Devious Machinesの看板製品『Texture』(マルチFXプラグイン)。
サンプルなど様々な音源をシンセのように扱えるマルチエフェクトプラグインです。創意工夫のなされた素晴らしいエフェクターです。
特にエレクトリックミュージック・プロデューサーの方は要チェック。
*「Devious Machines ブラックフライデー」で昨年のBlack Friday セール価格が復活しています。
Devious Machines ブラックフライデーセール 2024
*セール終了予定日:
- 日本時間:12/9(月)18〜19時頃までの予定です。
- 英国時間:12/9(月)9〜10時頃までの予定です。
Devious Machines Texture
ざっと見動画(44秒):
Devious Machines Textureの使い方は自由です。あらゆるソースに適用することができます。
例えば、ドラムのキックやハット、シンセリード、はたまたボーカル音源などにTextureを挿します。使う音源は何でも良いです。
(シンセ音源でもWAV音源でも、なんなら、詩の朗読でも。どんな音源でも遊べます。)
音源にTextureを挿し音源を再生すると、自動的にその音源のシグナルがTextureの中に入ります。
すると、音源がシグナル化(信号化され)、Texture内部にあるに「素材」を共鳴させます。
『元の音源』+『その音源のメロディ・リズムに呼応した「素材」』がミックスされ不思議な音が鳴ります。
また、数多くあるプリセットを使えば瞬時にして、そのミックスされた音に独特の変化を加えることが出来ます。
Devious Machines TEXTUREの概要
『Texture』は多用途のエフェクトプロセッサー。また異形のシンセです。
後ほど、私のつたない言葉でも説明してみますが、まずは、以下の6分強ほどのデモ動画をご覧になって見てください。その方が理解が早いと思います。
デモ動画(6:31):
上記のデモ動画では、Textureを使ってサンプルやループをシェイピングしてトランスフォームする方法を説明しています。キックやハットなどが見る見るうちにカッコいい音になっていくのがわかると思います。
*以下に詳しい解説動画も載せておきます。(そちらの動画の方が体系的に理解しやすいかも知れません。)
TEXTUREの解説動画&デモ動画
TEXTUREを使用したグラニュラー・サウンドスケープ(6分・自動翻訳の日本語字幕可能):
TEXTUREを用いたミキシングの例(6分・自動翻訳の日本語字幕可能):
Textureを使っドラム&ベースのRollersを生き生きとしたものにする方法(18分):
解説動画 1(11:48):
解説動画 2(11:38):
デモ&レビュー動画(13分):
(Devious Machines Textureを使って秒単位でドラムをレイヤーする方法)
使い方動画(10分50秒):
Textureでパーカッシブなレイヤーを拡張する(15分27秒):
『Devious Machines TEXTURE』の詳細
Textureの特徴
ハイハットのトランジェントにダイナミックなフィルターノイズを追加して「接着」にしてみませんか?
また、キックドラムに低めのサイン波を自動的に追加してビーフアップするのはどうでしょうか?
Textureは、これを簡単に、直感的に、そして素早くしてくれます。
- ハイハットやパーカッションのパーツをオルタナティブサウンドに置き換える
- 同じ「キット」の一部であるかのように聞こえるように音を統合する
- エレクトロニック・ミュージックやポップスにおける上昇音や下降音の構築や強化
- テープのヒスやビニールのクラックルのようなノイズを追加して、より「ヴィンテージ」なサウンドを作成できる。
- これまでリバーブを使用していたり、代替のサンプルを探していたかもしれないパーカッションやドラムに刺激的なテールを追加します。
- 新しい低音域を合成して音に重みを加える。
- サンプルのレイヤリングの代わりに使用して、サウンドの特性を変更します。
- ミックス・エンハンスメントだけではありません。実験的なミュージシャンやサウンド・デザイナーは、自分の指先でレフトフィールド・エフェクトの数々を見つけることができます。
Texture とは?
TextureはDAW用のエフェクトプラグインです。
Textureが、あなたが入力したオーディオの音量を聞き、ソースのダイナミクスに合わせた新しいサウンドを生成します。
Texture を使用して、サウンドに新しいレイヤーをブレンドしたり、ソースの形状やリズムに合わせた新しいサウンドに置き換えることもできます。
Textureには、「ミックスの中の」サウンドの微妙な強化から、根本的な変換やサウンドデザインまで、さまざまな用途があります。私たちが思いつかなかったような使い方がきっと見つかるはずです。
Texture 1.5の新機能
Texture 1.5はメジャーアップデートで、独自のサンプルを音源として使用できるようになりました。これには以下の機能が含まれています。
- サンプルループ再生
- 2つのグラニュラシンセシス(粒状合成)モード
- サンプルトリガー
- 一定の間隔でサンプルを繰り返す
- また、EQにはスペクトル表示も搭載されています。
Textureの始め方
まず、DAW でステレオトラックまたはバスを選択し、オーディオが再生されているものを選択します(ドラムやパーカッションのパートを選択することをお勧めします)。
次に、そのトラックにTextureをインサートプラグインとしてロードします。すると、オーディオのレベルに合わせたホワイトノイズ(デフォルトのプリセット)が即座に聞こえてきます。
デフォルトのプリセットは、おそらくあまり刺激的には聞こえないでしょう。そのまま飛び込んで微調整を始めることもできますし、ファクトリープリセットをブラウズしてTextureで何ができるのかを知ることもできます。
プリセットは、プラグインウィンドウの上部中央にある細いバーから読み込まれます。
このバーには、現在のプリセット名が表示されます(何もロードされていない場合は「デフォルト」と表示されます)。このバーをクリックすると、利用可能なプリセットのリストが表示されます。
また、プリセット名の右側にある2つの矢印ボタンを使用して、利用可能なプリセットを1つずつ順に表示することもできます。
システム要件
Mac
- OSX 10.9以降 (Intel / M1 Apple Silicon対応)(64ビットのみ)
- VST、AU、AAX
Windows
- Windows 10以降 (64ビット)
- VST、AAX
管理人メモ
好きな音源をシンセのように変化させるのが楽しい
Textureの使い方は、自由です。どんな音源にも適用が可能です。
例えば、ドラムのキックやハット、シンセリード、ボーカル音源などにTextureを挿します。使う音源は何でも良いです。
(シンセ音源でもWAV音源でも、なんなら、詩の朗読でも。どんな音源でも遊べます。)
音源にTextureを挿し音源を再生すると、自動的にその音源のシグナルがTextureの中に入ります。
すると、音源がシグナル化(信号化され)、Texture内部にあるに「素材」を共鳴させます。
『元の音源』+『その音源のメロディ・リズムに呼応した「素材」』がミックスされ不思議な音が鳴ります。
また、数多くあるプリセットを使えば瞬時にして、そのミックスされた音に独特の変化を加えることが出来ます。
上記画像のDynamicセクションでは、リミッターとゲート(エンベーロープシェープ)が横線上に表示され、それらを上下に動かすことにより、エフェクトのかかり具合を簡単に調節できます。
メインのウインドウ内では、元の音源から取り込まれたシグナルが波形化されて表示されるので、リミッターとゲートのスライダーでFXのかかり具合の調整が面白いようにはかどります。
UIの全体像とモジュレーションセクション
モジュレーションセクションではLFO、フィルターを始めとした様々な音作り用のツールとビジュアル画面が内蔵されています。
この機能を使うことで複雑な音作りが流れ作業で出来るようになっています。設定済みのプリセットからいじって行くだけでも楽しめます。
その融合した音をフィルターやエンベロープ、LFO、カラーなどの各機能を使って、調整または再構築可能です。
UI右端真ん中にあるMIXノブ(WET/DRY機能)を使えば、元の音源とTextureの「素材」の割合を調節することできます。
加えて、元の音源用と、Textureの素材用とで別々にEQが用意されているので、より複雑な音作り可能です。本当に様々な音作りが出来ます。
Texture EQは素材側にかけるEQ(5バンド)。
UI右端にあるMIXノブを右側いっぱいに回すと元の音源のシグナルに呼応した素材の音のみが聞こえます。
その状態でEQを使って音を聞いてみると、EQのかかり具合がわかりやすいかもしれません。
Original EQは元の音にかけるEQ。5バンド。
素材は楽器ごとに(現在のバージョンで)340種類以上内蔵されています。今後アップデート増える可能性も。
プリセットとは別途で、素材が用意されています340種類以上。
プリセットと素材のチョイスだけでも数多くの組み合わせがあるので、それだけでも色々な音が作れる。
内部ではかなり複雑なことをやっているはずのプラグインなのですが、使い方は数あるエフェクトプラグインの中でも簡単なほうだと思います。インターフェイスが非常にスッキリしていて、操作性良いと思います。
私もまた触り始めて2日ほどですが、使い方は殆ど理解できました。
視認性も良いので、自分が今何をやっているのかすぐわかる。なので、ピンポイントに自分の狙った音を作りやすい。
なんかシンセみたいなエフェクターですが、作れる音の幅が広いです。
最後に非常に良いなと思ったのが、CPU負荷が高くないことです。
改良して欲しい点
追記:改良されました
現在340個用意されている「Texture側の素材サンプル」だけじゃなく、ユーザーが用意した素材(Texture)も読みこめると最高じゃないかなと思いました。(もっと作れる音の幅が広がるので。)
海外掲示板のGearslutzでもそのような要望が上がっていて、開発者のBazRush氏が回答を寄せていました。(まだどのようなかたちになるかはわかりませんが) 実はすでに現在改良版を開発中らしいです。
追記:
バージョンが1.5にアップデートされて、自分で用意したサンプルも読み込めるようになっています。(素晴らしいアップデート。)
Texture バージョン1.5の新機能
- ユーザー自身のサンプルをインポートして、4つのサンプリングタイプで操作出来るようになりました
- 既存のオーディオを使用してサンプルの再生をトリガーおよびシーケンスが可能に
- 開始時間、終了時間、ループなどのよく知られたサンプラーコントロール機能
- ランダムモードを含むきめ細かい合成でサウンドを変換
- インポートしたオーディオ素材の再ピッチ、圧縮、カラーの変更が可能に
- ブラウザ、DAW、その他の場所からドラッグアンドドロップ出来るようになりました
- トリガーパラメータを使用して独自のサンプルの再生動作を定義します
- サンプリングとトリガーを簡単に微調整するための拡張コントロールセット機能を搭載
- オンボードEQからのより詳細なオーディオ解析機能
レビュー記事リンク
要約:
シンプルなインターフェイスを備えているため、学習曲線は非常に穏やか。
ベース、さまざまなドラム、サウンドエフェクトなど、推奨される用途ごとにグループ化されたプリセットがたくさんあります。
リミッティングやゲーティングなどの使用方法についてよくわかっていない初心者でも耳で聴きながら簡単にサウンドデザインができるのが良い。
ダイナミックでオーガニックなサウンド。
どんなドラムやリズムでも、即座に深みと密度を加えることができます。
ビートの上でパーカッションの追加レイヤーをシミュレートしたり、キックドラムをクランチしたりします。
より実験的なプリセットを使用して、新しいサウンドとリズムを生成することも可能。
エフェクトまたはアンビエンスに新しいレイヤーを追加できる。
結論:
Textureは、手頃な価格ですが、音楽制作の優れた武器になります。
使い方は簡単ですが、あらゆるサウンドに活力とスペシャルな面白さを追加できます。
特にベースやリズミカルなものに最適です。
少し余分な密度を加えて微妙なサウンドを得たり、パルスノイズの追加レイヤーをたくさん入れてフルトラックにして、トラックを強化したりと重宝するでしょう。
そして、搭載されているたくさんのプリセットも素晴らしい。
長所:
あらゆる種類のトラックを強化および強化するための優れたツール。
手頃な価格。
穏やかな学習曲線。
ちょっと使う感じでも、がっつり使う感じでも、どちらでも良い感じになる。
退屈になりがちなサウンドを活気づけることができる。
特にビートやベースに適しています。
短所:
今のところ思いつかない。
ビート、ベースライン、FXなどにテクスチャレイヤーを追加することだけが重要です。サンプルをインポートできるとさらに便利です。
長所:
- 基礎となるコンセプトはうまく機能します
- オンボードサウンドの優れたライブラリ
- すばやく簡単に使用できる
- サイドチェーンフィルターと「リミッター」
短所:
- サンプルのインポートはまだありません(V1.5で搭載されました!)
- ピッチ追跡機能があるとなお良い
- 専用のモジュレーションエンベロープはありません
**セール情報**
通常価格:99ドル
セール特価:74ドル(25%OFF)
*購入地点の設定により価格が若干変化します(詳細記事)。
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*上記の製品を購入時に、以下の製品が無料でプレゼントされます。
*主なセール価格の推移:
- 2020年10月:80英国ポンド→37.39英国ポンド(約5,700円・最安@VSTBUZZの単発セール)
- 2020年11月:99ドル→65ドル(Black Friday2020)
- 2021年6月:99ドル→69ドル
- 2021年11月:99ドル→69ドル(Black Friday2021)
- 2022年5月:99ドル→69ドル
- 2022年11月:99ドル→74ドル(Black Friday2022)
- 2023年2月:99ドル→74ドル
- 2023年5月:99ドル→74ドル
- 2023年11月:99ドル→74ドル(Black Friday2023)
- 2024年4月:99ドル→74ドル
- 2024年8月:99ドル→74ドル