アマゾン見にいったら、TRAKTOR Scratch A6がどえらく安くなってました。
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これ、Traktor Pro 2のフルバージョンが付属しています!
しかも、DVSにも使える「Traktor Scratch Pro 2」(1万2800円)の方が付いてくる。
2016年2月15日現在、アマゾンでは2万6,270円。なんか凄いことになってる。
(ちなみに、Native Instruments社のウェブショップでは3万7,800円。)
Traktor Scratch Pro2のソフト代差っ引いたら、実質1万3,470円。。Oh my goodness!!
Traktor用オーディオインターフェイスの最下位機種「Traktor Audio2 MK2(※)」が、実売約1万円なのを考えると、なかなか凄い価格設定。
Traktor Audio2 MK2
※ Traktor Audio2 MK2には、ソフトウェアのTraktor Pro2(もちろんDVS用のTraktor Scratch Pro2)は付属しません。
加えてDVS機能はありません。
機能限定版のTRAKTOR LEが付属しますが、Traktor使うならフルバージョンが結局は欲しくなる。
たしかに、1万円のTraktor Audio2 MK2買えば、5000円分のE-バウチャー(NI製ソフトを買う時に使える割引チケット)がもらえるから、それでTraktor Pro 2のフルバージョンが7,800円で買える。
その場合、合計、約1万7,800円の買い物。
しかし、今なら安くなっているTRAKTOR Scratch A6買う方が断然お得。
Traktor Audio2 MK2の優位点は何と言っても、サイズや重さが異次元的にコンパクトなこと。たばこの箱とほとんど変わらないサイズ。
サブというか、バックアップ用に一個持っておくには良いブツでしょう。
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もちろん、このTRAKTOR Scratch A6には、ソフトのTraktorだけじゃなく、タイムコントロール用のレコードとCDのセットも付属しています。(これも別途で買うと合計4千円くらいする。)
(コントロールCD、レコードも付いてくるので、)ターンテーブルかCDJ+ミキサーのごく一般的な機材があれば、このTRAKTOR Scratch A6とPCで完璧なプレイ環境が構築できます。
Traktorの面白機能である、Remix Deckやエフェクターなど使いたい場合は、別途アドオンコントローラーのKontrol F1やX1を追加すればよりプレイが楽しくなるでしょう。
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どちらも私が買った頃と比べて随分安くなりました。
Seratoと比べると?
Traktorのライバルで、PCDJソフトウェアのもう一方の雄「Serato」で同様のセットアップを実現する場合は、今のところ、米国inMusic傘下のブランドDenon DJの「DS-1」を使うのが最安の方法です。
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通常、Serato DJはDVS機能は別売りなので、「Serato DVS Expansion Pack」を別途99ドルで購入する必要がありますが、このDS-1は、Serato DJが付属するだけではなく、Serato DVS Expansion Packも付属します。
なので、DS-1もかなりお得なオーディオインターフェイスです。
しかし、今だと上記のTRAKTOR Scratch A6の安さが際立ってしまっている、、。
2019年6月20日 追記:
“Denon DJ の「DS-1」について
以前は付属していたはずの、Serato DVS Expansion Packが付属しなくなっているようです。
読者の方の情報です。
『お』さまのコメント:
DS-1は、
Serato DJ(有償版)やSerato DVS Expansion Packが付属するわけではなく、
seratoのホームページからダウンロードできる無償版serato djに対応しています。
なのでdvsをするにあたっても別途ソフトを購入する必要はありません。
以前は付属していたようです。。
https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2015/01/44726
TraktorとSerato間の議論で、音質や安定性の比較云々の話も巷ではよく聞かれますが、今はどちらも安定性は十分に高い。音質についても特筆ほどの差異はないと思います。
ちなみに、前述のTraktor Scratch A6は、スタンダードな2デッキ対応ですが、4デッキ(4曲同時がけできる)対応のTraktor Scratch A10もアマゾンならまだ買えます。
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Traktor A6のセットアップ
スペインのDe La SwingもTraktor Scratchでプレイ
ElrowのレジデンスDJ De La Swingのプレイ@Barcelona, Spain, 2011
私の故郷 Koh Phanganの秘境パーティー、Guy’s Barの金曜日を思い出させる雰囲気。
2011年なので結構前の動画ですが、TraktorのDVSと言うかTraktorを使ったスタンダードなDJのセットアップは、もうこの頃には完成されていました。今と何ら変わりませんね。
最近のTraktorは、DVSのような従来型スタンダードなDJプレイより、RemixdeckやStemsなどの即興演奏的なLive PAに特化した開発にシフトしている感があります。
DVSやTraktor S4などを使った従来型のDJプレイの手法はほぼ完成してしまったので、継続的に物を売っていかないといけない「商売」としては曲がり角なのかもしれません。
しかし、ユーザーとしては、枯れて完成されたDVSマシンをこの価格で買えるのはありがたい限りです。少し前なら考えられない安さです。
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