通常価格1700円で高いなぁと思って中々買わずにいたiRamDiskがセールになっていたので、即効でポチりました!
これ中々セールやらんブツですよ。気になっているひとは急いだ方が良いかもよ!
コレ、どんなモノかっていうと、Macのメモリ上に仮想的なディスクを作ることができるソフト。
その機能を利用して、SafariやFirefox、Chromeなどのウェブブラウザのキャッシュをその仮想的なディスクにおくことができるってワケ。
普通の方なら、そんなことに何のメリットがあるのって?感じだと思います。
しかし、(私のような)Macオタクではなく普通のMacユーザーの方でも、メリットがちゃんとあるのです。
それは、
「MacのSSDの寿命を伸ばすために悪あがきをすることができる」というメリット
です。。
最近のMacBookってストレージにSSDを使っていますよね。
このSSDって寿命があります。SSDは使えば使うほど内部的にすり減って行くのです。
なので、実質的には、
(もちろん従来のHDDにも寿命はあるのですが、SSDのようにすり減るワケではないようです。HDDは、高温や衝撃で壊れるイメージ。運が良ければかなり持ちます。)
かたや、SSDは確実にすり減っていくのです。
とは言え最近のSSDは高寿命になってきたので、そんなことを気にして使う必要はないのかもしれません。
しかし、貧乏性の私はやっぱり気になる。。できるだけ長持ちさせたい。
ではどうすればSSDの寿命を長持ちさせることができるのでしょう?
要するに、SSDには書き込み回数の制限があるってことです。
なので、SSDには確実な寿命があるのです。
このMacのSSDへの書き込みを極力無くすことで、SSDの消耗を少なくすれば高寿命が期待できるかもしれません(確実性はありませんが。。)。
SSDの書き込みで、特に多いのがウェブブラウザのキャッシュとスリープイメージです。
スリープイメージの書き込みの抑止方法は過去に記事にしていますので、こちらを参考にしてください。
セーフスリープさせない(MacBook AirのSSDをいたわる その2)追加でMacのSleep imageの削除法について新しい記事を書きました。 Macのsleep imageを作らせない方法 (YosemiteとMavericksの場合) MacのシステムによるSSDへの書き込みを極力減らしたいなら、「セーフスリープ」させない設定にすることを検討しよう。 その...Macのsleepimageを削除した後、再度作らせない方法スリープするたびストレージに書き込まれる「Sleepimage」。 メモリにある情報がスリープ時にそのままストレージに記憶される。メモリが4GBなら、その4GB分がストレージに書き込まれているわけだ。 SSDの消耗のことを考えるパラノイアな自分にとって、それは気持ちよくない。 前回の記事、セーフスリ...
で、やっと話が、iRamDiskに戻ります。
このiRamDiskを使うと、
超簡単に(ボタンを2〜3回クリックするだけで)Safariなどが(本来なら)SSDに書き込みまくる「キャッシュ」をRAMDISK(メモリ上に)に書き込ませるように変更させることが出来ます。
* 「メモリへの書き込み」は「SSDへの書き込み」と違い、マシンの寿命への影響は殆どありません。
このiRamDisk。使い方はいったって簡単。
iRamDiskを立ち上げて、
「Type」(のプルダウン選択)で、自分の使っているブラウザを選択。
右下の「Create」ボタンを押して開始。
これで、あとはソフトが全て自動でやってくれます。
私は、メモリ16GBのMacBook Pro 15インチを使っていますが、iRamDiskに割り当てる容量は1GBにしています。通常の使用なら1GBで十分みたい。
(私の使用環境なら、もうちょっと少ない500MB位から始めてみても全然大丈夫そう。)