基本的にAppleはMacに搭載しているCPUの型番の公表はしないのですが、アナリストやギークたちはしっかり情報を掴んでいます。 現在までにわかっている新型MacBook ProのCPUの情報を以下に記しておきます。
※ 情報のソースも記載していますが、どれも確証は取れないものなので、参考程度にしてください。
13インチも待望のCPU4コア化で、大きく生まれ変わった2018年モデル。その購入時の要点を追加しました。
新型MacBook ProのCPUはSkylake
今回の新型MacBook Proは、いずれの機種も、第6世代Intel CoreプロセッサであるSkylakeを搭載しています。 SkylakeはBroadwellの後継CPUです。
SkylakeにしてもBoroadwallにしても多様な型番があるので、それぞれを比較するのは難しいのすが、一般的に言われているスペック的な差は、(誤解を恐れずに)超ざっくりと言うと、大体5-10%程度の向上と言われています。
作業内容にもよりますが、特筆するほどの大きな差はないと言っても良いと思います。
Skylakeのは特徴は、(馬力的な)性能の向上というよりは、(Broadwellと比べ、)同じ位のCPUの馬力のモデルでも、より省電力になっているということです。
ちなみに、旧型(2015年モデル)MacBook ProのCPUは?
13インチモデルは、Broadwellが採用されています。 15インチモデルは、Broadwellより更にもう一世代前のHaswellチップが搭載されています。 (もちろんこれらの旧型もいまのところは継続販売されています。)
以下に、参考として各モデルのCPUの型番と著名なCPUベンチマーク調査サイトのPassmarkからのベンチマーク情報を載せておきます。
(ベンチマーク結果のあとに「備考」として、私個人が新型MacBook Proについて感じていることを載せていますが、ただのつぶやきなので忙しい方は無視してください・・。)
2017年7月月29日追記:
2017年モデルがすでに発売されています。
2017年モデルのCPUは待望のkaby lakeになりました。前モデルのSkylakeと比較し約2割ほど性能が向上していると言われています。
以下の記事中に2017年モデルのCPUベンチマークも追記しておきました。
MacBook Pro 新旧 CPU ベンチマーク比較
15インチ MacBook Pro
以下は、著名なCPUベンチマーク測定サイト運営するPassmark社のベンチマークです。
(*ちなみに以下のPassmarkなどのCPUベンチマークスコアの数値は適時更新されるので、ここで記載している数値と、リンク先の数値に若干の差異が生じていることもあります。)
15インチ 2015年モデル(旧型)
※ 現在Apple Storeで販売されているの15インチの2015年モデルは、以下の標準モデルのみとなります。
標準モデル MJLQ2J/A
Core i7-4770HQ (Haswell / Crystal Well) 2.2GHz
Average CPU Mark:8918
https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-4770HQ+%40+2.20GHz
15インチ 2016年モデル(新型)
標準モデル MLW72J/A, MLH32J/A
Core i7-6700HQ (Skylake) 2.6GHz
Average CPU Mark:8133
https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-6700HQ+%40+2.60GHz
上位モデル MLW82J/A, MLH42J/A
Core i7-6820HQ (Skylake) 2.7 GHz
Average CPU Mark:8815
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-6820HQ+%40+2.70GHz
カスタムモデル
※ カスタムモデル用の上位CPUでは、以下のチップのモデルの情報も散見されます。こちらも真偽のほどは未確認です。
Core i7-6870HQ (Skylake) 2.7 GHz
Average CPU Mark:情報なし
Core i7-6920HQ (Skylake) 2.9 GHZ
Average CPU Mark:9682
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-6920HQ+%40+2.90GHz
参考資料: 2015と2016の標準モデル同士の比較
http://cpuboss.com/cpus/Intel-Core-i7-6700HQ-vs-Intel-Core-i7-4770HQ
各CPUの詳しいベンチマーク比較 / COMPARE
2017年7月29日 追記
15インチ 2017年モデル(新型)
標準モデル MPTR2J/A, MPTU2J/A
Intel Core i7-7700HQ @ 2.8 GHz (4 cores)
Average CPU Mark:8962
- https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-7700HQ+%40+2.80GHz
- http://www.everymac.com/systems/apple/macbook_pro/specs/macbook-pro-core-i7-2.8-15-mid-2017-retina-display-touch-bar-specs.html
上位モデル MPTT2J/A, MPTV2J/A
Intel Core i7-7820HQ @ 2.9 GHz (4 cores)
Average CPU Mark:9373
- https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-7820HQ+%40+2.90GHz
- http://www.everymac.com/systems/apple/macbook_pro/specs/macbook-pro-core-i7-2.9-15-mid-2017-retina-display-touch-bar-specs.html
カスタムモデル
(アップルストアで購入できるカスタムモデルのCPU) Intel Core i7-7920HQ @ 3.1 GHz (4 cores)
Average CPU Mark:9961
- https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-7920HQ+%40+3.10GHz
- http://www.everymac.com/systems/apple/macbook_pro/specs/macbook-pro-core-i7-2.9-15-mid-2017-retina-display-touch-bar-specs.html
13インチ MacBook Pro
13インチは著名なベンチマーク測定サイト間の差が結構あったので、その全てを載せておきます。測定サイトは、Passmark、CPUBOSS、GeekBenchの3つです。
13インチ 2015年モデル(旧型)
※ 現在Apple Storeで販売されているの13インチの2015年モデルは、以下の標準モデルのみとなりますが、参考資料として上位モデル等のCPUスペックも掲載しておきます。
標準モデル MF839J/A
Core i5-5257U (Broadwell) 2.7 GHZ
Average CPU Mark:4364
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i5-5257U+%40+2.70GHz
CPUBOSS SCORE : 8.9(10点満点中)
http://cpuboss.com/cpu/Intel-Core-i5-5257U
Geek bench
single core 3300 ~ 3700 multi core 5600 ~ 6900 https://browser.primatelabs.com/v4/cpu/search?q=Core+i5-5257U
上位モデル
Core i5-5287U (Broadwell) 2.9 GHZ
Average CPU Mark:4691
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i5-5287U+%40+2.90GHz
CPUBOSS SCORE : 8.2(10点満点中)
http://cpuboss.com/cpu/Intel-Core-i5-5287U
Geek bench
single core 3300 ~ 3800 multi core 6600 ~ 7300 https://browser.primatelabs.com/v4/cpu/search?q=Core+i5-5287U
カスタムモデル
Core i7-5557U (Broadwell) 3.1 GHZ
Average CPU Mark:4928
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i7-5557U+%40+3.10GHz
CPUBOSS SCORE : 9.3(10点満点中)
http://cpuboss.com/cpu/Intel-Core-i7-5557U
Geek bench
single core 3700 ~ 4000 multi core 7000 ~ 7600 https://browser.primatelabs.com/v4/cpu/search?q=Core+i7-5557U
13インチ 2016年モデル(新型)
新型13インチは以下のCPUの他にも採用されている型番があるようですが、とりあえず今現在わかっている代表的なものを2つ載せておきます。 カスタム用最上位モデルの 3.3GHzデュアルコアIntel Core i7 (Skylake)の型番は確認できませんでした。
標準モデル(Touchなし) MLUQ2J/A,MLL42J/A
Core i5-6360U (Skylake) 2.0GHz
Average CPU Mark:5038
https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i5-6360U+%40+2.00GHz&id=2932
CPUBOSS SCORE : 8.3(10点満点中)
http://cpuboss.com/cpu/Intel-Core-i5-6360U
Geek bench
single core 3400 ~ 3700 multi core 6800 ~ 7300 http://browser.primatelabs.com/v4/cpu/search?utf8=✓&q=MacBook+Pro+13+2016
上位モデル(Touchあり) MLH12J/A, MLVP2J/A, MNQF2J/A, MNQG2J/A
Core i5-6267U (Skylake) 2.9GHz
Average CPU Mark:4990
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i5-6267U+%40+2.90GHz
CPUBOSS SCORE : 9.3 (10点満点中)
http://cpuboss.com/cpu/Intel-Core-i5-6267U?q=Core%20i5-6267U&ts=1490422712609
Geek bench
single core 3800 ~ 4100 multi core 6900 ~ 7900 https://browser.primatelabs.com/v4/cpu/search?q=mac+6267U
2017年7月月29日追記
13インチ 2017年モデル(新型)
* 同一CPU、SSD容量で、型番が2種類あるのはカラーの違いです(スペースグレイとシルバー)。
標準モデル(Touchなし)
Touchなし SSD 128GB
MPXQ2J/A
MPXR2J/A
Touchなし SSD 256GB
MPXT2J/A
MPXU2J/A
*「2017年のタッチバーなしの標準モデルのSSDの容量は128GBと256GBの2種類が発売されています。
2017年モデルの安い方のモデルは「2016年モデルのタッチバーなしの標準モデル」の半分の容量になってしまいました。その分価格は若干下がりましたが、256GBのモデルは標準価格が値上がりしています。
上記のTouchバーなしの標準モデルは、SSDの容量に関わらず全て同じCPUです。
Intel Core i5-7360U @ 2.3 GHz (2 cores)
Average CPU Mark:6080
- https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i5-7360U+%40+2.30GHz&id=3036
- http://www.everymac.com/systems/apple/macbook_pro/specs/macbook-pro-core-i5-2.3-13-mid-2017-retina-display-no-touch-bar-specs.html
- https://www.notebookcheck.net/Apple-MacBook-Pro-13-Mid-2017-i5-without-Touch-Bar-Review.234282.0.html
上位モデル(Touchあり)
Touchあり SSD 256GB
MPXX2J/A
MPXV2J/A
Touchあり SSD 512GB
MPXY2J/A
MPXW2J/A
上記のTouchバーありの標準モデルは、SSDの容量に関わらず全て同じCPUです。
Intel Core i5-7267U @ 3.1 GHz (2 cores)
Average CPU Mark:5338
- https://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i5-7267U+%40+3.10GHz
- http://www.everymac.com/systems/apple/macbook_pro/specs/macbook-pro-core-i5-3.1-13-mid-2017-retina-display-touch-bar-specs.html
- https://www.notebookcheck.net/Apple-MacBook-Pro-13-Mid-2017-i5-Touch-Bar-Review.227154.0.html
* Passmarkのベンチマーク結果では、なぜか下位モデル(タッチバーなし)より値が低い結果に。
カスタムモデル
(アップルストアで購入できるカスタムモデルのCPU)Touchなし:2.5 GHz Core i7 (I7-7660U)
Average CPU Mark:6103
Touchあり:3.3 GHz Core i5 (I5-7287U)
データなし
Touchあり:3.5 GHz Core i7 (I7-7567U)
Average CPU Mark:6523
番外編 MacBook Air MJVE2J/A, MJVG2J/A
MacBook Air 13インチ 2015年モデル(現時点でのAirの最新型)
Core i5-5250U 1.60GHz
Average CPU Mark:3583
http://www.cpubenchmark.net/cpu.php?cpu=Intel+Core+i5-5250U+%40+1.60GHz
参照サイト
- http://www.pcworld.com/article/3136317/computers/heres-how-the-macbook-pro-stacks-up-against-the-pc.html
- http://wccftech.com/2016-macbook-pro-model-spec-differences/
- http://www.anandtech.com/show/10799/apple-announces-4th-generation-macbook-pro-family-thinner-lighter-with-thunderbolt-3-touch-bar
- http://www.everymac.com/systems/apple/macbook_pro/index-macbookpro.html
CPUの能力に大きな差はない (2015 vs 2016)
13インチ、15インチともに、旧型新型を比較してみても、ベンチマーク比だけを見るとほとんど変わりません。 ただし、Skylakeは旧チップと比較して省電力になっているので、新型のMacBook Proのバッテリー容量が削減されています。
それにもかかわらず、バッテリー駆動時間はやや伸びています(13インチに関しては旧型の方が若干優秀なようです。*1)。そのバッテリーの大きさを小さくできたことが、今回の新型モデルの薄型、軽量化に寄与していると思われます。
注釈*1
Appleが公表している各MacBook Proの電源持続時間(公称値)
新型(2016)MacBook Pro
15インチ :
- 最大10時間のワイヤレスインターネット閲覧
- 最大10時間のiTunesムービー再生
13インチ:
- 最大10時間のワイヤレスインターネット閲覧
- 最大10時間のiTunesムービー再生
旧型(2015)MacBook Pro
15インチ:
- 最大9時間のワイヤレスインターネット閲覧
- 最大9時間のiTunesムービー再生
13インチ:
- 最大10時間のワイヤレスインターネット閲覧
- 最大12時間のiTunesムービー再生
参照:http://www.apple.com/jp/macbook-pro/specs/
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2016年モデルはグラフィックスの性能がかなり向上している
加えて、認識しておくべきことは、2016年モデルはグラフィックスの性能が向上していることです。
特に15インチモデルは、標準モデル(一番安いモデル)でもかなり優秀なdGPU(独立したグラフィックス用チップ)が搭載されるようになりました。これは大きな変化といえるでしょう。
たとえば、Appleのプロ用動画編集ソフト「Final Cut Pro X」などを用いた動画編集には大きなアドバンテージがあると考えられます。
また、常時4Kなどの外部ディスプレイに接続して使用する場合も安定度が増すと言われています。
加えて、3Dゲームなどにも効果を発揮するはずです。
グラフィックカードへの依存度が高いFinal Cut Pro Xの場合、5〜6割程度、新型の方がハイスピードになっているようです。(しかもマシンの発熱もかなり抑えられています。詳しい比較は、下のYoutube動画を参考にしてみてください。)
新旧、13 or 15インチ、どのMacBook Proを購入するかを考えるとき、色々と考慮する点がありますが、「どれくらいのレベルのビデオ編集やゲームをするのか?」ということも重要な点でしょう。
また、近い将来、あなたが使用しているソフトウェアがバージョンアップによって、dGPUをもっと活用するようになるかもしれません。
新旧MacBook Pro 15インチモデル GPUベンチマーク
15インチ 2015年モデル
現在も継続販売されている15インチ、2015年モデルの一番安い標準モデルは、CPUの中に内蔵されたグラフィックス(iGPU)です。
Passmark GPUベンチマーク:1179
http://www.videocardbenchmark.net/gpu.php?gpu=Intel+Iris+Pro+5200
CPU内蔵グラフィックスにしては中々の性能。 ライバルマシンのThinkpad(の上位機種) T460に搭載されているdGPUのNVIDIA GeForce 930Mのベンチマークが1139です。それよりiGPUのintel iris pro graphics 5200が好成績なのには驚かされます。
方や、販売が終了した2015年の上位モデルには独立したdGPU(独立したグラフィックチップ)が搭載されていました。
Passmark GPUベンチマーク:1928
http://www.videocardbenchmark.net/gpu.php?gpu=Radeon+R9+M370X
gpuboss GPUベンチマーク:6.1ポイント(10ポイントが満点) http://gpuboss.com/graphics-card/Radeon-R9-M370X-Mac?q=%20Radeon%20R9%20M370X&ts=1490262107071
独立したグラフィックチップ(dGPU)の優位点は、動画編集や3Dゲームなどに効果を発揮することですが、利点はそれだけではなく、チップ自体に(グラフィックスが使用するための)メモリが内蔵されていますので、メインメモリを侵食しないことがあげられます。
iGUPの場合は、グラフィックス用にメインメモリを使用するので、その分使えるメモリの量が減ることになります。 しかし、2015年のdGPUモデルは発熱が結構酷いと評判でした。(その分バッテリーの消耗も激しくなります。)
15インチ 2016年モデル
新型15インチは一番安いモデルでも独立したグラフィックスの(AMD社製)Radeon Proが搭載されています。2015年のdGPU搭載モデルと馬力的には殆ど変わりませんが、それと比べて、発熱がかなり抑えられているようです。
gpuboss GPUベンチマーク::6.3ポイント(10ポイントが満点) http://gpuboss.com/graphics-card/Radeon-Pro-450
gpuboss GPUベンチマーク::6.4ポイント(10ポイントが満点) http://gpuboss.com/graphics-card/Radeon-Pro-455
個人的には、 MacはDJやDTM用途が主であり、プロレベルのビデオ編集などはやりません(動画はOS付属のiMoveをちょこっと使うくらいです)。
ゲームもやらないし、外付けディスプレイは(4Kではない)普通のディスプレイをHDMIで接続して使うくらいです。 したがって、DTMやPCDJ用途にはまだまだ制約を感じる新型は選択肢から外れました。(2015年の15インチiGPUモデルを買いました。私の用途では大変満足できています。)
* MacBook Pro 15インチ 2015年モデルのGPUは、intel iris pro graphics 5200と言うCPU内蔵グラフィックスですが、(内蔵グラフィックスにしては)相当な強力な性能を持っています。
新旧MacBook Pro 13インチモデル GPUベンチマーク
13インチ 2015年モデル
Passmark GPUベンチマーク:961
http://www.videocardbenchmark.net/gpu.php?gpu=Intel+Iris+6100
13インチ 2016年モデル
Passmark GPUベンチマーク:1361
http://www.videocardbenchmark.net/gpu.php?gpu=Intel+Iris+540
Passmark GPUベンチマーク:1672
http://www.videocardbenchmark.net/gpu.php?gpu=Intel+Iris+550
13インチの2016年モデルのGPUは旧型の15インチ標準モデルよりもスペックが高くなっています。さすがは新型のCPU Skylakeですね。
[amazonjs asin=”B015A2ECWY” locale=”JP” title=”Spinido® ノート PC スタンド silver (TI-Station)”] [amazonjs asin=”B01HEQUTL2″ locale=”JP” title=”GEARMAX インナーケース マックブックケース macbook pro 13/macbook air 13/Macbook Pro Retina 13/ラップトップ 用ケース 13.3インチまで対応 撥水加工 オシャレ(13.3インチ、グレー)”]
備考
15インチ
CPUの馬力は新旧ほとんど変化はなく、メモリ容量も16GBのままで変化なし
批判を承知で、スペックのみの側面から見た新型モデルに対するやや辛口な感想を述べさせてもらうと、、
特に、真のプロ仕様であるべき15インチモデルに対する残念な気持ちがぬぐいきれません。
メモリは据え置きの16GBのみ。購入時でさえ増設不可能。 標準モデルのストレージ容量は、イマドキたった256GB。(プロ用高級機種としては少なすぎだと感じます。) しかし、お値段は立派なプロ価格・・。257,904円(税込)。
上位モデルは、SSD容量が標準モデルの倍の512GB。
加えてCPU性能が若干アップして、301,104円(税込)。
それでも円高調整のおかげで、かなりマシな価格になっています。
(上記のCPUスペックから見ると)CPUの能力(馬力)は旧型から劇的な変化があるとは言いがたい。これは、数値が示す紛れもない事実と言って良いでしょう。
また、次期本命CPUと言われている「インテル・kaby lake」の供給が、今回の新MacBook Proの発表時期には間に合わず、kaby lakeを載せたMacのリリースは2017年の後半?に持ち越しとなり、今回の新型リリースはApple側の都合が加味された妥協の産物ではないか?という意見も散見されます。
タッチバー、薄く軽く、デザインがよりカッコよく・・、良いと思いますよ。 でも、それってProにとって最重要なことなのかな? バッテリーや可搬性が大事なのはわかりますが、嘘偽りない本当のハイスペックなMacBook Proが欲しかったんだよ!と嘆いている方も少なくはないのでは?
私と同じように、若干の不満を持って新型の発売を眺めている方々の記事も見受けられます。
Why I bought a 2015 Macbook Pro / medium.com(英文記事)
上記リンクの記事は面白いのでぜひチェックしてみてください。私は、作者のPier Boverさんの意見に同意できない部分ももちろんありますが、彼の主張は大変示唆に富んでいて感心させられました。
追記(2017年3月21日):こちらの記事も興味深かったです。
Macbook Pro 15inch 2016 タッチバー付感想 / hamalog.tumblr.com
SSDの高速化は進んでいる
しかし、一方でこんな話もあります。
『16GBより多くRAMを積むのはバッテリー消耗が増大するので、現時点ではノートブックにそれは効果的な方法ではない。とりあえずこの新しいMacBook Proを試してみてよ。ホントに驚きのシステムになってるから。』
とAppleのシラー上級副社長が顧客の質問に対し言ったとか言わないとか、、。
(参照:http://www.macrumors.com/2016/10/28/new-macbook-pros-no-32gb-ram-battery-life/)
これが本当なら、やっぱりAppleは15インチでさえも、強力なマシンパワー(スペック)よりバッテリー持ちと薄さ軽さ(良い言い方をすれば「バランス」)に拘っているのが垣間見えますね。
ただ、もう少しシラー上級副社長の言っていることを好意的に深読みすると、16GBに制限されているRAMの能力の頭打ちを、新しいモデルの「超高速なSSD」が、どれだけ解消してくれているかが、ポイントになってくるのでは? と、想像を豊かにすることも出来ます。
今回の新型のSSDは、驚異的に速いと言われていた2016年の新型MacBook12インチモデルと比べ、それにも勝る測定結果が出ています。これは本当に驚きです。
とはいえ旧型(2015年モデル)のMacBook ProのSSDも平均的なWindowsマシンと比べれば超高速。(また、同MacBook Pro 2014年モデルと比較して、約2倍高速化されています。)
USB Type-Cのみでホントにいいの? SDカードスロットもMagSafeもなくなっちゃったよ・・
もうあちこちで議論が交わされ尽くした部分ですが、従来型のUSB(Type-A)をあっさり廃止して、Type-Cのみにしちゃいましたね。
4つあるポートのうち少なくとも一個くらいはType-Aを残してくれても良かったと思うのですが、まあAppleらしい振り切り方ですね。
それにSDカードスロットは、写真関係をやってる人にはまだまだ必須の感があるし、この急激な改変はどうなんでしょう?(ユーザーに痛みを強い過ぎるようにも思うのですが・・。)
また、便利で安全な電源供給システムの「MagSafe」も廃止されました。これも個人的には残念です。 「USB Type-C」の電源供給が可能で、しかもモバイルバッテリーも接続できる有能さは理解しています。しかし、MacBookの良心の一つであった「MagSafe」の素晴らしさを思うと、心のもやもやは晴れません。
旧型MacBook Proでもモバイルバッテリーは使えます。
参考記事:
旧型、新型MacBook ProやAirでも使えるモバイルバッテリー今回は、 「2015年モデルまでのMagSafeタイプのMacBook ProやAirで使用可能なお勧めモバイルバッテリー」 と 「2016年モデル以降のType-Cで使用できるモバイルバッテリー」 を紹介します。 新型MacBook Pro(USB Type-C)はモバイルバッテリーに直に繋...
このような模索ありきの移行時の不便は、もちろんユーザーが全面的に負担していくことになります。 これから数年は新旧規格移行の過渡期と言えるでしょう。 わたしは枯れた2015年モデルを最近購入したので、そんな過渡期をもう少し様子見させていただきます。(MagSafeとSDカードスロットの付いた最後のモデルを堪能しつつ。)
参考記事:
長い間熟考しましたが、結局、私は2015年モデルを購入しました。
新型MacBook Proの発売に関する所感(旧型買います)待ちに待ったMacBook Proの新型機がやっと発売されました。 15インチモデルでも1.83 kgです。これでどこでも持ち運べる重量になった感があります。 旧型と比べ210g(約-10%)軽くなり、薄さも際立って15.5 mmです。 新型 MacBook Pro 15 : 高さ:1.55 ...
参考記事:
最近、価格が下がり、かなりお得に買えるようになった旧型(2015)の15インチモデルを購入検討の方はこちらの記事を参考にしてみてください。
旧型MacBook Pro 15はどのモデルをどこで買うのが得策か? 整備品?価格コム?MacBook Proの新型が出ましたが、従来型の方が応用力があると考える人が少なくないようです。 特にDTMやDJ、写真編集などのクリエイティブ・ワークのためにMacBook Proを使用する人にとっては、新型と比べて拡張性の高さが光る旧型は、何かと便利なマシンのは確かでしょう。 そして何と言って...
[amazonjs asin=”B013S3ITMG” locale=”JP” title=”Macbook Pro Retina15 ケース Jisoncase® case for マックブッ クプロ カバー PUレザー 手作り ブラウン JS-PRO-08R20″]
先日、MacBook Pro15(2015年モデル)を購入ついでに、このケースをAmazonで購入しました(2017年2月)。プロテクトも中々いい感じです。そして、何と言っても質感が良いです。おすすめ!
レビュー記事
お値段以上の高級感「Jisoncase」のMacBook用ケース 作りが良くておすすめです旧型(2015年モデル)のMacBook Proの15インチ用に買ったケース&カバーが、なかなか良いものだったのでレビューがてら紹介します。 追記の追記(2017年10月28日):以下の2016,2017年用モデルは、現在売り切れなのか定かではありませんが、販売が中断されているようです。。 追記...
13インチ
そして、13インチのCPUは相変わらずモバイル向け低電圧のUシリーズで、15インチで使用されているクアッドコアではなく従来型のデュアルコア。 率直に言って、CPUの馬力に関しては旧型とそんなに変わらないでしょう。 しかし、MacBook Air13の後継機種と考えれば、悪くはないかもしれません。重さはAir13とほぼ同じになりましたから。
カジュアルと言うか、ごく一般的な用途が主な方なら、今回の新型13インチはなかなか良いマシンだと思います。
旧MacBook Proに2つも鎮座していた「Thunderbolt 2」ポート。あれ、一般的なユーザーで、実際活用していた方がどれほどいたのでしょう?
従来型のThunderbolt 2より、これから必ず普及していくUSB-Cの方が将来性は確かでしょう。上位機種では4つ装備されています。
また、USB-Cは直接モバイルバッテリーに接続して充電ができます。これは相当便利。 (より軽く薄くなったモバイル用途にぴったりの新13インチモデル。MagSafeはなくなってしまいましたが、モバイルバッテリーが使えるのは嬉しいことでしょう。)
旧型MacBook Proでもモバイルバッテリーは使えます。
旧型、新型MacBook ProやAirでも使えるモバイルバッテリー今回は、 「2015年モデルまでのMagSafeタイプのMacBook ProやAirで使用可能なお勧めモバイルバッテリー」 と 「2016年モデル以降のType-Cで使用できるモバイルバッテリー」 を紹介します。 新型MacBook Pro(USB Type-C)はモバイルバッテリーに直に繋...
用途が日常生活のお供がメインで、プロ用途としてクリエイティブ分野で使うのでもなければ、十分満足できるスペックになっています。
(もちろん13インチでもクリエイティブ用途に使用するのは可能でしょう。いわゆるプロフェッショナルな用途でバリバリ使うのでなければ。)
また、旧型2015年型のMacBookPro13インチモデルであっても、日常の用途に対してなら十分過ぎるほど完成度持つマシンです。
その2015年モデルから更にこの新型MacBook Proの13インチはまっとうな進化を遂げたと思わせる部分は多い。
何と言っても、Air並みに軽く薄くなりました。
また、スピーカーの改良やトラックバッドの大型化による操作性、快適性の向上、液晶性能の進化(新旧並べてみると新型のディスプレイの美しさが良くわかるはずです)。
そして、更なるSSDの超高速化による多大なる恩恵。生活のお供にしていく上で、日々、じんわりと実感できる嬉し進化でしょう。
そして特筆すべきは、2016年モデルは、SSDの容量が標準モデル(一番安いモデル)でも2015年モデルの倍の256GBになったことです。 これは嬉しい!
旧型はSSD容量が128GBですが、SDカードスロットが標準装備されているので、アマゾンなどで安くなってきた200GBのmicroSDカードが装着できます。 もちろん超高速なSSDのアクセススピードと比べたら、比較にはならない速度ですが、用途によっては結構使えます。(専用アダプタとmicroSDカード合わせて約1万円ちょっとの出費ですみます。)
そして、個人的にはトラックパッドが大きくなったことを評価しています。広くなったパッドと(2015年モデルから採用され始めた)フォースタッチトラックパッドは相性が抜群です。
フォースタッチトラックパッドは、従来のシーソー型のパッドよりも、ずっとクリックがやりやすくなりました。なので、ドラッグアンドドロップもクリックしながら楽にできます。 ただし、そうするとパッドの面積が2015年モデルだと狭く感じるのです。
この点も良く考えられたアップデートだと思います。 しかし、人によってはトラックパッドの面積が広すぎて、キータイピング時に、手のひらなどがパッドに干渉して誤作動を起こす場合もあるようです。
(この辺の挙動は、実際に店舗で実機を確認してみた方が安心かと思います。)
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SSD容量が決して大きくはないMacBook Proの容量アップのために上記のinateckの新しいの外付けHDDケース買いました。便利なオートオフ機能付きです。
レビュー記事
オートオフ機能付き! inateckのHDD,SSDケース FE2010またinateckのHDDケース買いました。新型です。前回買ったものよりちょっとだけコンパクト。そしてオートオフ機能付きです。そしてもちろんUSB3.0対応で、高速なUASP対応です。 参考記事:これは買って良かった 「inateckの外付けHDD/SSDケース」 Inateck 2.5インチ ...
追記(2016年11月4日夜)実機触ってきました
先ほど、新型13インチのタッチバー無しモデルを触ってきました。
まず、個人的に印象的だったのが、重さ。 旧型と実感的にはそこまで大きくは変わらなかったこと。ちまたで言われているほどは劇的に軽くなっているという感じはしなかった。これは、少々期待はずれでした。
デザインは新型MacBook12を踏襲していて、それを一回り大きくした感じ。 (端的に言えば、このデザインに新鮮味は感じなかった。)
キーボードは、新型を触った人の間でも賛否両論なようで、新型MacBook12と変わらないという方もいれば、それよりは改善されているという方もいます。
私個人の感想は、(MacBook12よりはだいぶ改善されたと聞いていましたが)そんなに言うほどは変わらないなぁと思いました。
隣に旧型の13インチProを並べて交互にキーボードを打ち比べてみましたが、やはり私は旧型の若干ストロークが深めなキーボードの方が使いやすいと感じてしまう。
率直に言ってしまうと(もちろん、タッチバー無しの13インチのみに関してですが)、自分はこの新型機に、それほど購買意欲を刺激されませんでした。(*1)
Macの新型を手に触れてこんな風に思ったのは初めてかも。
しかし、新旧13インチモデルを並べてみると、旧型のデザインはさすがに古臭く感じました。かといって、新型を見てもそこまで訴求力を感じない。ひどく不思議な感覚。
そんな中、「おお、良いな」と思えたのが、ディスプレイの美しさ。
新旧並べてみてよくわかりました。明らかに性能アップ。ただし、並べなければ、旧型のレティナも十分美しい。
また、(店頭で軽く触っただけなので、)噂のSSDの速度の高速化を実感するまでには至りませんでした。
薄くなって、より現代的なデザイン。ただそれだけな印象。
こじんまり、小奇麗に、Decentにまとまっている感が、まさに、ティム・クックそのものだと思った。うちに連れて帰りたいとはそれほど思えなかったかった。残念。タッチバーモデルに期待。
しかし、新型の13インチモデルも15インチモデルと同様に、標準(下位)モデルでも、SSDの容量が256GBになったんですね。これは素晴らしい!
注釈: (*1)その後、新型に触れる機会が多々あり、考えが若干ですが変わってきました。やはり新しいデザイン「悪くはないかも?」と思うようになってきました。 (りんごは光りませんけど・・。)
モバイルバッテリーに繋いで気軽に給電もできる新型は、通勤や通学、旅のお供に持ち運んで使うには最適でしょう。 (ただし、ポートがUSB-CのみしかないことやSDカードスロットが無いのを納得できればですが・・。)
2016年11月4日現在の価格コムの最安値
13pro 旧型 標準モデル SSD 128GB ¥118,744
13pro 旧型 上位モデル SSD 256GB ¥135,902
13pro 新型 標準 モデル SSD 256GB ¥157,962 (タッチバー無し)
追記:2016年1月17日現在の価格コムの最安値
13pro 旧型 標準モデル SSD 128GB ¥123,621
13pro 旧型 上位モデル SSD 256GB ¥179,600
13pro 新型 標準 モデル SSD 256GB ¥131,693 (タッチバー無し) 13pro 新型 標準 モデル SSD 256GB ¥164,536 (タッチバーあり)
上記のように、新型がだいぶ安くなってきました。また、逆に2015年の上位モデルの価格上昇が激しいですね。新型のバッテリーやグラフィックス等の不具合報道が影響してきているのかもしれません。
追記:2016年2月18日現在の価格コムの最安値
13pro 旧型 標準モデル SSD 128GB ¥120,211
13pro 旧型 上位モデル SSD 256GB ¥165,000
13pro 新型 標準 モデル SSD 256GB ¥132,800 (タッチバー無し) 13pro 新型 標準 モデル SSD 256GB ¥164,057 (タッチバーあり)
1月とそれほど変わりませんね。価格は落ち着いているようです。
個人的には新型を買うなら、価格は旧型との差は縮まってきた13インチタッチー無しモデルです。そして、SSD容量は256GBと旧型標準モデルの2倍。モバイル用にちょっと欲しくなってきました。
ただし、メイン機にするなら、USBポートが2つしかないタッチバー無しモデルだと、人によっては物足りないかもしれませんね。ストレージ容量が気軽に増やせるSDカードスロットも新型は省かれちゃってるし、、悩ましいところです。
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追記 2016年2月11日 新型15インチモデル
ここ最近、タッチバー付きの新型MacBook Pro 15インチモデルに触れる機会があり、その良さを知ることができました。(加えて短所も。) レビューほどではありませんが、以下、感じたことを簡単に列挙します。
嬉しい点
嬉しくない点
結論めいたもの
Macを購入時、金額を考慮する必要のない方なら、新型で良いと思います。気になる新型機が発売されたら、また買い換えればよいだけですし。
通常のUSBへの接続やSDカードリーダーが省かれているなどの不便はありますが、アダプタなどの周辺機器を一通り揃えれば、旧型に出来て新型では出来ないことは、ほぼありません(*1)。
したがって、新型の場合は、本体価格のみではなく、USBアダプタやSDカードリーダー、ディスプレイアダプタなどの追加費用もある程度みておく必要があります。
新しいMacBook Pro用に特化した周辺機器はまだそれほど安くはなっていないので用途によっては結構な出費となるかもしれません。
Appleは新製品を出す時、高めの価格で出すことが多いと言われています。その後普及させるために徐々に安くなっていく。
(過去のMacBook Airなどがそうでしたね。ただし、今後の為替の動向も無視できない要素ではあるでしょう。)
金額を考慮されるなら、(15インチモデルは特に)旧型(2015年モデル)が美味しい価格になっています。決して悪くはない選択でしょう(*2)。
機能や価格、拡張性など、バランスの優れた完成度の高いマシンです。
2015年モデルは、新型と比べ拡張性に富んでいます。(新型のように)アダプタなどを持ち運ぶ面倒はないですし。
標準のUSBポートの便利さはもちろんのこと、HDMIポートがありますので、現時点で一番普及しているHDMI接続のディスプレイに直に繋ぐことが出来ます。
SDカードスロットも写真をやる人にはほぼ必須の機能でしょう。
(私の場合は200GBのmicroSDカードを入れてストレージ容量アップに使っています。)
また、巷のWindowsノートPCと比べれば、旧型でもまだまだ優位な部分が多いと思います。
注釈 (*1)
ただし、新型はBoot CampでLinuxをインストールする事は今のところ難しいようです。
(*2) 15インチの価格コムの最新の価格(2017年3月20日現在)
新型の標準モデル
MacBook Pro 15インチ SSD256GB MLW72J/A [シルバー] 210,200円
新型の上位モデル
MacBook Pro 15インチ SSD512GB MLW82J/A [シルバー] 248,000円
旧型の標準モデル
MacBook Pro Retina15インチ SSD256GB MJLQ2J/A 182,883円
新旧標準モデル同士の価格差は、約2万7千円。その差はだいぶ縮まってきました。(ただし、新型は旧型と違いSDカードスロットがないので、後から気軽にストレージの増量はできません。*)
したがって、個人的には新型を買うならSSD容量が512GB以上の上位機種以外の選択はないかなと思っています。
* 参考記事:
結局のところ、PCの一番の要であるマシンパワー(馬力)は、旧型と新型で劇的な変化はないようです。
とはいえ、省電力性、タッチバー、-10%の軽さ、最新のデザイン、大きくなったトラックパッド、ディスプレイの性能の向上、独立GPU(15インチのみ)など、新型と呼ぶに相応しい進化は遂げています。 それらの進化に旧型との価格差分の価値を見出せるなら十分買いでしょう。
わたしは、SDカードスロットとUSB Type-A、MagSafeがある2015年モデルのMacBook Pro 15インチを購入しました。
個人的には非常に満足しています。最終モデル故の完成度の高さを日々実感しています。
しかし全ての人に2015年モデルをオススメできるかというと微妙なところでもあります。 特に動画編集をメインで考えているなら、新型のグラフィックス性能はかなりスペックアップしていますので、新型の方が快適かもしれません。
ここ最近は新旧の価格差が縮まってきていますので、旧型を勧めにくい状況になってきているのも確かです。
ただし、15インチの新型の標準モデルのSSD容量は旧型と変わらず256GBです。(しかも大容量のSDカードを付け足すことが可能だったSDカードスロットは省かれています。)
これだと、用途によっては結構しんどいかもしれません。 わたしなら新型を買うなら迷わず512GB以上のモデルにします。
一方、13インチに関しては、新型のSSDの容量は旧型の2倍になっているにもかかわらず、新旧の価格差が良い感じに縮まってきているので、SDカードスロットの有無やUSBポートの件が納得できるなら、新型の方がアドバンテージが高いかもしれません。 (また、人によってはリンゴが光るかどうかも重要かもしれませんね。)
Macのノート選びの状況を俯瞰すると、現在はまさに過渡期なんだなぁと改めて感じています。帯に短しタスキに長しなマシンばかり・・。
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2018年2月4日追記:
MacBook Pro 15インチ(2015年モデル)を使い始めて約一年が経ちました。
買って良かった MacBook Pro 15インチ 2015年モデル一昨年の冬に2015年モデルのMacBook Pro 15インチを購入し、それから一年ちょっと経ちました。 それまでは、MacBook Air 11インチを使用していました。 一年ちょっと前の当時は、新型のMacBook Proが出たばかりでしたが、ほぼ迷うことなく2015年モデルをチョイスしました...