル→137.5ドル(黒金@PB)
- 2023年2月:275ドル→109ドル(PB)
- 2023年7月:275ドル→109ドル(PB)
- 2023年11月:275ドル→137.5ドル(黒金@PB)
- 2024年4月:275ドル→109ドル(PB)